磐梯山 I [山歩]
「新潟シティマラソン」の数日前、福島県の磐梯山に登ろうと、
午前4時に自宅を出発し、
「磐梯吾妻ゴールドライン」の途中にある「八方台登山口」に立ちました。
もちろん下道です。平日だったし。
磐梯山に登りたい、と思ったのは何年前だったでしょうか?
ひとりで車を運転して、猪苗代湖まで来た頃から、
登山どころかマラソンもしていなかった時ですが、
磐梯山登ってみたいなー、と思っていました。
近年は、猪苗代湖でのウルトラマラソンに参加するたび、
いつか、いつかとその姿を見ていました。
ちょうど紅葉シーズン、新潟マラソン目前だけど、
いいや、山トレだと思って行ってこよう!
と、意を決してついに登山装備で登山口に立ちました。
「登山カード」を書き込んで投函し、さて、ボチボチ登りますか。
この時すでに左足裏を痛めていたので、トレランなんてする気なし。
登った時間帯は、まだ昇りはじめた太陽が山の影になってしまうため、
薄暗い登山道です。
せっかく思い切ってきたのですが、勢い余って、登山用のシャツを忘れてきました・・・
しょうがないので、上は普段着の綿シャツです。
それでもまだ気温が上がる前で肌寒く、その上に山用のライトシェルを着る。
肝心の紅葉ですが、この日(2015/10/6)は、八方台登山道はまだ、
色づき始めというくらい。
明るくなった下山時に撮影したものです。
ちょっと紅葉狩りには残念でしたけど、まぁ、いいや。
紅葉狩りはついでの目的でしたし。
登山道の途中から、「裏磐梯」方面。
左奥が桧原湖、右奥が小野川湖。磐梯山の大噴火によって誕生した湖沼群。
眼下に小さな水たまりのようなものが見えますが、
そちらは銅沼です。
登山地図には「旧噴火口」とあるので、銅沼は火口湖の名残でしょうかね。
きっとその名の通り、水辺は赤っぽいのだと思います。
こちらからの磐梯山登山道もあるようです。
頭上の紅葉はまだまだだけど、
しっかり秋化粧している登山道です。
この「八方台ルート」が、一番登山者が多いルートのようで、
登山道はよく整備されていて歩きやすいです。
突然、目の前に寂れた廃村のような風景が。
あ、そういえば登山地図に温泉跡って書いてあったなぁ。
「中の湯跡」です。
跡、ということですでに営業はしていません。
そのまま野ざらしになっているようです。
右奥が磐梯山山頂。
ここに温泉あったら、結構にぎわいそうだけど、なんでやめちゃったのかな。
建物を見ると、だいぶ長い間放置されていたように見えます。
なぜ放置されてしまったのか、その理由にはなんとなく察しがつきました。
登山道のすぐ横で、水と一緒にガスが出ているんですね。
周辺は強烈な温泉臭が漂っています。
登山地図にも「有毒ガス発生 危険立ち入らぬこと」と、書かれています。
温泉跡には立ち入っていませんが、こうして登山道でただの水たまりだと思ったら、
よく見るとポコポコとあちこちでガスが出ているんです。
噴出しているガスの濃度が高すぎて、この窪地に滞留するんじゃないのかな。
それでここで温泉の営業はできなくなってしまったのではないでしょうか?
俺の推測ですが。
「これも温泉なの?」
写真を撮っていたら、近くの登山者が声をかけてくれました。
あーどうでしょう、触ってはいないですけど~と返すと、
手を入れて「水だなぁ」と。冷たい温泉なのかもしれませんが、
温かくはなかったようです。
俺は俺で、こうしてしゃがんで地面近くで写真撮ってたら、
ちょっと吸い過ぎたようで、しばらく気持ち悪かったです・・・・・・
ポコポコ湧いていることに気が付いたのが、下山中で良かった。
火山性ガスにはホントに気を付けましょうね。
まだ日陰は朝露が凍ったまま解け残っていました。
手袋も登りはじめた頃は欲しかったですね。
秋山は寒さ対策重要!
磐梯山も火山ですから、吾妻山(一切経山)のような、
ガレガレの登山道を想像してきたのですが、
まだまだ森の中を進むようです。
足元を見れば石多めですけどね。
時折見える空は、雲一つない秋晴れで、気持ちのいい登山です。
【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】
午前4時に自宅を出発し、
「磐梯吾妻ゴールドライン」の途中にある「八方台登山口」に立ちました。
もちろん下道です。平日だったし。
磐梯山に登りたい、と思ったのは何年前だったでしょうか?
ひとりで車を運転して、猪苗代湖まで来た頃から、
登山どころかマラソンもしていなかった時ですが、
磐梯山登ってみたいなー、と思っていました。
近年は、猪苗代湖でのウルトラマラソンに参加するたび、
いつか、いつかとその姿を見ていました。
ちょうど紅葉シーズン、新潟マラソン目前だけど、
いいや、山トレだと思って行ってこよう!
と、意を決してついに登山装備で登山口に立ちました。
「登山カード」を書き込んで投函し、さて、ボチボチ登りますか。
この時すでに左足裏を痛めていたので、トレランなんてする気なし。
登った時間帯は、まだ昇りはじめた太陽が山の影になってしまうため、
薄暗い登山道です。
せっかく思い切ってきたのですが、勢い余って、登山用のシャツを忘れてきました・・・
しょうがないので、上は普段着の綿シャツです。
それでもまだ気温が上がる前で肌寒く、その上に山用のライトシェルを着る。
肝心の紅葉ですが、この日(2015/10/6)は、八方台登山道はまだ、
色づき始めというくらい。
明るくなった下山時に撮影したものです。
ちょっと紅葉狩りには残念でしたけど、まぁ、いいや。
紅葉狩りはついでの目的でしたし。
登山道の途中から、「裏磐梯」方面。
左奥が桧原湖、右奥が小野川湖。磐梯山の大噴火によって誕生した湖沼群。
眼下に小さな水たまりのようなものが見えますが、
そちらは銅沼です。
登山地図には「旧噴火口」とあるので、銅沼は火口湖の名残でしょうかね。
きっとその名の通り、水辺は赤っぽいのだと思います。
こちらからの磐梯山登山道もあるようです。
頭上の紅葉はまだまだだけど、
しっかり秋化粧している登山道です。
この「八方台ルート」が、一番登山者が多いルートのようで、
登山道はよく整備されていて歩きやすいです。
突然、目の前に寂れた廃村のような風景が。
あ、そういえば登山地図に温泉跡って書いてあったなぁ。
「中の湯跡」です。
跡、ということですでに営業はしていません。
そのまま野ざらしになっているようです。
右奥が磐梯山山頂。
ここに温泉あったら、結構にぎわいそうだけど、なんでやめちゃったのかな。
建物を見ると、だいぶ長い間放置されていたように見えます。
なぜ放置されてしまったのか、その理由にはなんとなく察しがつきました。
登山道のすぐ横で、水と一緒にガスが出ているんですね。
周辺は強烈な温泉臭が漂っています。
登山地図にも「有毒ガス発生 危険立ち入らぬこと」と、書かれています。
温泉跡には立ち入っていませんが、こうして登山道でただの水たまりだと思ったら、
よく見るとポコポコとあちこちでガスが出ているんです。
噴出しているガスの濃度が高すぎて、この窪地に滞留するんじゃないのかな。
それでここで温泉の営業はできなくなってしまったのではないでしょうか?
俺の推測ですが。
「これも温泉なの?」
写真を撮っていたら、近くの登山者が声をかけてくれました。
あーどうでしょう、触ってはいないですけど~と返すと、
手を入れて「水だなぁ」と。冷たい温泉なのかもしれませんが、
温かくはなかったようです。
俺は俺で、こうしてしゃがんで地面近くで写真撮ってたら、
ちょっと吸い過ぎたようで、しばらく気持ち悪かったです・・・・・・
ポコポコ湧いていることに気が付いたのが、下山中で良かった。
火山性ガスにはホントに気を付けましょうね。
まだ日陰は朝露が凍ったまま解け残っていました。
手袋も登りはじめた頃は欲しかったですね。
秋山は寒さ対策重要!
磐梯山も火山ですから、吾妻山(一切経山)のような、
ガレガレの登山道を想像してきたのですが、
まだまだ森の中を進むようです。
足元を見れば石多めですけどね。
時折見える空は、雲一つない秋晴れで、気持ちのいい登山です。
【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】
2015-10-24 20:37
nice!(2)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0