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柳津 [旅行記]

夕陽を見ただけでは帰れませんでした・・・・・・
遊覧船乗り場で天の川を撮って、これで帰るかーと、
会津盆地へ降りてきたものの、日中のマラソン大会の疲れも出てきたので、
県境を越える前にちょっと横になっておくか、と、
車中で横になりました。

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ら、朝でした・・・・・・

太陽の下に磐梯山が見えてきます。
さて、どうしましょ。
この際、どこか観光して帰るのもいいと思いますが、
会津若松に行くには、戻ることになり、それは面倒。
裏磐梯に行くのも、せっかく会津盆地に降りてきたし・・・・・・
道の駅の情報ブースでパンフレットを読み漁る。

あ。ここは、今回の寄り道にふさわしいじゃないか。
帰り道である国道49号から、ほんのちょっと横道にそれるくらいだし。

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そうしてやってきたのは、柳津です。
新潟県からそんなに遠い場所ではありませんが、
初めて訪ねました。

池のように見えますが、只見川という川です。
この只見川沿いも、景色良さそうなので、いつかと思って来れてないんですよね。

観光客用駐車場というのを見つけ、そこから右に写っている神社をお寺を目指しました。

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崖の上ということで、待ち構えるのはもちろん階段です。
神社の入口にたくさん注意書きが書かれていて、
「持ち込んでいい機材はカメラだけです。三脚、ケース不可」
な、なんか厳格そうですね。
三脚は持ってないんですが、斜め掛けにしたカバンに交換レンズを入れていました。
・・・・・・これはオッケー??
レンズ交換式のカメラの場合、交換レンズも持ち込んではいけないんでしょうか??
これで、「ダメです!」って階段の先で追い返されたらどうしよう・・・・・・
と、内心ヒヤヒヤしながら階段を進みました。

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訪ねた崖の上のお寺は、福満虚空蔵菩薩圓蔵寺です。

かなり歴史の長いお寺のようです。
「日本三大虚空蔵尊」のひとつとのこと。出たな日本三大シリーズ!

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なぜ、柳津を訪ねたのか・・・・・・
それはここが、「赤べこ」の発祥の地だからです。
「あかべこランナー」としては、ここは立ち寄って帰らなければ!と、
たまたまにしては、運命的に見つけてしまった発祥の地に立ち寄ることにしたのです。

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境内には、大きな「なで牛」があります。
沢山の人が撫でていくのか、あちこち色が変わっていました。

俺も、脚と腰の辺りをしっかり撫でまわしてきました。
朝ということもあり、ひんやり冷たかったです。

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境内には牛の象が複数。これは石でできているようで、
先代の「なで牛」像なのかもしれません。

コチラも足腰をなでなで。

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おしりにハート発見。

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階段を登りきったところに、狛犬のように置かれている像もやっぱり牛。

この角度だとカエルっぽくも見えなくもないですが。
そして、思わず喉をゴロゴロしたくなるようなポーズ。

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反対側の「狛犬」は・・・虎でしょうか??

牛だらけの境内に違うのが紛れ込んでいる感じですが、
なんだか、関係ないよ、と気楽に寝そべっているような雰囲気です。

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これは、さらに古そうな牛。
辺りには葉が生い茂り、俺はモー引退したから、草食ってるさ。
というように見えなくもないです。

お寺の本堂には、あちこちに「撮影禁止」と張り紙がされ、
「堂内撮影禁止、堂外から堂内を撮ることも禁止」
と、ご丁寧すぎる注意書きがされていたため、
カメラを肩からぶら下げている身としては、非常にお詣りしづらく、
まぁ、牛を見に来て、牛に完走報告とお礼したからいっか・・・・・・
と、帰ることにしました。

DSC02705.JPG

「母 満子」アップ。
柳津の町の中には、4体の大きなあかべこがあるみたいです。
母と、息子、娘は見つけたんですが、おとーさんだけ行った範囲に見えませんでした。
まぁ、おとーさんはいいか・・・・・・
ごめんねお父さん。

さて、「赤べこ」の由来ですが、
「べこ」というのは会津では牛のことです。

1200年程前にこの福満虚空蔵尊圓蔵寺建立の際、難工事で困っていたところ、
どこからともなく牛の群れが現れ、手伝ってくれたのだそうです。
難工事でたくさんの牛が倒れる中、最後まで働き通したのが赤色の牛だったとのこと。
以来、「幸せを運ぶ牛」「子どもの守り神」として子供の玩具として作られ、
福島の人に愛されているのだそうです。

福島といえば、あかべこ。現代のご当地キャラなんて相手にならない、
福島一のキャラクターですよね。
・・・・・・あかべこをキャラクター化した「あかべぇ」なんてのもいますが・・・・・・

なお、福岡で「赤べこ」というと「ふんどし」のことになるそうなので、
くれぐれもお間違えの無いよう。
おおう、「あかべこランナー」なんて福岡の人が聞いたらドキッとする言葉だな。


【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】


タグ:α7 II 福島県
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