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蒲生干潟海岸 [旅行記]

日和山の登頂後、周辺を散策してみることにしました。
正確な地名がわからないので、日和山の看板裏に書かれていた「蒲生干潟海岸」としておきます。
地図が貼れるかわかりませんが、試しに添付してみます。




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仙台港と七北田川の間に広がる海岸。
防波堤の上に立ってみると、5年が経ちましたが、まだまだそのままという感じです。

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大きな漂着物は片づけられたのでしょうが、干潟にはまだコンテナがあったりします。
浸水している様でしたので、水や砂が入って動かせないのかもしれません。

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防波堤の内側、つまり内陸の方ですが、池のようになってしまった場所の中に、
小さな神社というか祠が見えます。

いったいどうしてそうなってしまったのか、もともとそうだったのか・・・・・・

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防波堤の上には、曲がったままの柵の支柱と思われるもの。

防波堤はあちこちでゆがんだり、陥没したり。
応急的に積まれたのであろう土嚢も、5年の歳月の中で風化してしまい、
中の砂がむき出しになって崩れているものも。
防波堤としての機能は保てていない状態でしょうね。
ここはまぁ、まだ防波堤と海の間に干潟があるので、
よほどの波でなければ問題ないのでしょうけれど。

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防波堤を降りて、周辺を歩き回ってみました。
ナビの画面を見た時には、この辺は元々、何もない場所だったのかなとも思いましたが、
そこかしらに住宅だったと思われる痕跡があり、沢山の家があったのだと窺い知ることができます。

門柱だけの所、基礎だけの所。
ここの家の人は助かったのだろうか?逃げられたのだろうか?
時折、生い茂った草の向こうに手向けられた花束が置かれているのが見え、
そうか・・・と、ため息が出てしまいます。

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住宅地だったと思われる場所には、これからの工事で使うのか、
土の山がいくつも作られているのですが、
それもどうも作られてからだいぶ長い時が経っているようです。

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そんな風景の中に、ひときわ目を引く赤い鳥居。
「高砂神社」です。

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新しい鳥居以外は、ここもまた大きな被害のあとが見えますが、
この場所を大切にしている人たちが、懸命に復旧させたのだと思います。
しっかり、神社の境内の風格を感じました。

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狛犬たち。

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身体を失っても祈り続ける。

周辺には他にもたくさんの石碑がありましたが、それらも大きな傷跡が残っていました。

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七北田川の河口まできました。

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右岸の堤防は、大きな重機が入って工事が進んでいるようです。
休憩中の作業員さんたち。おつかれさまです。

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歩き回って、干潟に降りられる場所を見つけたので、波打ち際まで来ました。

海からの風と、波の音が気持ちのいい場所です。

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いつも津波の被災地に入ると、この場所の以前の姿を知らないことを申し訳なく思います。
前はどんな風景だったのだろう?と想像をめぐらせても、もとの姿は見えないでしょう。
結局は、「ただの見物人」みたいな自分の立場です。
見世物じゃないと声を荒げられても、なんの否定もできません。
(今のところ、そのようなことはありませんが)
いつも、自己満足の旅だよな、と思わずにいられません。

なんでしょうね、自分の目に焼き付けたいだけなのかな~とも思うんですが。
なにもこうしてブログで公開しなくても、自分の中だけで十分な気もするんですが、
このブログは、世界中から閲覧できますが、
自分のメモ的に書いている部分も大きいので、こうして書かせていただいています。


また、近いうちに太平洋側に足を運びたいと思います。


【α7 II】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】
     【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】

2016.3.15撮影


タグ:宮城県 α7 II

日和山 [旅行記]

松島、石巻、南三陸、平泉とまわって、仙台まで南下してきました。
ここに以前から訪ねてみたかった場所がありました。
前にも一度、探してみたのですが、その時は見つけられず。
実はなんのことはない、地図の川を一本見間違えていただけだったのですが。

今回は、ナビと現実がかみ合わないものの、わりとあっさりとたどり着くことができました。

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仙台市宮城野区蒲生にある日和山(3)です。

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(3)とは何か。
それは標高です。標高が3mなのです。

「日本一低い山」なのです。
登山道も階段6段しかありません。おもわず下からジャンプで登頂してしまいましたし、
写真を撮りながら、何度ピストンしたかわかりません。

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かつての日和山は標高が6mあったそうです。
しかし、東日本大震災による地盤沈下と津波で削り取られてしまい、
一時は消滅してしまったと思われていましたが、
その後、国土地理院の調査により、ふたたび山であると認められたようです。

山頂に立つとわかるのですが、日和山の裏というか海側には防波堤があり、
ちょうどその高さと同じになっています。
津波によって擦り切られてしまった、ということでしょう。

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日和山の看板の裏に書かれている。
「山は残った」という言葉に、なんとも言えない気持ちになりました。

嬉しかったのは、自分の他にも、この日和山を見に来る人が、
次々といたことです。

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山の上には、穏やかな空が広がっていました。


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2016.3.15撮影


タグ:α7 II 宮城県

旅の空の光 [旅行記]

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旅の空の光は、もう二度と出会えない光。
新潟の空の光だって、同じ季節、同じ時間にそこにいたとしても、
空の光は同じではない。

まったく光が見えない中で車を走らせ、
ふいに雲間から姿を現した太陽に、車をとめる。

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止められる時はまだいい、停車すらできない場所や状況だったり、
やっと止められたと思ったら、すでに光のピークは過ぎていたり。

知らない土地で思わぬ光に出合えた時の嬉しさは、
たぶん、新潟の地で待ち構えて見る光よりも、嬉しさが増す。

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一日中、車を走らせていると、もちろん景色は変わるし、
空の状況も変わる。時間も流れている。
光を見ると書いて「観光」
そう聞いた時、とても納得ができた。
(なんの本だったろう?)
観光写真っていうとイメージが軽いかもしれないけど、
俺は堂々と「観光をしに行っている」という。
たとえ、写真におさめなくても刻々と変わる景色を観光旅行している。

いい光に出合えた時、
今回はいい旅だったなぁと思える。


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【α7 II】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


タグ:NEX-5T α7 II

石巻の夜景 [旅行記]

何度か足を運んだことはあったものの、具体的にどこかを見たということがなかった石巻。
今回も松島を出て、そのまま石巻まで来たものの、日も暮れてしまい夜に。
コンビニで、「なんでここまで来て、コレ食ってるかな!?」と思いつつ、地元のせんべいを食べながら、
どうしようか思案。
とりあえず「石巻 夜景」なんて、スマホで検索してみるとヒット。
そんなに遠くはないようだと移動開始。
石巻の市街地に入ると、暗闇の中、いまだに家の土台だけ残っている様な傷痕が、
あちこちで目に入る。
これまで石巻の町の中では見たことがなかったけど、やはりまだたくさんの傷跡があるよう。

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やってきたのは、石巻の町を見下ろすことができる、日和山公園。
その名前からして、昔から港を見下ろす重要な場所だったのでしょう。

だいぶ暗いですが、中央に川の中州のような場所があって、
そこで一番輝いている建物が石ノ森章太郎の記念館のようです。

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新潟市の日和山と違って、大きな公園として整備されていますが、
時間も遅いこともあって、誰もいない。
それなりに外灯はあるのですが、見知らぬ土地だとちょっと怖い。

太平洋方面。
アーチを描いている光が日和大橋。その先の等間隔に並んでいる光は、
沖の漁船の灯りと思われます。

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かなり急な石段。
日和山公園にある神社の参道だと思います。

誰もいない公園を、三脚抱えて歩きまわる。
きっと、あの日もここにはたくさんの人がいたんだろうなぁと思いながら。
(そういったことが記された案内もありました)

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日和山の上の方は、そこそこ外灯があるのですが、
下の方まで降りてくると、暗闇が広がります。

ガサガサガサっと音がして、タヌキが飛び出し、駆け抜けていきました。
心臓に悪いです・・・・・・

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振り返れば、かなりの階段です。

多くの方が、着の身着のままでこの坂を駆け上がったんでしょう。

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俺でも一気に上がろうと思うと息がきれます。
段も大きく、お年寄りや子供にはちょっときつそう。
それでもあがらなければならなかった。

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高い高い壁のようにも見えてくる。

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神様ってやつは、俺のように信仰心のない奴にも、
あんな災害の時は、手を差し伸べてくれるんだろうか??
なんて思ったり。

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日和山公園にある「鹿島御児神社」
遅い時間だというのに、参拝していく方がいらっしゃいました。

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再び、鳥居から階段を見下ろす。
夜景よりも、あの日のこの階段のことを考え出したら、なんだか階段ばかり撮っていた。


【α7 II】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】
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2016.3.15撮影


タグ:α7 II 宮城県

入道崎 [旅行記]

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男鹿半島の先端、入道崎にやってきました。

ちょうど陽が沈み始めるタイミングで到着。
バタバタと準備をして車を飛び出しました。

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入道崎灯台は、黒と白のゼブラカラー。

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海食崖の上には、俺の他にも夕陽を見に来た人が、20人ほどはいたでしょうか。

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日中、遠望は白んで見えなかったのもあったので、ちょっと心配していたのですが、
どうやらいい日の入りが見られそうです。

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海食崖の崖がつづきます。

何か所か下に降りられるように階段状になっているところもあり、
今回は、そんな階段状の石の上に座って、ゆっくり眺めることにしました。

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崖下には、壊れた小屋や木造船も。

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陽が沈んでいきます。

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そして、夜が始まりました。

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日が沈むと、ふきっ晒しで強風が吹いていたためか、
見物人はあっという間にいなくなりました。

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灯台に灯がともる。


今回、唯一の目的地だったのにもかかわらず、下調べはほとんどせず、
(実質、道路地図くらい)
さーっと通り過ぎただけみたいな男鹿半島でしたが、
今度はゆっくりみたいなと思える場所でした。
男鹿半島といえば「なまはげ」ですが、今回は触れ合える機会がなかったので、
やはり、また来たいと思います。


【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


タグ:秋田県 α7 II

寒風山 [旅行記]

具体的な目的地も決めず・・・と言っても、まったくなかったわけではなく、
これまで北に向かうには寄る必要もなかったでっぱり、
「男鹿半島」へ行ってみようと思っていました。

秋田市を過ぎ、夕日が沈むころには眺めのいい場所にいたいと思いながら、
車を走らせます。
ちょっと遅い到着になってしまったので、施設見学系は諦めましたが。

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最初にやってきたのは「寒風山」です。
火山の跡だったらしく、草に覆われた緑の禿山です。

どんなところかも知らず、地図に展望が良いとの記述があったので、来たのですが、
視界が開けた辺りから、「こりゃーいいねー」を連発していました。
一目で気に入ってしまった。

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草原に刻まれた道路。
いい感じです。

右側の広くくぼんでいるところが第1火口。左側のえぐれたようなところが第2火口だそうで、
過去には規模の大きな火山だったことがうかがい知れます。
写真奥が、男鹿半島先端方向になります。

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こちらは八郎潟方向。白んでいて見えにくいのですが八郎潟や、その残存湖。
右手の方に見えるのは潟上市になるのかな。

寒風山の山頂には回転展望台なる床が回転し、
座っているだけで1周見渡せるという展望台があるのですが、
(新潟市にも以前、そんなところがありましたね)
え?有料??と入口で足を止め、営業時間がギリギリだったのでやめときました。

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山頂をあとにして、第1火口のフチに来てみました。
「板場の台」というところになると思います。
左の山の上に建っているのが山頂の回転展望台です。

平なように見える第1火口ですが、溶岩壁や、溶岩が流れた痕跡を見ることができます。
緑に覆われた写真だとわかりにくいですけど。

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寒風山の道路は気持ちいいですね~
このままここで日没を迎えてもいい気がしましたが、
調べてみたら、まだ2時間もあることがわかり、さらに男鹿半島の先端を目指します。

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秋田県でも、田んぼにはもう緑の稲が風に揺られています。

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「八望台」の展望台から、二ノ目潟と戸賀湾。
ここもまた眺めのいいところですね。

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ちょうど陰になってしまっているのと、緑が濃い季節だからか、
下の方に一ノ目潟が見えるとの案内でしたが、見えず。

これらの水のたまった潟や、湾もまた火山の名残だったようで、
男鹿半島全体が、活発に火山活動をしていたんでしょうね。

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「八望台」の売店・・・跡?
写真に写っていない、建物の左手側は幟も立って営業している風でしたが。

風が強く吹く中、オレンジ色のデッカイ飛行物体が横切って行く・・・・・・
・・・い、今のって、スズメバチ??
そろそろというか、もうというかイヤなシーズンが始まりましたかねぇ・・・・・・

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まだまだ陽は沈みそうにないので、戸賀湾まで降りてきました。
水族館の駐車場からですが、水族館はすでに営業時間終了。

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よっし海沿いに男鹿半島の先端を目指そうかな、と思ったら海沿いには行けないようで、
結局、一度、八望台の方までちょっと戻る羽目に。
最初から地図で確認しない俺が悪いのですが、
まぁ、まだ日没まで時間あるし~


ということで、次回は男鹿半島の先端で夕陽を眺めます。


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タグ:秋田県 α7 II

鳥海ブルーライン [旅行記]

ちょっと北の方をぶらっとしてきました。
具体的な目的地も決めず、でも、一応、カメラは準備していこうか・・・という感じで。

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秋田県に入り、にかほ市にある「道の駅 象潟」の展望台からです。
何度も前の国道を通ったり、JRで通ったり、駐車場で車中泊をしていますが、
実は、展望台に上がってきたのは初めてです。
よくよく見たら、無料って書いてあったんで・・・・・・

展望室の窓越しの風景で、手前にごちゃごちゃ入ってますが、
鳥海山も見え、ちょうどJRの特急も通り、なんか気に入ってしまった1枚です。
手前無し版も撮りましたが、こっちの方がいいなーと。

鳥海山は昔からその姿が好きな山です。
いつか登ってみたいとは思っているのですが、なかなか行けず。
まだ上の方には雪がありそうですしね。

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いつ行けるかなーと通り過ぎたのですが、
帰り道、崩れる天気予報だったハズが晴れている。

ならば、行けるところまで行ってみようかなと、
秋田方面から「鳥海ブルーライン」という県道へ入りました。
道路地図で見てもクネクネと軽自動車には厳しそうな表記です。
幸い、ほとんど通行車両もなかったので、低速でゆっくり坂を登っていきました。

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振り返れば、眼下に広がる秋田県。
あっという間に高度があがったようで、素晴らしい見晴らしでした。
さすがに遠くの方は白んでいますが、これだけ見えれば十分な気もします。

こりゃー、上ってきた甲斐があるなぁ~

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標高1150m「鉾立展望台」からです。
深く刻まれた谷には、まだ残雪が。
幸い「ブルーライン」には積雪なしでした。
右奥が山頂になります。

この展望台から七合目の「御浜」経由で山頂まで8kmとのこと。
山登り装備は持ってきていなかったので、
ちょっと登山道を覗くだけ・・・もやめておきました。
足元が不安過ぎる。

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天気も良くて登山者も多そうな気がしますが、駐車場はガラガラ。
ちょうど俺と同時くらいに着いた人がひとり、歩いていきましたが。
鳥海山にもたくさんの登山道があるようですが、どこが一番登りやすいかなー。
「鳥海湖」がきれいらしいので、そちらも経由したいのですが。
またいつか来よう。

鳥海山は2,236m。
見た感じ山肌の谷にしか雪は見えないけど、きっと稜線には雪があるんだろうなー。
2000mの雪山にアタックするにはスキルレベルが低すぎる~~~

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厳しい登りでしたが、県境を越えて山形県に入りました。

朝早くから移動していたので、ちょっと疲れもあったけど、
山の清々しい風景に癒されたなぁ。

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「鳥海ブルーライン」をぬけて、山形県遊佐町の吹浦港からの鳥海山。
「ブルーライン」からの眺めは、秋田県側の方がいいですね。
山形側は「太平山荘」を過ぎると、見晴らせるところなしでした。


鳥海山は、気象庁が「火山登山者向けの情報提供」をしている火山です。
今日現在(H28.5.29)噴火警戒レベル対象の火山にもなっていませんが、
「活火山であることに留意」となっています。

気象庁 火山活動の状況「鳥海山」 → http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/209.html

一応、リンクを貼っておきますので、参考まで。


「ブルーライン」を走破し、ちょっと鳥海山にお近づきになれた気がしました。
この山頂に立てるのは、いつの日でしょうか。


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昇る太陽 [旅行記]

新潟市民からすると、太陽ってのは山から昇って海に沈むというイメージが強いです。
太陽が海から昇るって理屈はわかるんだけど、どうなんだろう?
実はまだ見たことがなくて、以前に、見に行こうって勇んで出かけたら濃霧だったことが・・・・・・

せっかく太平洋側に来たのだから、またチャレンジしてみよう、と、
石巻から北上し、登米市にある「道の駅津山」で車中泊、
日の出前に起き出して、海へと向かいました。
国道45号線を進み、南三陸町へ。志津川湾に出ました。
よっし、空は晴れている。
さて、太陽はどこから昇ってくるのか・・・・・・
カーナビに表示される道はなかったり、町とは思えない風景が広がっているので、
どっちに行っていいか見当がつかず。
ええい、ままよ!と車を走らせる。
日の出の時間が近づくと、なかなか海が開けている場所がない。
んーー、ここはどうだ!
半ばあきらめかけた気持ちで、ハンドルを切るとちょうど松林が開けた先の海から、
太陽が昇りはじめたところでした。

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車を停め、カメラを用意している間に、完全に海上に出てしまいましたが・・・・・・

それでも、海から昇る太陽を初めて見る俺としては、
とても感動的な出来事で、じーっと見入っていました。

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俺にとっては、夕陽が海に沈むのはあたりまえですが、
(新潟市では佐渡に沈むこともありますが)
初めて、海に沈む夕陽を見て感動する人も多いと聞きます。
俺の場合、逆になっていますが、なるほど、海からの朝陽も素敵ですね。

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場所は、南三陸町と石巻市のほぼ境目にある神割崎という場所です。
時間が惜しかったので、とりあえず海が見えている道路から撮りましたが、
後々よく見ると、キャンプ場や公園も整備されていたようです。

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朝陽の下を漁船が行く。

ただただぼーーーっと見ていました。

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今日もいい天気になりそうだ。


南三陸に来たので3枚だけ紹介・・・・・・

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また大きな災害がありました。
自然には到底かないません。

できるのは、その時に備えることくらいですね。
いつも、さてどこから準備しよう・・・・・・で終わってしまうことを反省してばかりです。
教訓は生かさないと。


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2016.3.15撮影
タグ:α7 II 宮城県

富士の麓へ [旅行記]

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今年も富士山の麓へ行ってきました。
到着した日、大会当日は富士山の姿をほとんど見ることができなかったのですが、
3日目の朝、ようやく富士山がスッキリと見えていました。

こうしちゃおれんな・・・と、大会翌日で思うようにならない重い体を動かして、
富士山を眺めに出発。

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山中湖の湖畔から見る「逆さ富士」です。
ちょっと雲がかかってしまっていますが。
この後、雲はしだいに晴れて行ったのですが、今度は人が活動する時間になってきて、
ジェットスキー(っていうんでしたっけ?)やモーターボートが湖面を走ったり、
風が出てきて、湖面に波が立ち見ることができませんでした。

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ようやく富士山をゆっくり見ることができました。
ここに来るのは2年目ですが、昨年もほとんど富士山の姿を見ることができず、
ここまできたのに・・・と思いながら立ち去ったものでした。

ジグザグに刻まれているのは登山道でしょうかね。
自分もあの頂に立ってみたいものです。

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湖畔の朝。
山中湖畔の道路を、車を停められる場所を探してグルグル。
身体を思うように動かせればいいのですが、さすがに体が動いてくれません。
前日の記憶をたよりに、この先まで歩いて行けば・・・とも思うのですが。

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湖畔には遊覧船なんかもあったりします。

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「道の駅 富士吉田」の隣にある「富士山レーダードーム館」には、
以前、富士山頂に置かれていたレーダーが移設されています。

有料施設なので、外から眺めるだけ。

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レーダードームも、懐かしいなぁなんて思いながら、
富士山頂を見上げていたりするのでしょうか?

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そうそう昨年来た時は、ご当地のおいしいものを聞いていながら食べに行けなかったのですが、
今年は「ほうとう」を食べることができました。
「吉田うどん」は今年もエイドで食べるだけでしたが・・・・・・
コンビニで売っている「山梨限定」のおにぎりも色々と食べましたね。
(旅先のコンビニで地域限定のおにぎり探すの好きです)
7・11の赤飯オニギリなんて、マラソン前によく食べるのですが、
山梨版は甘い小豆が入っているんですね。あれはおいしかったな。

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河口湖大橋の上から。

朝からスッキリと富士山が見えていて、あっちもこっちも行ってみたかったのですが、
そんなに動き回れる身体的、金銭的余裕がなくなり、
後ろ髪ひかれる思いで富士五湖をあとにしました。
今度は富士山を登りに来た時に、ゆっくり見たいと思います。


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タグ:α7 II 山梨県

三春滝桜 [旅行記]

前から一度お会いしたくて、福島県に車を走らせました。
福島県三春町にある「滝桜」といえば、全国で名を知られた桜ですね。

平日に行ったので、さほど渋滞につかまることなく、駐車場に入れました。

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これが噂の「三春の滝桜」か・・・・・・

たぶん、最盛期よりは人は少ないんだろうけど、それでも滝桜の前には常に人がいる。
天気もよく晴れ渡っていたこの日、最高に花見日和です。
滝桜もちょうど満開。

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なるほど、幹も太く、いい枝振りだなぁ。
素人目にも立派な桜の木だとわかる。

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滝桜の足元には小さな祠。

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たしかに立派なのはわかった。
でも、ひとの言う「特別感」みたいのはわからないなぁ。
というか、せっかくここまで来たのですが、どうも気分がのらない。

う~~~ん、と滝桜の周りを歩き回って、こうかな?とファインダーを覗いては、
う~~~ん、とうなり。芝生の広場に座って、う~~~~んと悩む。

やっぱり来るなら早朝だったろうか?と思ってみても、
思いのほかぐっすり朝まで眠ってしまったのを、今更悔やんでもしかたがない。

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菜の花も少し(滝桜の後方は一面)に植えられているのだけど、
こちらは見ごろにはまだ早そうだ。

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昼頃に到着し、どう撮ったらあなたの魅力がわかるんでしょう?
と問いかけ続けているうちに、陽は傾いてきた。

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西日が当たりはじめると、滝桜もキラキラして見えてきて、
ということは、やはり光の加減だろうか??

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滝桜は日没くらいからライトアップもされ、それだけを目当てに場所取りしている人もいるようでしたが、
自然光のままだけでいいろ~と、
やっぱりテンションが上がらなかったのもあり、帰ることにしました。
普段なら、せっかく来たしもうちょっとで始まるから・・・と残ったんでしょうけど。


どうも、観光地感が気になる初「三春の滝桜」でした。
早朝に来て、人が少ないまま見て、朝の光が正面から当たっていたら、
もしかしたら、もうちょっと印象は変わったかも。

どうしても「滝桜」に人が集まってしまいますが、三春町には他にもいい桜の木があるようですし、
車を走らせていると、あちこちに桜の木が花開いていて、そんな山間の風景だけでも、
画になる場所だと思いました。


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タグ:福島県 α7 II

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