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KTN [フォトラン]

NTN(Nagaoka to Niigata)から約1週間。
「今度は加茂からなんていかが?」というお誘いをいただき、
いざ、Kamo to Niigata(以下KTN)です。

毎度のごとく、新潟駅までランで移動し、「チームつるかめ」のくまくまさんと合流。

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新潟駅から各駅停車で580円。加茂市の加茂駅に降り立ちました。
あろうことかデジカメで撮影しおらず、スマホで撮影したものをFacebookにアップしたのを、
保存して使う・・・・・・

午前11時、KTN、加茂駅をスタートです。めざすは自宅。
おそらく距離は40kmくらいでしょうか。

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スタートしてすぐに寄り道・・・・・・加茂山公園です。

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まだ1kmも走っていないのに補給。
「こりすまんじゅう」と「鬼の金棒」です。

近年、暗くなってからしか加茂山公園には来ていないので、
こんなところだったのか・・・と新鮮でした。

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ひたすら県道を直進します。
途中、俺が幼稚園~小学校2年生まで生活していた田上町にちょっと寄り道。
当時住んでいた家は、とっくになくなっていたようですが、
なんとなく周辺には、当時の痕跡も見えて、懐かしかったです。

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田上町のおわりにジェラート休憩。
・・・食ってばっかのような・・・・・・

食べ始めた頃、「にいがた防災メール」で「高温情報」を受信。
元々、暑くなる予報でしたけど、そんなものが出るほど暑くなるのか?

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新潟市(秋葉区)に入りました。
これも毎度ですが、入ったからといってすぐに着かないのが新潟市。
小須戸、新津、横越、亀田とぬけてようやくその先が元々の新潟市です。


県道の細かいアップダウンが続く。
最近、俺はこの手のに異常に弱い・・・・・・
トレランはできるのに、繰り返しつづく緩いアップダウンにはやられるという。

そして暑い。
ゆるい追い風という状況で、走っていると体感的には無風。

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どうにか新津駅までたどり着き、ドムドムバーガーだったコンビニで、
遅い昼食エイド。

余談ですが、中学生の時、よく仲間と新津まで自転車で遊びに行き、
その時は決まってドムドムバーガーで昼食でした。
何十年前だよ?って感じですが。

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能代川の堤防を行く。
とにかく暑い。この時、新津は34℃あったらしい・・・・・・
ヘロヘロになって走る。
暑さ慣らしも兼ねているとはいえ、暑すぎでした。

ひとりならNTNと同じように、走ったり歩いたりしていたと思うが、
くまくまさんがいるので、どうにか踏ん張る。
ペースはかなり遅くて申し訳なかったですが。

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とにかくツライ新津~亀田間をどうにか走り切り、
冷房の効いた「アスパークかめだ」で自販機休憩。
腰を下ろすと動きたくなくなる・・・・・・
しかし、残りあと約10km。動かないことには帰れないのだ。
重い腰を上げ、アスパークを出たところ、暑さもピークを過ぎたのか、
先ほどまでの熱気が無くなっていました。そして風も吹き始める。

あー、身体が重い・・・と言いながら、どうにか自宅まで完走しました。

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Kamo to Niigataルートログ。
自宅から新潟駅までのランも入れて、トータルで45.13km。
6時間31分44(休憩含む)の長距離トレーニングでした。

フルマラソンちょっとですが、疲れたを通り越してくたびれた感じです。
ちょっと長時間走に不安を残した感もありますが。
2週間後の柏崎での100kmマラソンに、この状態で挑戦します。
大会ではないので気は楽ですが、一緒に参加する仲間の中で、
俺が最初にスタミナを使い切る自信があります!
(俺だけが100kmマラソン経験ありですが)

ところでKasiwazakiもKだから、やっぱりKTNですよね。
・・・・・・いったい何キロあるんだよ?90kmくらい?ルートにもよりますが。
でも、このチャレンジ企画おもしろいので、
またどこからか走ってきたいですね。


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NTN [フォトラン]

ガタンゴトン・・・と揺られて、やってきました長岡駅。

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前からやってみたかったことがあって、いよいよ実行に移す時が。

Nagaoka to Niigata

Sizuoka to Yamanasiに倣いまして、NTN。
つまり、長岡駅から新潟市の自宅まで走って帰ります。
事前情報によると総距離55km。数日前に実行したとチームの仲間によると60km近く。

まずは走って新潟駅まで行き、そこから長岡行きの電車に乗り1時間半ほどで到着。

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駅からちょっと歩き、、大手通交差点を11時50分にスタートしました。

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めざせ新潟、です。

しかしECTから5日。まだ全然回復していないようで。
前日のランで、ランニング再開したものの、その疲れもヒシヒシ残っている。
早くも、やっぱりやるなら来週だったかなと思い始める。

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某ウォーキングイベントでは、すぐに国道8号に向かうようですが、
県道を直進していく「川の道」ルートで。
時間があったら海まで行きたいなぁと思うものの、到着予想が19時なので、
よっぽど調子よくないと、ついでに海までとはいかなそう。

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中之島見附インターをくぐって抜ける。
この抜け道の存在を「川の道」の地図で見られていたのは、
今回の計画のために助かりました。

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しかし、そのあとで道を見失う。
国道8号に合流しなければいけないところを、だんだん道を逸れて行き、
どっかで戻らなきゃと、グルグル回ってしまいました。

どうやら、ここで道を考えようと思ってGPSを止めたみたいで、
あっちこっち右往左往したのが記録されてなかったばかりか、
あとでGPSが止まっていることに気付いた時は、
いったいいつから止まっていたんだ・・・と、精神的に疲れた。

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三条市に入って、コンビニで休憩して仕切り直し。

時間はあとで調べられるとして、なによりあと何kmなのかの指標がなくなってしまったのが痛い。
まぁ、とにかく進むしかない。

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三条の町の中。
ご丁寧に1つずつ信号ストップ。
暑くて、停まる度に給水。
足の疲れもひどく、すでにダラダラ状態。
自分の計測より、10kmは多く走ったかのような疲労感だ。

自販機でコーラ1本注入。
これは聞きましたね。コーラが効くって実感したの初めてかも。

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新潟市に入りました。
とはいえ、ここからが本番みたいなもんですね。
長い、デカいなんですよ。

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とにかく、ダラダラと続く、田んぼの中のドストレート。
道の先は見えません。

ちょっと走っては歩き、ちょっと走っては歩き・・・・・・
距離的にはまだタラタラ走れる距離なハズですが、
体力ゲージが回復しきっていなかったので、早くも体力ゼロです。

ずっと曇り。という天気予報を見てきたけど、ポツポツと雨が当たる。
涼しくなってちょうどいいけど。本降りになったら辛いな。
NTNの辛いところは、途中でダメになってもエスケープルートがないところです。
三条までだったら電車に乗れますが、三条を過ぎてしまうと逃げ道なし。
嫌でも、辛くても進むしかありません。
バスはあるんだろうけど、まっすぐ帰れるやつはないんだよね。確か。

もう少し先のコンビニで休憩のつもりだったのですが、あまりにも体が動かないので、
だいぶ手前で休憩。水分を補充し、飲めるバニラアイスを流し込む。

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どこまでも、どこまでも続くストレート。
こんな道を500km走ってから走っていた彼らにはホント頭が下がる。

幸い雨はずっとポツポツ当たる程度。
あいかわらずちょっと走っては歩き、ちょっと走っては歩き。
キロ10分ペース。

日没までに帰りたいと思ったが、だんだん厳しくなってきた。

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19時、白根と黒埼のあいだの大野大橋に着きました。
やっと着いた。ここまで来るともうゴールは目の前。
コンビニでゴールにしたかったので、自宅近くのコンビニを目指す。
天気が悪いこともあって、日没の時間を過ぎるとどんどん暗くなっていく。

できればもう1本早い電車で長岡に行きたかったんだけど起きられなかったんですよね。
始発は無理と諦めてます。乗る前に新潟駅まで走らないといけないわけですし。

日もすっかり暮れた頃、ゴールのコンビニにたどり着きました。

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ルートログ。
刈谷田川のところで道を迷って計測止めてしまったので、きれいな線にならず。
これを1本の線にするために、また挑戦しようっと。
今回のグダグダすぎる内容には、さすがに俺も反省。
来月の100kmマラソン、みんなについて行けるのだろうか・・・・・・

未計測分を手動で計測して、長岡からの走行距離は54kmでした。
かかった時間は8時間ですね。せめて7時間で走りきりたかったんだけどなぁ。

ということで第2回NTNの日まで、まずはゆっくり休みます。


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ECT 2 [フォトラン]

「ECT 1」はコチラから
 → http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2016-06-22

「越後カントリートレイル」後編です。
30km地点まではきたものの、暑さにやられ、足も使い切っている感じ、
残り20kmを5時間以内に行けばいいのだが、果たして間に合うのか・・・・・・

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30~40kmはロード区間。
トレイルの方が暑くないのだろうけど、こっちの方がまだ走れる。
ちっともペースはあがりませんが、とにかく前に進みます。

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道端にも応援団。
ありがとうございます。あっつくないですか?

いくら水を飲んでも足りない気分。桐沢峠の下みたいに湧水でもあればいいけど、
エイドでボトルに水を足してもらうだけじゃ全然足りないよなぁ・・・
「あー!暑い!」と言いながら、走ったり歩いたり。

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金沢まで降りてきました。
ここで地元の方が私設エイドを出していてくださいました。
キーンと冷たい氷水が嬉しい。
「そこにも入れて行っていいよー」と言っていただいたので、
ありがたく、ボトルに冷たい水を補充。

それにしても里に下りてくると暑いが応援が熱い。
声援に鳴り物に、笑顔にハイタッチにと、それまでヘトヘトでも、
自然とこっちも笑顔で走れてしまう。
町民体育大会のある町は応援慣れしてますね。
長岡市に合併しちゃったけど今もあるのかな?
部落対抗の体育大会。
俺にとっては小学校の運動会と、町民体育大会とで運動会が2回あるみたいで、
当時は嬉しくなかったですけど。

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里を走っている間、あちこちで私設エイドがあるおかげで、
水が豊富に摂れて、とても助かりました。

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ここから再びコースはトレイルへ。
里ではまわりに沢山見えたランナーが、山に入るとパッタリと見えなくなる。
足がいっぱいいっぱいなのは前からですが、
暑さにやられているのか、走って頭が揺れると頭がガンガンと痛み走れず。
登りが走れないだけならともかく、下りでも走れないので、
仕方がないのでとにかく前に向かって進む。

時間はある。八石山の上までは歩いてもいいことにしよう・・・・・・

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山の中でお地蔵さんと出会いました。
普段は藪ボーボーなんだろうなと思うこの道も、徒歩での移動がメインだった時代には、
ここもそれなりの人通りがあったんでしょうね。

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どうにか山をぬけて、ふたたび舗装路に。
せめて舗装区間くらいは・・・と思うものの、やはり頭痛で走れず。

スタッフに「この上がエイドです」と言われ、ステーキハウス八石に上がる坂を登りはじめる。
色とりどりの幟に「ステーキ」だとか「カレーライス」だとか書かれている。
ああああ、喰いてぇぇぇぇぇ
坂を登ってカーブを曲がると・・・また坂・・・・・・おおう、そんなに上にあるのかい・・・・・・

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第5エイド「ステーキハウス八石前」にたどり着きました。
ここでだいたい40km地点です。残り10kmを3時間半。
身体はいっぱいいっぱいだけど、これなら行けるだろう。たぶん。
何度も補充してもらっているボトルも、とっくにからっぽで、
ここでも水を詰めてもらう。
自前で持ってきた40km地点用のゼリーやら補給食を摂り、
半分だけ残しておいた経口補水液ゼリーもここで摂取。
残り10kmですが、ここから八石山(はちこくやま)に登ります。
ここでの補給がしっかり効いてくれるといいのですが。

座って補給していたら、動きたくない気分になりましたが、
もちろんこんなところで終わるつもりはないので、根っこが生えてくる前にリスタート。

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林道を外れ、八石山の登山道へ。
心境は、40km歩いてきてから山本山を登らされる河岸段丘ウォークみたい。
コースマップによると、「岩場の急登」があるんだよな、どんなところだろう。

と、思っていたら始まりました。急な斜面に垂れ下がるロープ。
な、なんて場所だ。
ロープを握り、、1歩1歩、慎重に足を進めていく。
こりゃあ、40kmきた足にはツライぞ・・・しっかりと山側に体を倒していないと、
フラフラして後ろに引っ張られる。落ちたら痛いじゃすまんだろなぁ。
よかった、事前に二王子岳の「油こぼし」に行っていて
あそこは登りはロープなかったものの、なんというか似たような体験をしていたことで、
気持ちにゆとりができました。

おっしゃ、登りきった。

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そう思って上を見ると、次のロープが見えるという・・・・・・
その繰り返しでした。
マジですか・・・・・・
途中で写真を撮る余裕もなく、下を見ると引き込まれそうだったので、
とにかくよじ登る。足はフラフラでしたが腕は無事だったので、
時には腕力に任せて登る。
コレ、ロープが切れたらアウトなので、基本的にダメですが。


やっとの思いで登りきって八石の稜線に出たものの、完全にバテバテ。
さっきの補給もこの登りで使い切ったよなぁ・・・という感じ。
山頂までヨレヨレと歩く。

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八石山山頂(518m)です。
ここに来るのは小学生の時に遠足で登って以来。
でも、全然、記憶にある場所と違った風景。
あれ?昔は山頂まで来なかったのかな?登ったと思っていたんだけど。

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ここもまた見晴らしがいいですね。

ぐったり疲れ切って、頭痛も継続していたので、もうまったく走れる気がしませんでしたが、
ここからはあとは下山して、ゴールの森林公園を目指すのみです。
残り2時間半。やはりだいぶ時間がかかってます。
歩いても間に合うと思っていたけど、余裕こいてると足りないよな。
森林公園もちょっと上の方だし。
覚悟を決めて、傾斜と重力の力を借りて走ることに。
足は思ったより動くのですが、
「あーたーまーがーいーたーいーー」
と言いながら走っていました。段差を1つ降りるたびにガンガン痛む。
しかし、それも次第に収まってきました。

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八王子に降りてきました。
第6エイドのある場所です。ここもまたあちこちで住民の方に声をかけていただく。
エイドで補給。きゅうり漬がうまい!
ここが最後のエイドなので、しっかり補給し、もちろんボトルも満水に。
いったいこの日、何リットルの水を飲んだのだろう・・・・・・

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八王子からはもうロードだと思っていたら、やっぱりまだあったトレイル。
ここは最後の頑張りどころだ、とせっせと走る。
気温が落ち着いたか、暑さのピークを過ぎたのか、単純に森の中だからか、
暑さも気にならなくなってきました。
平野に降りたらもう走らないぞ・・・そんなことを考えながら走る。

トレイルを抜けて猿橋に着いたところで、GPSが50kmを表示。
50kmのコースじゃないのか?はい、50kmじゃ終わりません。
まぁ今回は要綱かどこかにも(53km)って書いてありましたし、
高低差表を見れば、50kmよりも先まで書かれています。
もー慣れっこなので50kmきっかりで終わるなんて思ってません。

ここでもまた私設エイド。水と炭酸ジュースをもらい、頭からシャワーで水をかぶり、
たくさんの応援をいただき、平野に降りたらもう走らないと思っていたに、
あちこちで待っていてくださるものだから、こうなると歩いていられないですね。
「ありがとー!」と手を振りながらのランは、すでにビクトリーロードの様である。

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相野原からは、田んぼの砂利道へ。

ここでポツポツとあたるものが・・・・・・雨?
なんと、あれだけ日差しが強く、のぼせるような暑さだったというのに、
ここにきて雨が降ってきたのです。
恵みの雨ですが、降るならもっと早く降ってほしかった!
なんて言っても天候は思うようになんてなりませんが。

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俺が住んでいた新町は田んぼの向こう。
変わらないというか、変わったというか。

誰もいないので、歩いても良さそうな気もするが、
ここまで来ると、もう根性で走っている。
こんなところで歩いていたら100kmなんて走れないだろっ
自分を叱咤して重い足で走る。

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楢沢(ならさわ)の応援は、秋のTRCの時からさらにパワーアップ。
ありがとうございます!ありがとうございます!
まるで選挙の街宣車のように走る。

楢沢を抜け森林公園が見えた時にはホッとしました。

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森林公園に入っても、ゴールが上なのでまだまだ登る。
ここまできたらもう歩きたくないので、走る。

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朝くぐったゲートが見えました。
やっと着いた~~!!

9時間9分で、初めての50kmトレイル、どうにか完走しました。
走る前は正直、絶対無理だと思ってました。
どうにかそんな気持ちを振り払って、前へ進むことだけ考えて走りました。
25kmくらいから八石の上まではだいぶ歩きましたが、
なんとか間に合った・・・・・・
やっぱり、歩いていたら間に合わなかったね。
今回は、ど根性の勝利です。

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ルートログ。ASがエイドです。
小国と小千谷を走ります。
どうもいまだに小国が長岡だというのに慣れなくて、
標識を見て
「へー、ここから長岡に行けるんだー・・・・・・あ、小国も長岡なのか・・・と、何度も思った。


とにかく、どこへ行っても大応援団で待っていてくれて、
本当にうれしかったです。
たくさんの応援ありがとうございました。
応援がなかったら、たぶん間に合わなかった。


元住民として、小国で新潟県最長のトレラン大会が開催されたのは、嬉しく思います。
これからは、大会がなくても人が集まる小国になっていくといいですね。
大自然に囲まれるにはいいけど、1階が埋まるくらい雪が積もるところなので、
生活するには厳しいところですが。


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ECT 1 [フォトラン]

小国町(現 長岡市小国)で開催された「越後カントリートレイル」に参加してきました。
ここ最近、ちょこちょこ山に入っていたのは、これに向けてというのもあったのです。
昨秋に参加した「TRCおぐに」の時に、この大会が開催されることを知り、
「ぜひ出たい」と決めていました。
ただ、初めての50kmものトレイルランということで、前日まで「全然完走できる気がしない!」と、
もやもやしていました。

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会場はもちろん「おぐに森林公園」です。
翌日の地元紙によると参加ランナーは240人とのこと。

ちょっと涼しいかなーなんて、この時は思っていました。

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「スタートの合図でこの幕があがります。はい、スタート」
・・・え?スタート?
午前6時、どよめきの中、50kmの旅が始まりました。

制限時間は10時間。スタート前に配られた地図を見たら、途中に関門もあり、
え?俺、通過できるんだろうか・・・と不安が増大しましたが、
まぁスタートしたらもう前に進むだけです。

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しばらくは秋のTRCと同じルートを行きます。
堀の度に渋滞になります。まだまだランナーもばらけないのでしょうがないですね。
焦らず焦らず。

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TRCで第1エイドだったあたりでTRCのコースから外れました。
朝日が気持ちいい林道です。

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法末(ほっすえ)に来ました。
朝から大応援団で出迎えていただきました。

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法末が第1エイド、山菜でおもてなし。

ゆっくりしていきたいのは山々なのですが、
自分の走力からすると、制限時間10時間というのはかなり厳しい設定です。
のんびりしている時間はないと、水分摂って再スタート。

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ふたたび山の中へ。
途中、またTRCのコースを通って、違う方へ抜けたようです。
混雑はなくなりましたが、まだまだランナーはつながって走っている状態。

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城山の山頂に出ました。
突然、視界が開けたって感じ。

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山頂からの小千谷(おぢや)の眺め。
これは気持ちのいい場所ですねー。
ここだけ後日登りに来るのもアリかも。

ハイカーの方も山頂にいらっしゃいました。
きっと地元の方に人気の山なんでしょうね。

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山頂からは一気に駆け下ります。

この頃から、だいぶ暑さを感じるように。
事前の天気予報で30℃まであがる予報。
こりゃあ、暑くなりそうだ。

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小千谷の時水が第2エイド。
ここでさっそく、頭から水をかけてもらいます。
つめたくて気持ちがいい。そうめんももらって体の中からも冷却。

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城山を降りてきたら、今度は丸山に登ります。

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丸山山頂から。小千谷方面。
この頃から、あまり前後にランナーが見えなくなっていました。
ちょっとペースを落としたりすると後ろからきたりするのですが。
ほとんど単独行のような状態。
コースがしっかり作られているので、迷う心配はなさそうですし、
迷いそうなところには看板やら、誘導員がいるので、安心してよさそうです。

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このコース、山間のトレイルを行きますが(トレランですからね)
エイドが里にあります。
ということで、山と里を行ったり来たり。登ったら下るの繰り返し。

第3エイドの白山運動公園で、持参したアミノ酸ゼリーやら補給食を摂取。
ロードの50kmではそんなに持たないって程持って、
(俺はフルマラソンの時は、ゼリーを1個持つくらいです)
20km、40kmの2か所でマイ補給食を摂る計画で。

第3エイドを出たら、さっき下りてきたばかりの丸山に再び登ります。
この頃から、暑さがさらに増大・・・・・・
白山運動公園から2km程ロード区間が続いたのもあると思いますが、
そろそろヒシヒシと疲労感。

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ああ、丸山のてっぺんはまだか・・・と思ったら分岐点。
丸山から降りてきた時に通った桐沢峠ではないですか、
あ、丸山はまた上まで行かなくていいのか。
この時、城山方面から最終ランナーらしい人が来たみたいでした。

桐沢峠からの下り。
あー、暑い。下りなのに足が動かない。
GPS時計が25kmと表示。ここで距離的には中間地点ということになります。
トレランの場合、100kmウルトラ以上に、距離的に中間だからなんだって気もしますが。
3時間48分が経過。
あと25kmを6時間12分。だいぶ貯金というか貯タイムができています。

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エチゴのカントリーのトレイルです。

森を抜けたら、とたんに熱気がボワッと。
直射日光というより、地面からの輻射熱が半端ない。
この日の小国の気温はわかりませんが、長岡市が32℃だったので、
小国盆地はそれ以上あったのでは・・・・・・

日陰もなく、やっと木陰を見つけても・・・・・・涼しくない。
もうバテバテで、下り区間だというのに、ヨレヨレと走っていました。

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このお不動様の水場には、命拾いしました。
冷たい湧水で顔を洗って、飲んで、シャキッとしました。

しかし、それもあっという間。
とにかく暑い。
風もまったくない。

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桐沢(きりさわ)に着いたら、大応援団が待っていてくれました。
すごい歓迎っぷりです。
ここだけではなく、途中の田んぼでも、作業中のじーちゃんに「ガンバレー」って言ってもらいました。

桐沢は友人がいたので、家から小学生当時にはかなりありましたが、
何度か自転車こいで遊びに来たことがあります。
だいぶ目線の高さが違うので、どこがどうだったかわかりませんが。

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30kmちょっと手前の第4エイド、せせらぎ公園まできました。
盆地の底を流れる渋海川(しぶみがわ)のそばにある公園ということで、
ここがコースで一番低いところになるかと思います。

ボトルに水を詰めてもらって、補給をし、頭と体にザバザバとかけ水をして冷却。
頭からかぶったって、どうせすぐに乾いてしまうんです。
気温が高い予報だったので、今回、初めてゼリータイプの経口補水液を持ってきてみました。
ここで摂取。うめぇ!!(これってそんなにおいしいものなんだっけ?)
1つしか持ってなかったので、これからの暑さを考え、半分だけ飲んでバックパックへ。


あと約20km、残り時間5時間。
歩いても間に合いそうだな・・・・・だいぶ暑さにやられていたけど、
時間に余裕があるのだけが、心の支えでした。

しかし、本当に余裕はあるのか?

その答えは、次回あきらかに・・・!


つづく。


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丘陵公園リレーマラソン [フォトラン]

今年も、この季節がやってきました。
長岡市の国営越後丘陵公園で開催される「丘陵公園リレーマラソン」
「チームつるかめ」もう7回目の挑戦です。
今年も14人のランナーが集まったため、「紅」「白」の2チーム体制となりました。

毎年、何らかのトラブルが発生する我々ですが、
いきなりスタート前にメンバーが2人抜ける・・・・・・
(気にしないでまずはゆっくり休んでくれ!来年頑張ってくれよ)
急遽、メンバーの組み直し、周回数の変更を迫られる。
う~ん、これは久しぶりにヒヤヒヤなレース展開になりそうな予感。

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それでも、みんなで力を合わせてゴールを目指すしかない!
「チームつるかめ」ファイト!!

リレーマラソンは4~10人のチームでタスキをつないで、
丘陵公園内に特設された1周2kmのコースを周回し、
42.195kmを4時間以内に走ります。
「チームつるかめ」は一人あたりの分担は、走力に合わせて1~5回となってます。
走力のある人もいれば、今回が大会初挑戦、2km走れるかも心配・・・
という人もいるのが「チームつるかめ」。
目指すのはみんなで力を合わせて制限時間以内完走!です。

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今年も快晴の長岡市。気温28℃だとか・・・・・・
毎年この日は晴れて30℃近くなるよね。5月なのに。

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タスキをつなぐ。

各チームとも、順調だけど、やはり周回数が多くなった分、
すぐに自分の番が回ってくるために、疲労感は隠せないようだ。

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この大会は自分たちで計測です。
公式にも計測はされていますが、基本的に自分たちでの管理になります。

あっつい中での計測も大変です。

そういえば、スマホでリアルタイムに順位が見られるようで、
他チームの方がチェックしているのを見かけましたが、
まー、我々は上位を狙うチームではありませんんしねぇ。
タイム狙いメンバーの他に10人くらい集まるようになれば、
1チームはそんなチームを編成し、お食事券を狙ってもいいと思いますが。

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今年も320チームほどが参加したようです。

俺は今年も第1走者を務めましたが、昨年のように他のランナーにもまれることなく、
最後尾から悠々とスタートしたのですが、そんなに渋滞ってほどは混みませんでしたね。
ここで自分の走りをまとめますが、
第1走者だった1周目は距離もちょっと長いこともあって10分14まぁそんなもんか。
2回目9分46、暑いので抑え気味とは思っているけど、なんだかペースがあがらない。
3回目、とばそうと思うものの身体がついて来ない感じ。1kmを過ぎ登りでタラタラ走っていたら、
2週間前に520km走った人に抜かれた・・・・・・マジかー。回復力もウルトラ級ですね。
せめて食いつこうと踏ん張るものの、どんどん離される。マジかー。
銀のねこさんに引っ張ってもらった感じで8分41。
今度こそ!の4回目、やはり気持ちはあるが身体がついて来ない。
去年まではヒーヒー言って走ってたのに、呼吸も落ち着いている。8分56。
ラストの5回目(アンカーではない)最後くらいいいタイムを残したい・・・と思うも、
8分54で終了。
う~~ん、今年は頑張りきれなかったなぁ・・・と反省しきりでした。
このところ足をかばってスピード練習をしてなかったので、しょうがないですけどね。
でもさ2kmをそのタイムで走ってんだから、キロ4分30くらいってことでしょ?
・・・・・・俺、普段、そんなに速く走りませんて・・・・・・


・・・・・・ってことはまだ上を目指せるってことかな。

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タスキは無事につながっていき、半分を過ぎる頃には、
この調子で行けば、どちらのチームも余裕をもって完走できそうと予測もたち、総監督は安堵しました。

安堵はしましたけど、自分の番が3人おきくらいにまわってくるので、
のんびりできないうえ、ほとんど写真も撮れずでしたが。

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「白」が先にゴールし、少し遅れて「紅」のアンカーも戻ってきました。
リレーマラソンは、ゴールゲートはみんなでくぐれます。

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さぁ、完走だ。

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「チームつるかめ」今年もみんなで力を合わせて頑張りました。

「チームつるかめ 紅」 3時間32分52秒542
「チームつるかめ 白」 3時間27分09秒618

予定以上の周回数をまわることになりましたが、みんな頑張りました。

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今年も10秒セルフタイマー5連写でジャンプ!
撤収が進む丘陵公園でキャーキャー言って遊んでいたのが我々です。
4回やっても全員揃わないところは相変わらずです・・・・・・

楽しそうなチームだな、と思ったら気軽に遊びに来てください。
今後も、
「1周しかできないから・・・」「遅いからみんなに迷惑が・・・」
そんな心配、チームつるかめには一切不要!
挑戦したい、みんなと楽しく走ってみたい、そんな気持ちがあれば大歓迎。
みんなで力を合わせて完走しましょう。

というチームの方針は変わりませんので。

この日の様子は「チームつるかめ」会長 藤田うににん市男さんのブログでも読むことができます。
 → 新潟日報モアブログ藤田市男のライトエッセイ「本日、脱水症状につき」


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応援 [フォトラン]

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今年は諸事情により、基本的にウルトラ以外にはエントリーしていないのですが、
県内で大会が開催されると、仲間の応援に出かけています。

なんだかんだで、毎週のようにマラソン大会に出かけています・・・・・・

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時には「行くよー」と言わずに、田んぼの真ん中に立って待ってみたり。

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「白根」の時には首から「つるかめ看板」を掛けていたのですが、
走り抜けていくランナーがまじまじと、看板を読んでいく視線を感じます。
大抵の人は、「なんだろう・・・?」という表情で通過していきますが。
時には「それなに!?」と言ってくれる方も。

あー、ウチのチームのマークです( ̄▽ ̄)

近くで見ないとわかりませんが、会長がデザインしたものを、俺が忠実に切り絵にしております。
数年前のリレーマラソンの際に、とりあえず作ったのですが、
結局、正式版を作らないまま早数年・・・今年もきっとこれです。

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このところ、日曜日は天気がいいですね。
エントリーしなくて良かったなぁ、なんて思ってみたり・・・・・・
みなさん、暑い中、風の強い中、お疲れ様でした。

俺も走ってないのに激しく日焼けしております。


そして、これはゴールデンウィーク中のこと。
4月の30日に東京の荒川河口をスタートして、荒川源流から長野県に山越えし、
信濃川(千曲川)源流から、川をたどって新潟県に入り、新潟市の信濃川河口まで走るという、
最長で520kmにもおよぶマラソン大会が今年も開催されました。
・・・もちろん俺は出ていませんが・・・・・・
俺がランナーになるきっかけをくれた「銀のねこ」さんが、なんと出場するということで、
4月4日にコースを車で逆走して、応援に行くことにしました。
勝手に、ゴールするのは5日になってからだろうなーと、思っていたのですが、
4日の時点ですでに新潟県入り。は、速い・・・
小千谷あたりで会えるんじゃ?なんて言ってたのに、長岡市に入っているという情報。
・・・は、速い・・・・・・
見附のあたりで、ちょこっと併走応援ランさせていただきました。

その帰り、このまま行くと今夜中にゴールできそうなんて、
一緒に応援に行った「チームつるかめ」のくまくまさんと話をし、
こうなったらまた夜も応援に行くしかないよね!
と話がまとまり、夜中に集まって今度は歩いてコースを逆走。

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日付が変わるころ、銀のねこさんをみつけました。
そこから併走応援ラン。
ペースとしては歩いているのと数字上は変わりありませんが、
しっかりとした足取りで走っています。
とてもここまで500kmも走ってきたとは思えません。

俺は以前に「佐渡一周」に出て2晩走ったことがありますが、
「川の道」はこれで5夜目。2夜でも眠気と疲労で辛かったのに5夜ですもんね。
(注・どちらの大会も途中で睡眠はとれます)

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新潟市の関屋分水河口で、ついに太平洋から日本海まで日本横断達成。
ここには「川の道岬」という名前が付けられていました。

関屋分水に入ると、深夜にも関わらず、
俺たちの他にも続々と、銀のねこさんの応援に仲間が駆け付ける。
この点、ゴールが地元の特権ですね。

太平洋から日本海に出てゴールにはなりません。
なんと、3kmちょっと引き返して中央区の「ホンマ健康ランド」がゴールになっています。
大勢の仲間を引き連れての凱旋ラン。

午前3時12分、520kmを114時間12分で銀のねこさん完走。
数字がすごすぎて、もうなんだかよくわからない・・・・・・
とにかく、おめでとうございました。


そしてそして、その2時間後、俺とくまくまさんは「つるかめ」の岩室林道練習会に出発・・・・・・
なにやってんだか、と思いつつ、「川の道」のゴールに立ち会えたことは、とても嬉しかったです。
練習会のあとも「川の道」のコースに行き、まだまだ走り続けているランナーに声援を送りながら、
帰ってきました。

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後日撮影の「川の道岬」に日が沈む。
長い長い距離を戦ってきたランナーに敬意を表し、俺は今後ここを「川の道岬」と呼ぶことにしました。
今までは「関屋分水のタコ公園の反対側のでっぱり」でしたから、
ずいぶん立派な名前が付きました。


さーて、足の調子もだいぶ上向いてきたことだし、
俺もそろそろ次の大会に向けて、調整していかないとな~~


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【Cyber-shot DSC-RX100M2】


信濃川河岸段丘ウォーク [フォトラン]

毎年4月29日に開催される「第29回 信濃川河岸段丘ウォーク」に参加してきました。
ウルトラマラソンの5日後でしたが、今年ももちろん「津南50km」に当日エントリーで参加です。
もう行くってわかっているのに、割増料金になる当日エントリーしている俺・・・・・・
我ながら、何やってるんだろうと思わずにいられない。

今年はなんと雨予報。
振り返ってみると、初めて参加した時は雨の中歩いた記憶がありますが、
その後5年間、この日は晴れていました。
雨か・・・まぁ、雨のことだってあるか。

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深夜のシャトルバスに乗り、スタート地点の津南駅へ。
午前6時30分、雨の中「津南50km」スタートです。
ウルトラの5日後ということで、今年も完全ウォーク宣言。
・・・・・・いや、ウォーキング大会だから、本来、それが正しいのですけど。

今年は、上越からラン友のnariさんが来てくださいました。
なんと心強い。津南50kmに出るには、小千谷を真っ暗な時間に出るシャトルバスに乗らざるを得ず、
好きな大会なんですけど、なかなか人に薦めづらいんですよね。
nariさんは身体が温まるまでは歩くとのことで、しばらく話をしながら歩きます。

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どうなるやら・・・と思う程、時折強く降っていた雨も、次第に眩しい光が射すように。

今回はもちろん雨具装備です。
たまにはこんな時もいいか。せっかく持ってるんだし、使う機会もないと。

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越後田沢の駅辺り。
このあたりからnariさんが先行。
俺は太もものサポーターがずり落ちてきてしまったのを、トイレに寄って直したり。

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雨は降ったりやんだりですが、気になるような降りではなかったですね。

ウルトラ明け(?)なので、走る気はなかったんですが、
nariさんに合わせて、早歩き気味にスタートして、そのペースを維持していたので、
今年は最後尾になることはなかったですね。
もっとゆっくり歩いてもいいんだろうけど・・・と思いつつ、なんとなくそのリズムから外れたくなく。

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毎年ご挨拶しているお地蔵さん。
また今年も来ましたよ。
今年は桜も早かったし、雨降りですね~~
話しかけながら撮影。
しかし、いい顔してますね。

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この車、農作業車?かわいいなぁ。
荷台にテント張って旅してみたいですね。
作業用なら山も登れるんだろう、たぶん。

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津南から、十日町を抜け、「川西坂(俺が勝手にそう呼んでいるだけです)」で段丘崖を登り、
川西へ入ります。
川西に入ったら楽しみにしているトン汁エイド。
毎年、このために参加していると言っても過言ではない?

このあたりが中間点になりますが、スタートから5時間が経過。
まぁ、いい調子かな。
だいたい去年と同じペースです。

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このまま上がってくれるもんだと思っていたのが、再び強くなる雨脚。
そっかー、傘ね。
どうせ道路を行くウォーキング大会なんだから、傘って手もあったなぁ。
雨具も快適ですが、どうしても顔が濡れるので。

千手観音に着き、大会中に初めて(だと思う)境内に入ってみる。
久しぶりに境内に入ったので、見えるんだっけ?と覗き込んで見ましたが、
あんまりよく見えませんでしたね。
この先の道中の無事を願う。

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いつも一直線に水仙が並んでいるのですが、どうやら桜にも遅ければ、
今年は水仙にも遅いようで・・・・・・
なにげに楽しみにしているのに、これまたさびしいなぁと思いながら歩く。

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嬉しいことに、まだ咲いているものもあって、それだけでテンションが上がる。

走って参加していた頃は、このストレートで25kmの部の大量の参加者に、
「50kmだって!」とゼッケンを指されまくったもんですが、近年はほとんど人に会わない。

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日が射してきたなーと見上げると、ハート型の晴れ間。

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「30kmの壁」(俺がそう呼んでいるだけです)まで来ました。
相変わらず速足継続。もうこの調子で行ってしまおう。

この坂の先に「ゴールまで残り19km」の表示発見。
そんな中途半端な数字ださんで、坂のとこに「残り20km」で出しとけばよくない?
色々看板設置にも苦労があるんでしょうか。

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「30kmの壁」を登りきって、十日町方面を振り返る。
雨は降ったりやんだり。

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真人でふたたびトン汁をいただく。
ここは本来、「津南50km」のトン汁ポイントではないのですが、
毎年、「食べて休んで行って」と言っていただき、大盛りで用意してくれるので、
ありがたくいただきます。
ここのトン汁は山菜が入っているのが特徴です。
あまりに盛りが良くて、いつも受け取った瞬間、カップを割ってしまうので、
今年は慎重に受け取りました。

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現在、全面通行止めになっているところ、ここだけコース変更になるのかな?
と思っていたんですが、着いてみたら、堂々の直進矢印。
まぁ、祝日で工事は行われていないので、いいのかもしれませんけど。
現在、道路の拡幅工事中のようです。たしかに歩道がなくて狭い路側帯しかなかったよな~

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越後川口インターのそばを通過し、さぁ、残り10kmをきってからの最大の難所、
山本山に突入です。

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えげつない斜度の坂が続くのですが、ペースを変えずにえっさえっさと登る。
ここでランニングしたら、坂に強くなれるんだろうなと思うけど、
練習に来るにはちょっと遠いんですよね。
ちょっと走ってみる。おお!?走れる!?
うーん、やっぱり春のウルトラに向けて走りこんだ成果はちゃんとあるんだなぁ。
・・・・・・富士五湖はダメだったけど。
伊豆大島からの回復中に無理して、以来足が痛むので、さすがに走るのはすぐやめました。
これでまた悪くするわけにいかないし。

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山本山の坂、登りきりました。(山頂は別の所です)
菜の花畑もいい感じに育っていました。
やはり今年は全般的に「ちょっと早い」んでしょうかね。

山本山は登ったら今度はすぐに急な下りに変わります。
ここでは走ることはせずに、地道に下ります。

JRの水力発電所が15時まで特別公開されているのですが、
ちょうど着いたのが15時頃で、今年は行けませんでした。
nariさんによると新幹線ストラップがもらえたそうです。
やはり「津南50km」で見学しようと思うと、多少走ってこないと間に合いませんね。

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小千谷の町中に入りました。
しばらく段丘崖の縁を歩いていきます。
さすがに疲れの色が出てきますが、まだまだペース一定で。

ここもまた、桜の時期が遅くなると、とてもきれいなところです。

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ゴール地点の「小千谷サンプラザ」に到着。
ゴール受付で、ゼッケン番号を申告。
記録は9時間と5分でした。
去年も完全ウォークでしたが、今年は早歩きで来たため31分早い到着になりました。
(おかげで翌日激しい尻の筋肉痛になり、動くのがつらかった・・・)
これで6回目の完歩です。
雨の河岸段丘ウォークでしたが、6回目とのなると雨降りも見慣れた風景にいいアクセントでした。
時折雲間から射す眩しい光もきれいで、楽しめました。
やっぱり好きだなぁ妻有。
初参加だったnariさんにも気に入っていただけたようで、河岸段丘ウォークファンとして嬉しい限り。


来年は、第30回大会となるようで、なにか記念大会になるのでしょうか?
もちろん来年も「津南50km」に参加し7回目の完歩を目指します。

【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】


FUJI 5 LAKES -2- [フォトラン]

その1から読む場合はコチラから・・・
 ⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2016-04-27

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富士五湖3つ目、精進湖(しょうじこ)までまわってきました。
5つのうちで一番小さい精進湖ですが、1周しようと思うとそれなりに大きい。

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精進湖民宿村に入るところで、他の部門のランナーとはお別れ。
ここから本栖湖に向かうのは5LAKESのランナーのみです。

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本栖湖を1周して戻ってきたランナーと、エール交換しながら下っていきます。
行きは下りだけど、戻ってくる時は上りだな・・・・・・

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本栖湖手前、道路を横断するために今年ももちろん「地下道通る」
ここにきて階段ってのは、自分のリズムで走れないので辛いところ。

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本栖湖に着いたところが、75km第4関門。
ここも制限の30分前に通過。70kmを越えると身体の疲労が激しくなってきます。
2か所目のトランジット袋受け取りポイントなので、袋を受け取ってアミノ酸ゼリーを飲む。
この先もうアミノ酸補給できないしな・・・と、半分だけ飲んでポケットに入れ、
100km過ぎで飲むことにしました。

エイドで固形物摂って、水分摂って、早々に再出発。

去年は本栖湖でだいぶ歩いてしまったんですよね。時間はまだある。
ここで歩かなければ完走は見える・・・・・・

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精進湖前から時々まぶしい日が射していましたが、本栖湖は濃霧。
こうなると、もはや海に見える。
日差しが暑いなと思ったハズが、今度は霧のおかげで少し肌寒い。

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ここから歩き癖がついたんだよな・・・という坂を今年は走って登り、
「1000円紙幣の裏の富士山」ポイントにあるエイドに到着。

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もちろん濃霧のため、今年も1000円札の絵は見ることができず。

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ここで歩かなければ・・・!!
と思うのだけど、湖畔を行くようで、じつはアップダウンが多い。
走っていると、ダウンなんてほとんどなくてアップばかりな気がする。

あの坂ばかりの伊豆大島だって走ったんだ、こんな坂に負けられない。
そう思うも、思うように走れない。

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くそー、また上りか!?
こんなに上りばかりだったろうか?

歩いているランナーを見ると、自分も歩いてしまおうという誘惑にかられる。
だめだめ、今年は本栖湖では1歩も歩かない。
気を引き締めて、とにかく前に進む。

やっとのことで本栖湖をまわり、先ほど関門だったエイドに戻ってきた。
俺が来てから30分後に閉鎖されているので、閑散としている。
軽く補給して再スタート。
身体はかなり重い。痛み止め飲もうか?
昨年はここで痛み止めの薬を飲んだ。今年もポーチには入っている。
でも、痛み止めを飲んで走り続けた反動に昨年は参ったので、
念のために持ってはいるものの、反動が怖くてあれから1年、飲んだことがない。
うん、やっぱり飲まないでおこう。
疲労は強いけど、どこかが激しく痛むわけでもない。

さぁ、ここから富士北麓公園まで戻るぞ。去年より時間はある。大丈夫さ。

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復路ももちろん、交差点を横断するために「地下道通る」
階段のリズムが憎い。坂の方の角度もつらい。
頑張れ、前の人。

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下ってきたのだから、当然、精進湖までは上り。
もう本栖湖からずっと登ってばかりな気がする。
どこかで下っているハズなんだけど、下った記憶なんてない。

精進湖まで戻ってきたが、民宿村の平坦な道路でも体が重い。

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さあ、精進湖から西湖までの、長い長い上り坂。
さすがに歩こうか?とチラッと頭をかすめるが、
去年の俺にできて、今年の俺にできないハズがない。
と強い決意で走ってあがる。
もちろん駆け上がるなんてことはできないので、
歩いているのとペースは変わりなかったかもしれませんが。

「吉田うどん」のエイドで、また食べる。
去年は、食べていて間に合うのか?という時間だったけど、1杯いただくくらいの時間はありそう。

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西湖までもどってきて、もうすぐ関門だというのに、ここにきてまた上り。
あれ?さっきまで時間があったハズなのに、ずいぶん余裕がなくなっている。
とにかく上がらんば・・・と、上るも先が見えない。
あと数キロで関門・・・・・・
いよいよ時間がない。足も上がらない。
関門を突破できたとして、この先、行けるんだろうか。
いっそここで終わってしまった方がいいんじゃ・・・・・・
余計な思いが頭を駆け巡る。
身体はいっぱいいっぱい。とにかく上るしかない・・・・・・

98.9km第6関門に閉鎖3分前に到着。
余裕があったのに、結局、去年と同じ時間だ。

・・・・・・はぁ、着いてしまったな・・・・・・

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この関門で飲もうと思ってポケットに入れていた、アミノ酸ゼリーの残りを飲む。
エイドで補給しているうちに、関門が閉鎖される。

ここで「終わりです」って宣言されていた方が幸せだったかもな。
でも、通っちゃったしな、行けるところまで行くしかないか。
とりあえず最後の関門、ステラシアター(113km)に18時までには着きたいという目標。
最後は登り坂だから、残り5kmでも1時間は欲しいからだ。

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もう頑張ってもキロ8~9分ペース。
歩いているよりはマシな程度。
どうにか100km地点は越えた。

ふと振り返ると・・・・・・あ、あれはもしかして回収車!?
うわー、関門は突破したけど、あれがくるのか・・・・・・
いや、まだ距離はある。

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よっし、西湖の端が見えた。せめてあそこまでは・・・・・・
後ろでエンジン音がする。
追い越し禁止区間じゃないんだから、気にせずに追い越してくれよと、
後ろの車に合図をしようと振り向いたら、
回収車がいた。
もう来たのかー!?ここで終わりか・・・・・・
と、覚悟を決めたのだが、なんだかあちらからは止めないようだ。
そうか、一応まだ制限時間は残っているわけだから、
こちらから止めますと言わない限りは、走らせてくれるのか。

しかし、真後ろから付いてくるエンジン音。
な、なんというプレッシャー!!
最後尾初体験の俺はドッキドキである。
やめれってか?もうあきらめれってか!?

はいはい、わかりましたと覚悟した時、俺の前にランナーが見えた。
こうなると困ったもので、前の人より先に終わりたくねぇなんて思ってしまう。
俺はあんたより長く走るぜ・・・!
見知らぬランナーに勝手に対抗心を燃やし、後ろからのプレッシャーを受けつつ、
走り続ける。

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西湖と河口湖の間にある、あの急な坂まで来た。
あー、この先のエイドで終了かな・・・・・・
エイドに入る。回収車はエイドの手前で止まる。「待ってますよ」と言わんばかりに。
参ったなぁ・・・と苦笑いで、エイドで給水。
もうこの給水だって必要のないものかもしれない。
さて、ここまでかなと思いながら、コースに戻ろうとするも、
やはりあちらからは止めないみたいだ。
それどころか、エイドにいた他のランナーがリタイヤするのを回収している様子。
いいのかい?止めなければ俺は逃げるぞ!!
逃げられるところまで逃げてやるー!とエイドを出る。

戻ってきたぜ河口湖。
ホッとしたのもつかの間、真後ろからエンジン音。
・・・もう来ましたか・・・・・・
しかし、俺の前にランナーがいる。あの人に負けたくない。
もう足はフラフラで、路面の細かい段差でよろめく。
時計を見る。もう明らかに最終関門の制限時間にすら間に合わない時間だ。
どれくらい走っていたでしょうか。
前にいたランナーがついにバスに乗りました。

さて、俺もそろそろ本当に決断する時がきたようです。
あーあ、今年もダメだったか~
ずっと調子よく来れて、本栖湖だって今年は走りきったのになぁ。
でもまぁ、今年は悔いはない、かな?

狭い道路だったので、車を停められそうな広い場所があるところまで粘って足を止め、
後ろの回収車に笑顔で手を上げて、
「リタイヤします!」
と、宣言しました。
これで今年の「チャレンジ富士五湖」は終わりました。

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今年の富士五湖は106kmで終了。13時間25分でした。
昨年は最終関門のステラシアター直前まで行けたのに、今年はずっと手前で終わってしまいました。
しかし、やりきった感じがして、なんだか清々しい気分でした。
じつは、今年の俺には隠れ目標がありました。
それは「完全完走」です。つまり途中で歩くことなく走りきるということ。
途中で失格ということにはなりましたが、106kmは歩きませんでした。
これまでのウルトラマラソンでは計画的に歩いたりしていたので、
106kmを歩くことがなかったというのは、俺としては初めてのこと。
途中だって、昨年よりはずっと頑張れました。
大会前から痛む部分がありましたけど、うまく付き合えましたし。
だからかな、なんだかやりきった気がするんですよね。


118kmをこの関門設定で完走するには、
俺のランナーとしてのレベルをもう2つ3つ上げないとダメなようです。
そもそも100kmの自己ベストが98.9km関門の制限時間より30分も遅いというのは変わってないので・・・
走る前から決めていたことですが、俺は今年でいったん「チャレンジ富士五湖」から卒業します。
卒業っていうか中退ですけど。
なので持てる力は全部出そうと挑んできました。
それが、清々しい気分で終われたので、後悔なく卒業できます。
いつか、また「チャレンジ富士五湖」を走る機会を作れるようになったら、
その時にはまた帰ってきたいと思います。
100kmの部に下げるってのも納得いかないので、あくまで「FUJI 5 LAKES」で完走したいです。


最後に、今回もたくさんの応援をくれた「チームつるかめ」をはじめとするラン友のみなさん、
大会関係者のみなさん、ボランティアのみなさん、ありがとうございました。
苦しかったけど、とても気持ちよく走ることができました。


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FUJI 5 LAKES -1- [フォトラン]

「チャレンジ富士五湖」2度目の挑戦です。
昨年、富士五湖のすべてを回る「FUJI 5 LAKES」の部(118km)に挑戦しましたが、
残り5kmというところで、制限時間を迎えてしまいました。
今年こそ完走するぞと再び富士五湖へ。
もちろん今年も「FUJI 5 LAKES」です。

昨年の反省を生かし、スタート前にしっかり心の準備ができるように、
早目、早目の行動をし、ゆっくりスタート場所でストレッチ。
今回、足に痛めている箇所があったため、念入りに。

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午前4時、5LAKESの部スタートです。

天気予報は曇りでしたが、夜からの雨がなかなか上がらず、結局この時間までひっぱっていました。
しかし気になるような降り方でもなく、ウィンドブレーカーを着て行ったものの、
スタート前にポーチへしまってしまいました。

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まだ暗い中、外灯もないため前の人をたよりに進んでいきます。
雲が厚いので、日の出を迎えてもしばらくは明るくなさそう。

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まずは山中湖へ向かいます。

歩道は2人が並ぶといっぱいで、走るペースは周囲の流れに任せるままになってしまいますが、
まぁ、ここは焦らずに。

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山中湖です。
16.9kmの第1関門を閉鎖20分前に通過。
去年はここで「もうそんなギリギリ!?」と焦ってオーバーペースにつながったので、
20分前に通過していれば十分と割り切りました。
とにかく序盤は落ち着いて楽しもう、と。
湖畔のサイクリングロードを行きます。去年はキロ5分台で走ったりもしましたが、
今年はキロ6で。これは、足を痛めていたために、あまり無理をできなかったのもありますが。

逆さ富士は見えませんね。逆さどころか富士山も見えないんですが。
湖面の白鳥に、あれはコハクチョウかな、オオハクチョウかな?
そっか湖(コ)ハクチョウだね。などとつまらないことを考えながら淡々と走る。

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山中湖を回りきり、忍野村を抜け、コースはスタート会場の富士北麓公園へと登る坂に出ます。
2年前までは、山中湖から富士吉田の町を抜けて河口湖に行ったようですが、
昨年から富士北麓公園に戻るようになり、長い上り坂をのぼることになっています。

急がなくていいから淡々と上がろうと言い聞かせて、3LAKESのランナーをかき分けていく。
この登りがなければ、もうちょっと難易度も下がるんだろうなぁ・・・

長いのでさすがに疲れたものの登りきり、
38.7km第2関門を閉鎖30分前に通過。うん、十分、十分。

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コースは下りに変わり河口湖まで駆け下ります。
「フリーフォール」と名付けている、身体に力を入れずに下る勢いに任せて走ります。
ただ落ちるだけー、と。

ここですでにフルマラソンの距離になります。タイムは4時間半ほどだったか。
昨年は、フルマラソンの距離を走っているのに、まだ1つしか湖行ってないのか?
と焦る気持ちがありましたが、今年はそんなところもわかっているので、焦らず焦らず。
たーだーおーちーるーだーけーーーーーー

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ステラシアターを過ぎ、まだまだ下り坂は続きます。
雨は完全に上がりましたが、空はどんよりしたまま。
むしろこれから向かう河口湖の方は、真っ黒い雲がかかっていて、大丈夫かなぁ?
気温は上がりすぎず、寒くもなく、走るには丁度いいコンディション。

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河口湖大橋の上は、風が強い。

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振り返ればそこには富士山が・・・というわけにもいかないですね。

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大会翌日に河口湖大橋の反対車線側の歩道から撮影。

晴れていればこんな風に見えます。
この大会、あまり天気が良かったという話を聞かないのですよね。
ひどい雨だったとか、雪が降ったとか(4月下旬なのに!)、昨年も曇ってましたし。
今年は1週遅い開催になりましたが、やはり天気と大会の相性は良くないようです。

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河口湖湖畔。

1週遅くなったといえば、昨年は満開の桜の下を走れたのですが、
今年は1週間前に見ごろを迎えてしまい、大会当日には終わっていました。
湖畔の桜の下を走るのも楽しみだったのですが、それもないので淡々と走り、
あ、そういえば写真も撮ってない・・・という始末。

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河口湖から西湖へは、コース上でも1,2を争う難所の坂が待っています。

前のランナーが左の歩道を走っているのを見て、左に渡るランナー。
昨年までは、写真で見える道路の突き当りの左にエイドがあったんですよね。
今年は変更になっていて、写真の真ん中くらいに横断歩道があって右側にエイドがあります。
そんなわけで左に渡ったランナーは、ふたたび右へ・・・・・・
みんな勝手気ままに道路を横断しています。
もちろんウルトラマラソンですから交通規制はされていません。
指示のないところでは横断しないようにしましょうよ。

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坂の上り始めに56.4km第3関門です。ここも閉鎖30分前に着。
ここは最初のトランジット受け取り場所。
袋を受け取ってアミノ酸ゼリーを飲み込む。

昨年もあったDNSのゼリーやドリンクが大量に振る舞われていましたが、
昨年、タダでもらえるの?ラッキーと貧乏根性でゼリーを飲み干した結果、
あとから激しい口渇に悩まされたため、
以来、大会で慣れない物は摂らないと決めていました。
なので、今回は1個も貰わずに、エイドの水とバナナで補給。

さて、次、次、と早々にエイドを立ち去る。
今回、エイドで時間を使わないように心掛けていました。

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エイドを出ると激坂。
そんなに長くはないので、走っている感じで走る。
歩いてしまうと歩き癖になるので、いくらペースが落ちても走っている感じで。

反対側の歩道を青いゼッケンの人が駆け下ってくる。
100kmのトップ、もう戻ってきたのかー。早い早い。
それでいて、みなさん表情はまだきつくなさそう。

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西湖へ。
西湖はとくに見どころもないので、淡々と湖畔を行きます。
西湖の見どころは復路の関門だね。

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西湖から精進湖へ向かう頃、一気に空が晴れてきました。
雲間からの日差しに、これは今度は暑くなるかも?
アームカバーをとろうかと思うも、腕に時計やら反射テープやらつけていると、
すっぽんとは脱げないので、とりあえずそのままで。

野鳥の森エイドは、「吉田うどん」が食べられるエイド。
昨年は、あまりの行列に食べるのを諦めましたが、今年は並ぶことなく食べられました。
一味も置いてあったのでカプサイシン注入。

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精進湖までは長い、長い下り坂。
天気も良くなってきたので、気分よくフリーフォール。

半分以上の距離を走りましたが、今年はメンタル上々。
もちろんそれなりの疲労はありますが、足の調子も悪くありません。
大会前から痛む場所も、定期的に痛みはくるものの、
すぐにおさまってくれます。
今年はこのまま行けちゃうんじゃないかなー、なんて頭の隅で思っていました。

残り半分をきったところで、次回につづく。

その2へ

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【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】


笹川流れマラソン [フォトラン]

今年は諸事情により、フル以下の大会にはエントリーしないことにしているのだが・・・・・・
今年の笹川流れ、30回記念大会で参加賞がTシャツだって!
・・・・・・欲しいではないか。
笹川流れは俺にとって、初マラソン大会だった地である。
たぶん参加回数も一番多い。そんな大会が記念大会なら参加したいではないか。

とはいえ、1週間前に100kmウルトラを完走しているであろうから、
今年は10kmの部にエントリーした。
なんと、10kmにエントリーするのは7年ぶりの出来事である(注・トレランのぞく)
普通に走れば、簡単に自己ベスト更新してしまうのであろうけど、
やはり1週間では回復しきらず、2時間くらいで帰ってくればいいかな、と。
歩く気マンマン。
走れるほど回復していなかったら、Tシャツ代ということでもいいや。

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9:30、ハーフの部、スタート。

今年も「チームつるかめ」の仲間たちと乗り込みました。
ハーフに3人、10kmに6人がエントリー。あと自称「つるかめ美人隊」という応援団。
鳥さん夫妻も、笹川流れまでありがとうございます。

P4030032.JPG

ゲストランナーは千葉真子さん。
有名なランナーらしいです。(知らんのかいっ
プロフィールは検索してください。

P4030033.JPG

がんばるぞー!
おー!

P4030036.JPG

10:00、10kmの部スタート。

なんということでしょう。天気がいいではありませんか。
ここ数年、悪天候続きだったこの大会。雨とかみぞれとか・・・
爆弾低気圧で開催中止なんて年もありましたね(その年は俺はエントリーしてませんでしたが)
天気が悪いイメージが多い大会ですが、俺が参加した初回、2回目くらいは、
気持ちのいい青空で暖かかったため、
俺の笹川流れのイメージは晴れ。

大会当日は、沖に浮かぶ粟島もクッキリ。
粟島浦村の建物まで見えていました。

P4030039.JPG

応援隊に見送られて走り始めてすぐに、
あー、まだ足が回復していないなぁと実感する。
半分冗談だった「2時間で完走」ですが、そこまではかからないにしろ、
痛む前に歩くことにしようと決める。

とりあえず「チームつるかめ」の めい君と喋りながらゆっくり。
最初の給水で、ゆっくりコップの水を飲み干して、めい君が先行していくのを見送る。

さてと、俺はのんびり行くかー。

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「めがね岩」
いつもは走り過ぎながら写真を撮っているのだけれど、
今回は、あー、きれいだなぁと思うところでは、
沿道に立ち止まって、一息ついて写真を撮る。

P4030044.JPG

しかし、いつ来ても水がきれいだね。

最近、こっちは写真を撮りに来ていないから、またのんびりきたいなー、
などと完全に観光モード。

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給水には必ず止まり、水を1杯ゆっくり飲み、
写真を撮るために立ち止まり。
そんな感じで進む。

なにより足を大事、大事に走る。
と言っても、
今回、GPSも持っていなかったが、距離表示と時計から計算すると、
キロ6分ペースくらいでは走っていたようだ。
それを速すぎかな?とペース落としたり、わざとゆっくり休んでみたり。

折り返してきた「つるかめ」ランナーが、対向車線を走っていくのでエール交換。
みんな速い速い。

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もう折り返しか?
と思うくらいあっという間に折り返し地点。
久しぶりの10kmだと、距離感がオカシイ。

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折り返してからも、走るペースは変えず。
風が向かい風に変わるけど、トンネル以外はそんなに気にならず。

復路でも、給水所でしっかり給水。
先週の100kmでは5kmごとに給水だったのに、今週は10kmの間に何杯飲むのか・・・
まぁ、暑かったしね。

P4030064.JPG

今年も沿道での応援、ありがとうございます。

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「道の駅 笹川流れ」前では、いつもの太鼓演奏。
太鼓の音が聞こえてくると、戻ってきたなーと思うんですよね。

先行している めい君を、ずっと後ろから生暖かく見守りながら走ってきたが、
残り2kmというところで、がくんとペースが落ちたようだ。
「大丈夫かーい?」を並んで声をかける。
そこからは併走。
「あと20分で後ろからくまがくるぞー、抜かれんなー」
ハーフに出ているつるかめメンバーも、折り返してこちらに接近中のハズだ。
まぁ、残り距離と時間を考えれば、追いつかれる前にゴールできそうだけど。

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笹川流れ名物、なんでこんなところに坂があるんだよ(しかも急斜度)
「まさかの坂」である。
坂の下で「ほらラスト!」と めい君の肩を叩き、
俺は一気にラストスパート。
ずっとのんびり来たので、今回は「ここだけ」頑張ろうと思ってました。

P4030074.JPG

とはいえ「記録より命を守れ」という「まさかの坂」
半分ほど登ったところで、ああ、やっぱダッシュしなきゃよかった・・・と思うも、
前方に、自称「美人隊」を見つけ、そこから再ダッシュ。

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そしてゴール。
7年ぶりの10km大会。完走できました。
結果もなんだか1時間は切っていて、意外と走れてたなぁと。
痛む場所があったので、もっと行けたかも?とは思いませんが。

「つるかめ」メンバーも10km、ハーフともに全員問題なく完走。
今年は真冬からみんな走っているのを見ていたので、大丈夫だと思ってましたが。
これからみんなそれぞれ目標の大会を控えてます。
痛めているところなど、しっかり治して、挑戦してきましょう。

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笹川流れ名物「あおさ汁」走った後においしい一杯。

P4070001.JPG

惜しむらくは、30回記念大会Tシャツが、どこにでも来て行けそうなデザインだったことですか。
これまでの参加賞でもらっていた、派手で賑やかなイラストのデザインだといいね、
なんて話を「つるかめ」ではしていたのですが・・・・・・


せっかくですから、このシャツ着てどっかの大会に出かけてきたいと思います。
近年、真夏は普段から参加賞Tシャツ着ていることも多いのですが、
コレも問題なく普段着にできそうですね。


【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】


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