TRCおぐに [フォトラン]
新潟シティマラソンの翌日、俺は長岡市の小国地区にいました。
「TRC(トレイルランナーズカップ)おぐに大会」に参加するためです。
前日にフルマラソンを走って、翌日にトレラン!?
とまぁ大層驚かれるわけですが、ちょうどいい疲労抜きだと思って。
それに、どうしても参加したい理由がありました。
俺は小学校3年~5年の間、ここ旧 小国町で暮らしていたのです。
小国で大会があると聞いたら、元 小国町の住人として、
駆け付けないわけにはいきません。
しかも、俺が生活していた地域のすぐそばがコースです。
会場となる「おぐに森林公園」に来たのは、小学生の時以来です。
「TRC」は当日参加も可能なお手軽トレラン大会。
理由あって参加する気はマンマンだったものの、やはり、新潟シティの翌日ですから、
朝起きられなかったり、動けなかったりと考え、結局、当日エントリーにしました。
当日エントリー者も多いのか、受付に行ったら申込用紙がなくなっていて、
しばらく待ちました。
ショート(2.5km)とロング(11km)がありますが、もちろんいつもの、
「どうせ出るなら長い方」精神で、フルの翌日だろうとロングにエントリー。
TRCってロングだと、「ショートのコースを2周」って場合が多いけど、
ここは珍しく1周で11kmというコースになっていました。
大会前にコース図を見て、わぁー、あそこ走るのかぁ~!と楽しみになりました。
だから、多少前日の疲れがあったとしても、気合で来るつもりでした。
特設ゲートをくぐって、スタートです。
始めは公園内の砂利道でしたが、すぐに奥へと続く散策路へ。
標高の低い里山の中ですから、登山道というわけではないでしょうし。
森林公園の奥には、城跡があります。
小学校の林間学校(というには距離が近すぎるが)の時に来たことがあるような気もするけど、
記憶にない。
城跡ということで、人工的に削られた堀と思われるきついアップダウンがあります。
「空堀(からぼり)」ってやつですよね。天神山城址で学びました。
その城跡(小国沢城跡)からの、小国盆地方面。
おおー、里山とはいえ、なかなかいい眺めじゃあないですか。
幸い、前日に股関節がダルダルになるまで披露したものの、
その疲れはさほど感じずに、駆けることができました。
ですが、登りはやはりきつい。
まぁ、疲労抜きだし、ゆっくり楽しんで走ろう。はぁはぁはぁ・・・・・・
登りはしんどいけど、コースはおおまかに見れば、
半分までは登りで、あとは下ってくるコース。
そう考えれば、苦しいのは前半だけで終わりだ。
第1エイド。
助かりました。今シーズン初のTRC参戦となった今回、
勝手をすっかり忘れていて、水分を持つのを忘れてました・・・・・・
登りでノドが乾いてしまっていました。
コップ1杯の甘い水(スポーツドリンク?)をもらって、復活。
ここからしばらくは山中の林道を走りました。
そして再びトレイルへ。
ここは、丘陵公園の開拓されたトレランコースや、人通りの多い登山道とは違って、
あまり人の手が入っていない状態で、そんなところも好印象でした。
もちろん整備されていない分、走りにくいんでしょうけど。
エイドで水分をもらい、コースも下り基調になってからは、
もう楽しくてしょうがありません。
あまりペースを上げてしまうと、早く終わってしまう・・・と早くも残念がり始めました。
このコースなら2周でもいいなぁ~
フルの翌日ではない日なら。
「小国トンネル」の上に立っているようです。
見ているのは小国方面。
この「小国トンネル」も思い出深い、なじみのトンネルで、
その上に立っているというのは感慨深いものがあります。
詳しくは、また別の機会でお話しできたらと思います。
あ、山本山が見える。
そっかー、そうだよなぁ。小学生の頃の記憶ですから、そこまで想像してませんでしたが、
そうか、ここに立って小千谷方面を見ると、山本山が見えるんだなぁ。
オトナになってからの発見。
「この景色ヤバくないですか!?」と尋ねる看板。
そうですね、ヤバいです。
写真撮ってたら、後続のランナーさんに「いい景色ですねー」と声かけられる。
そうですよね!
今は小国の住人ではないけど、そうでしょうそうでしょうと得意げになる自分がいました。
小国で見ていた風景って、自分の根幹に根付いている気がずっとしているんです。
なので、ふるさとって言うと俺の中では、この小国の風景が思い浮かびます。
気持ちよく駆け下って、第2エイド。
もう喉の渇きはありませんでしたが、一応、1杯だけ給水。
ここからしばらくは、舗装道路が続きます。
舗装路は結構な下りで、いい感じにぶっ飛ばせました。
その辺の畑では、地域の方が声援を送ってくれます。
「小国中学校」です。
コースは左手の方に進みますが、校舎の前を通って写真右手の方にある坂を下ると、
俺が住んでいた場所に行けます。
当時、俺は小学校を卒業したら、当然、ここに通うものだと思っていました。
結局、小学校を卒業する前に転校したので、小国中学校に通うことはありませんでしたが。
小国中学校から楢沢集落へ下ります。
「せっかくだから集落のど真ん中を走ってください」と言われたそうで、
楢沢集落のメインストリートを、駆け抜けます。
地域のみなさんが、大勢、沿道に出て声援を送ってくれました。
楢沢には当時の友達が大勢住んでいて、しょっちゅう遊びに来ていました。
走りながら、どこの家だったかなー?と見ていたんですが、
小学生の目線とオトナの目線では縮尺が違うのもあって、
知っているけど見たことのない場所に見えました。
大きな建物とかは、こんなところあったって覚えているんですけどね。
そのまま舗装路を走ってきて、「おぐに森林公園」のすぐ手前まで戻ったところで、
突然、山の中に突入させられる。
トレイルが走りたいからって、何もここから入らなくても・・・・・・
ここが最後のきつい登り。
この先は、放置された状態の「森林公園」のアスレチックを抜けていきました。
スタートした時にくぐったゲートを、逆からくぐってゴール!
ああ、気持ちよかった~~!!
ちょうどそこに「銀のねこ姉さん」がいらっしゃいました。
おお、やはりいましたね。
「越後雪獅子祭」以来の再会でした。俺は今年TRCに全然来れてませんでしたしね。
お元気そうでなによりですー。
記録は一応、1時間と22分でした。
まぁ、TRCでは全然記録狙いでもないし、前日の疲労抜き山散歩くらいの気持ちでしたから、
ちょっと早く終わってもったいなかった気がします。
なんと完走証の用紙切れだとかで、コピー用紙で渡されました。
ちゃんとしたのは後日郵送ということで(3日後くらいに来ました)
この日、発表されたのですが、この小国で来年6月に50kmのトレラン大会をやるそうです。
今回はそのプレ大会という側面もあったようです。
50km!・・・ということは一応ウルトラトレイルということになるんでしょうか。
で、出たい!!・・・出られるかなぁ??
この周辺でやるなら、標高の高い山もないから、標高差も少なくて走りやすそうな気がします。
今年初開催となった小国でのTRC。
とても楽しく、懐かしい大会でした。50kmでなく短い距離でもまたやってほしいですね。
しかし、用紙やら米やら入浴半額券やら、ないものが多すぎる・・・・・・
風呂は施設の人の厚意で、半額で入らせてもらえました。
【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】
「TRC(トレイルランナーズカップ)おぐに大会」に参加するためです。
前日にフルマラソンを走って、翌日にトレラン!?
とまぁ大層驚かれるわけですが、ちょうどいい疲労抜きだと思って。
それに、どうしても参加したい理由がありました。
俺は小学校3年~5年の間、ここ旧 小国町で暮らしていたのです。
小国で大会があると聞いたら、元 小国町の住人として、
駆け付けないわけにはいきません。
しかも、俺が生活していた地域のすぐそばがコースです。
会場となる「おぐに森林公園」に来たのは、小学生の時以来です。
「TRC」は当日参加も可能なお手軽トレラン大会。
理由あって参加する気はマンマンだったものの、やはり、新潟シティの翌日ですから、
朝起きられなかったり、動けなかったりと考え、結局、当日エントリーにしました。
当日エントリー者も多いのか、受付に行ったら申込用紙がなくなっていて、
しばらく待ちました。
ショート(2.5km)とロング(11km)がありますが、もちろんいつもの、
「どうせ出るなら長い方」精神で、フルの翌日だろうとロングにエントリー。
TRCってロングだと、「ショートのコースを2周」って場合が多いけど、
ここは珍しく1周で11kmというコースになっていました。
大会前にコース図を見て、わぁー、あそこ走るのかぁ~!と楽しみになりました。
だから、多少前日の疲れがあったとしても、気合で来るつもりでした。
特設ゲートをくぐって、スタートです。
始めは公園内の砂利道でしたが、すぐに奥へと続く散策路へ。
標高の低い里山の中ですから、登山道というわけではないでしょうし。
森林公園の奥には、城跡があります。
小学校の林間学校(というには距離が近すぎるが)の時に来たことがあるような気もするけど、
記憶にない。
城跡ということで、人工的に削られた堀と思われるきついアップダウンがあります。
「空堀(からぼり)」ってやつですよね。天神山城址で学びました。
その城跡(小国沢城跡)からの、小国盆地方面。
おおー、里山とはいえ、なかなかいい眺めじゃあないですか。
幸い、前日に股関節がダルダルになるまで披露したものの、
その疲れはさほど感じずに、駆けることができました。
ですが、登りはやはりきつい。
まぁ、疲労抜きだし、ゆっくり楽しんで走ろう。はぁはぁはぁ・・・・・・
登りはしんどいけど、コースはおおまかに見れば、
半分までは登りで、あとは下ってくるコース。
そう考えれば、苦しいのは前半だけで終わりだ。
第1エイド。
助かりました。今シーズン初のTRC参戦となった今回、
勝手をすっかり忘れていて、水分を持つのを忘れてました・・・・・・
登りでノドが乾いてしまっていました。
コップ1杯の甘い水(スポーツドリンク?)をもらって、復活。
ここからしばらくは山中の林道を走りました。
そして再びトレイルへ。
ここは、丘陵公園の開拓されたトレランコースや、人通りの多い登山道とは違って、
あまり人の手が入っていない状態で、そんなところも好印象でした。
もちろん整備されていない分、走りにくいんでしょうけど。
エイドで水分をもらい、コースも下り基調になってからは、
もう楽しくてしょうがありません。
あまりペースを上げてしまうと、早く終わってしまう・・・と早くも残念がり始めました。
このコースなら2周でもいいなぁ~
フルの翌日ではない日なら。
「小国トンネル」の上に立っているようです。
見ているのは小国方面。
この「小国トンネル」も思い出深い、なじみのトンネルで、
その上に立っているというのは感慨深いものがあります。
詳しくは、また別の機会でお話しできたらと思います。
あ、山本山が見える。
そっかー、そうだよなぁ。小学生の頃の記憶ですから、そこまで想像してませんでしたが、
そうか、ここに立って小千谷方面を見ると、山本山が見えるんだなぁ。
オトナになってからの発見。
「この景色ヤバくないですか!?」と尋ねる看板。
そうですね、ヤバいです。
写真撮ってたら、後続のランナーさんに「いい景色ですねー」と声かけられる。
そうですよね!
今は小国の住人ではないけど、そうでしょうそうでしょうと得意げになる自分がいました。
小国で見ていた風景って、自分の根幹に根付いている気がずっとしているんです。
なので、ふるさとって言うと俺の中では、この小国の風景が思い浮かびます。
気持ちよく駆け下って、第2エイド。
もう喉の渇きはありませんでしたが、一応、1杯だけ給水。
ここからしばらくは、舗装道路が続きます。
舗装路は結構な下りで、いい感じにぶっ飛ばせました。
その辺の畑では、地域の方が声援を送ってくれます。
「小国中学校」です。
コースは左手の方に進みますが、校舎の前を通って写真右手の方にある坂を下ると、
俺が住んでいた場所に行けます。
当時、俺は小学校を卒業したら、当然、ここに通うものだと思っていました。
結局、小学校を卒業する前に転校したので、小国中学校に通うことはありませんでしたが。
小国中学校から楢沢集落へ下ります。
「せっかくだから集落のど真ん中を走ってください」と言われたそうで、
楢沢集落のメインストリートを、駆け抜けます。
地域のみなさんが、大勢、沿道に出て声援を送ってくれました。
楢沢には当時の友達が大勢住んでいて、しょっちゅう遊びに来ていました。
走りながら、どこの家だったかなー?と見ていたんですが、
小学生の目線とオトナの目線では縮尺が違うのもあって、
知っているけど見たことのない場所に見えました。
大きな建物とかは、こんなところあったって覚えているんですけどね。
そのまま舗装路を走ってきて、「おぐに森林公園」のすぐ手前まで戻ったところで、
突然、山の中に突入させられる。
トレイルが走りたいからって、何もここから入らなくても・・・・・・
ここが最後のきつい登り。
この先は、放置された状態の「森林公園」のアスレチックを抜けていきました。
スタートした時にくぐったゲートを、逆からくぐってゴール!
ああ、気持ちよかった~~!!
ちょうどそこに「銀のねこ姉さん」がいらっしゃいました。
おお、やはりいましたね。
「越後雪獅子祭」以来の再会でした。俺は今年TRCに全然来れてませんでしたしね。
お元気そうでなによりですー。
記録は一応、1時間と22分でした。
まぁ、TRCでは全然記録狙いでもないし、前日の疲労抜き山散歩くらいの気持ちでしたから、
ちょっと早く終わってもったいなかった気がします。
なんと完走証の用紙切れだとかで、コピー用紙で渡されました。
ちゃんとしたのは後日郵送ということで(3日後くらいに来ました)
この日、発表されたのですが、この小国で来年6月に50kmのトレラン大会をやるそうです。
今回はそのプレ大会という側面もあったようです。
50km!・・・ということは一応ウルトラトレイルということになるんでしょうか。
で、出たい!!・・・出られるかなぁ??
この周辺でやるなら、標高の高い山もないから、標高差も少なくて走りやすそうな気がします。
今年初開催となった小国でのTRC。
とても楽しく、懐かしい大会でした。50kmでなく短い距離でもまたやってほしいですね。
しかし、用紙やら米やら入浴半額券やら、ないものが多すぎる・・・・・・
風呂は施設の人の厚意で、半額で入らせてもらえました。
【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】
2015-10-23 20:12
nice!(2)
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