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弥彦山のアジサイ [山歩]

弥彦山に登ってきました。それはもう毎度のことですが・・・・・・
この時期、楽しみなのが9合目から上のアジサイです。
ロープウェーのケーブルの下も、たくさんのアジサイが植えられているようですが、
もう何年もロープウェーのお世話になっていないので、見てませんが。

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アジサイと佐渡島。

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護摩堂山なんかは見ごろと聞きますが、やはり弥彦はもう少し遅いようです。
ロープウェー山頂駅付近の広場は、手の届くところは咲いています。
9合目から上の登山道は、まだまだといった感じでした。

田上の護摩堂山はどうも、まっすぐ林道をダラダラ登った先の、鬱蒼としたアジサイ園というのが、
あまりお気に召さなくて、何年も行っていません。
前に行った時、ちょっと止まるとすぐ蚊が寄ってくるのに参ったのもありますが。
ああ、新潟にも手入れの行き届いたアジサイの名所ってないかなぁ。
この間、テレビで鳥屋野潟公園をアジサイの名所として紹介していたのを見た時には、
新潟にはよっぽど名所がないんだなと思った・・・・・・

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アジサイも園芸種というか、最近は様々なものがありますが、
色はそれぞれ違うものの、マリ状のと四方に散っているのの基本的な2種という感じ。

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最近、アジサイが緑化してしまう病気のニュースを見たんですが、
品種として緑なのか、病気で緑になったのかは、よくわからんですね。
これが病気になったやつです。って生で見ればわかるかもしれませんが。

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アジサイも雨露が似合うと思うんですが、
今日はまぁ、梅雨の晴れ間のような清々しい天気でしたね。

新潟の降水量、平年の(?)半分ぐらいだそうで、
どうやら今年も空梅雨のようです。
なんていい始めた頃、もういいよっ!ってくらい降るのが常ですが。


【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】
     【100mm F2.8 Macro】


タグ:α7 II

二王子岳へ [山歩]

初めて二王子岳(にのうじだけ)に行ってきました。
これまでなかなか心のハードルを越えられなかったのですが、
今回も「チームつるかめ」のくまくまさんという心強い同行者のおかげで、
ハードルを乗り越えることができました。

いつも遊んでいる弥彦・角田山塊はもちろん、五頭山よりも1つ上の山だと思っていたので、
ひとりでフラッと行くにはちょっと勇気がいる。

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ここまで来たらもう後戻りなんてできない、「二王子神社」登山口。
土曜日ということもあって、朝も早くからたくさんの登山者が集まっていました。

まだまだ、若干の緊張感を拭い去れぬままのスタートです。

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もう、始めから森が濃いもんなー。
登山道は整備されていてとても歩きやすいのですが。

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「神子石」まで来ました。
まだまだ登り始めということもあって、息が上がるものの、
思っていたほどきつくはないかなーなんて思っていました。

「山へ行ったら走っている」と思われている2人ですが、
今回もほぼ歩きです。それでもまぁ一般登山者よりもペース速いですが。

3合目までがきついから、と言われ、ああ、ホントに苦しい、
ゼーハーゼーハー息が上がる。
いい心肺トレーニングだと思っておこう・・・・・・

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3合目まできました。
こ、これでしんどいのは終わりか?
だいたいどこの山もそうですけど、登りはじめがきついわ。

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その後も、もちろん急な登りはあるものの、
3合目までのひたすらガシガシ登らされる感じではなくなり、
心にもゆとりができてきます。

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その割に気持ちのいいブナ林の写真は撮ってなく、
ブナ林で撮ったのは、なぜか花だけだったりする・・・・・・

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弥彦ではほとんど花は終わってしまいましたが、
二王子だと、まだまだ楽しめます。

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五頭山の山開きに行った時に、五頭山で盛りだったこの花が、
(結局、イワカガミなのかイワウチワなのか・・・・・・)
ここではまだ山盛り。

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徐々に木は低くなり、上が開けてきました。

こうなってくると、気持ちよさが格段にアップ。
天気にも恵まれて、山日和です。

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「油こぼし」まで来ました。

・・・え?そこ登るの??・・・マジですかー!?
岩登りじゃん(大袈裟)

とはいえ、ここで引き返すわけにはもちろんいかないので、
くまくまさんのあとを追っかけて、よじ登る。
これまで登った山にはこういう場所がなかったので焦りましたわ・・・・・
下りは右に見えているロープを使って、後ろ向きにズリズリ降りてきました。

こ、これで経験値ちょっとアップ・・・

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今年も結局、名所には行きそびれてしまいましたが、
ここでヒメサユリに出合えました。
数は少なかったけど、嬉しかったです。

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まだまだ上の方には雪が残っていました。
このくらいならトレランシューズでも十分歩けるのは、
雪国人だからだろうか・・・?

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山頂の小屋が見えました。
ああ、あそこに泊まって星撮ったりしたら最高だろうな~なんてかすめるものの、
まだそこまでは出来そうにありません。
田んぼの真ん中でさえ、真っ暗闇の中で撮影すると、野生動物がおっかなくてヒヤヒヤしてんのに、
山のてっぺんでなんてなぁ。

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二王子岳山頂(1420.3m)に登頂です。
2時間10分で登りました。
※ ふたりともトレランもやるマラソンランナーです。山初心者の方はタイムは参考にしないでください。

手前の輝く眺望図は、以前、くまくまさんが担いで上がったものだそうで、
裏には名前が刻まれています。
ちなみに40㎏あるそうです。

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山頂からは、飯豊連峰が正面に広がっています。
こりゃあいいねぇ~~
飯豊の本山には雲がかかっていますが、いい眺めだ。
あそこはもう福島県。
・・・県境がかなり強引だけど。

水分補給し、持ってきたあんぱんをかじりながら、
俺はどこまで行けるんだろうなぁ~~と飯豊の山並みを眺める。

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さて、下山。の前に・・・
二王子山頂からちょっと下ったところにある分岐点から、
二本木山を目指します。
道はあるものの、ちょっと藪っぽくなり、虫はブンブン飛び回り、
雪渓を見ても、俺らの他に先に行った人無し。

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二本木山山頂(1424m)です。
二王子の奥に隠れ、ほとんど訪ねる人もいないそうですが、
一応、この辺ではここが最高峰だそうです。
二王子の分岐から1km、往復で2kmの寄り道です。

何もない山頂なので、写真だけ撮ってすぐ反転、戻りました。


下山も特にアクシデントもなく、「油こぼし」でヒーヒー言いましたが、
すたすたと下山。
今回もいいお山歩でした。
くまくまさんありがとうございました~。


【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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弥彦あたり [山歩]

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今シーズン初の天神山~多宝山~弥彦山縦走です。
ちょうど1年前くらいに初挑戦し、それからは俺の中でもっとも回数多くいくルートになってましたが、
スノーシューでもやったのに(前編後編)、グリーンシーズンは行ってなかったんですよね。

せまりくる50kmトレイルを前に、長めに山に入りたいところ。
大き目のバックパックにラーメンとレンズを入れ、いざ出発。

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見上げれば、眩しい太陽がギラギラしていますが、
数日続いていた低温や、覆い茂る緑の屋根もあるために、
さほど暑さは感じませんでした。

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花はすっかり少なくなり、一時は、マクロレンズも持ってこないとか?
なんて思いましたが、花盛りは終わってしまいました。
今はもう、こうしてマニュアルでピントを追い込んでいると、周りがぶんぶんと賑やかで、
とても集中してられませんし、虫よけ必須です。

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多宝山から弥彦への低木地帯も、うっそうとしています。
ここは藪がない時期じゃないと、通りにくい・・・・・・

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そんな嫌な場所ですが、弥彦山頂を見つつ、右手に広がる日本海は、
気持ちのいい風景です。
「緑が濃い!」
と、今回は何度も言った。

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大平園地からこの角度も好きな角度。
麓へ降りていっているかのような階段と、標識。

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スカイラインから、降りてきた大平園地を見上げます。
積雪期は、ここをまっすぐ降りてきたことを考えると、ははは・・・と乾いた笑いしか出ません。

上でドローンの練習?をしている方がいました。
飛行している時の音からドローンと呼ばれるようですが、
聞こえてくると近くに蜂がいるんじゃないか?
とヒヤッとして、どうにも困りました。

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鉄塔LOVE。

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平日ですが、結構な数の登山者とすれ違いました。
中には学校登山と思われる団体もいて、あー良かった、弥彦表参道行かなくて。
と、ほっとする。

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弥彦山頂手前。
遠望はスッキリしませんが、近景はくっきり見えていい見晴らしでした。

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弥彦山頂到着。
多宝山頂まで1時間半。弥彦山頂までで2時間というところ。
トレランを意識しつつ、でかいバックパックを担ぎ、手には久しぶりにデカいカメラを持っていたので、
なんというか、俺、何しに来たんだと自問する。
いや、トレランの練習のつもりだったんだけど、ラーメン食いたいな、天気いいから解像感欲しいな・・・
と、思っているうちにこうなりました。

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山頂には「火気厳禁」の看板があるので、山頂でラーメンはせずに、
(お湯沸かすくらいならとくに注意されない様子もありますが)
すぐに下り始めます。
先ほど、学校登山と思った一団が移動を始めている。
ああ、これから山頂なのかな、と思ったら一部は多宝山方面へ。
なんてこったい。
あ、スカイラインの駐車場に大型バスが並んでるから、バスで下山なのか。

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アジサイにはまだ早いようです。
まぁ、麓の見ごろが過ぎてからですかね。9合目のアジサイは。

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佐渡も端から端までクッキリ。
あー、佐渡行きてぇなぁ・・・・・・
9月にはぐるっと1周しますけどねぇ。

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バスで下山するのかと思った子供たち。
大平園地まで上がってきて、いったん休憩なのかと思ったら、自由行動・・・・・・
その時、俺はどっかりと腰を下ろして、ラーメンを食べようとお湯を沸かしていました。
その周りを子供がグルグル走り回る。前を見て走ってなんかいないので、
俺の荷物のギリギリまでくる。
そんな状況なので移動したいが、熱湯持って前なんか見ちゃいない子供をかき分けて歩くわけにもいかず、
ただひたすら、お湯が沸くのを待つ・・・
子供がお湯に突っ込まないよう、足を広げて、その間でお湯沸かす。
熱で足が熱いが、子供に突っ込まれるよりマシなので、我慢。
お湯が沸くまでずっとヒヤヒヤしてました。
お湯をラーメンに移して、熱い道具を片づけてやっと移動・・・・・・

疲れた。


下山は、手に持っていたカメラもバックパックに片づけて、
やや小走り気味に移動。
これで往復で10kmちょっとかと思います。
多宝~弥彦間の歩きにくい場所もありますが、身体を動かしに来るには丁度いい距離。
多宝からの登山道は、小石がゴロゴロして滑りやすいところもあるので注意が必要です。
俺も何度か滑った。転びはしなかったけど。

本番の距離には全然足りないけど、大会までに何回か来ておきたいなぁ。
今のところ、途中で切られる可能性がものすごく高いです・・・汗


【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】


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櫛形山 [山歩]

国上山から帰って夜、
翌日はリレーマラソン前日だから、もうランニングはやめといてのんびりするか・・・
と、思っていたところ、お山に誘われました。
とは言え、お互いリレーマラソンでは4周走る身。
少ない負担で行って来れるということで、俺が行ったことのない櫛形山をチョイス。
初めていくお山に同行者がいるのはとても助かります。
普段はしょうがないから1人で突撃してるけど。

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桜公園の駐車場に車を置いて、そこから登山口まで林道を歩いて移動。
登山口にも駐車場はあるとのことでしたが、お互い歩くのが苦ではないので。

大峰山への登山口から登ることにしました。
「ハイキングコース」と書かれている通り、整備されていて歩きやすかったです。

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さくっと大峰山山頂(399.5m)・・・展望悪し。
ここの手前にある展望台は、越後平野を見下ろすことができて、素晴らしい展望でしたが。

「箱岩峠分岐」から櫛形山への縦走路を行きます。
相変わらず登山道は、極端なアップダウンもなく歩きやすい。

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北緯38度線が通っているらしい。
イメージ的には上に通っている感じですけど。

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2日続けて緑に癒されます。
午前中に来たので、前日のように虫に悩まされることも少なく。

チームのメンバーはきっと、リレーの前日なのに山行ってガシガシ走ってると思っていたのでしょうが、
この日の我々は完全ウォークでした。
くまくまさんと山に行って、こんなにのんびり歩いたのは初めてです、ってくらい歩く。

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登山口の看板に「櫛形山分岐」と書かれていた場所まで来ました。
当初はここで引き返すプランもあったのですが、ここまで来たので山頂を目指すことに。
で、戻ってきてここから下ろう。と。

登山口の看板で見ると、分岐から山頂まではすぐみたいな書き方だったのですが、
なかなか山頂に着かない・・・・・・
あれ?見落とした?山頂を??
まぁ、時間も体力もあるので、とりあえず前進。
進んでいくと、さらに分岐。
ここで山頂はまだ先とわかる。

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落ち葉でふかふかの登山道。
緑の森。
気持ちいいお山です。
全然、疲れないし。オイ

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櫛形山山頂(568m)に登頂。
この時期、どうしても遠景は白んで見えにくいのですが、
飯豊の山並みを見ることができました。

山頂で、あんぱんタイム。
天気もよく好天だったので、他にも大勢の登山者がいました。

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山頂手前の分岐から、縦走せずに下山することにしました。
これが、なかなかの急な下り坂。
ここから登ってくるのはちょっとイヤかも・・・ってくらいの斜度。
ここまで走らなかった我々も、下山はちょっとスピードアップ。

あとで知りましたが、この道は6月に開催される櫛形山脈のトレラン大会のコースになっているようです。
選手の皆さん安心してください、当日もここは下りです。
きっと、気持ちよく駆け下れると思いますが、細かい木の根が多いので転倒に注意してください。
あ、俺はエントリーしてませんので。

ルートとしては短いようで、あっという間に「大沢尾根コース」登山口にでました。
地図で確認。車を停めた駐車場まで、だいぶ距離がありそうだ。
ここからもただ歩く。
速足でもなく、フツーに歩く。
このくらいの山なら、「つるかめ」のメンバーでもゆるゆる楽しめそうだねーなんて話ながら。

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国道7号に出ましたが、まだまだ歩く。
うーん、思ったよりやっぱり遠い。
ランチに行こうと思っていたお店の閉店時間が迫る。
ちょっと走ろうか、と走ったのですが、
結局、間に合いませんでしたね。

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この日のルートログ。
距離上はロードの方が多かった感じですね。

「日本一小さい山脈」櫛形山脈の2山を登ってきました。
ゆるいところで、とは言ったものの、拍子抜けするくらいゆるゆるでした。
おかげでいい感じに準備運動になった気もします。
2日続けて緑のなかウォーキングできて、いいリフレッシュにもなりましたし。

くまくまさんありがとうございました。
次は二王子ですかねー。


【NEX-5T】+【E16mm F2.8】
久しぶりにやりましたが、やっぱりこの組み合わせ好きですね。
解像感が欲しい時は素直にα7 IIで行きます。


タグ:NEX-5T

国上山 [山歩]

弥彦山塊の一番南に位置する国上山(くがみやま)へ山歩に行ってきました。
多宝山は新潟市で、弥彦山は弥彦村で、国上山は燕市なんですね・・・
一番南ということで、我が家からは遠いので、じつは面倒でこれまで登ったことがありませんでした。
標高も低いですし、ここまで来なくても途中の角田や弥彦が楽しめますから、
なかなかここまでは来なかったのです。

「道の駅 国上」に車を置いて、裏にある酒呑童子神社のさらに裏にある登山口から、
レッツスタート。
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ゆるく登って行く感じ。
ちょっと進んで分岐点。そこに地図があったのでルート確認。
家を出る前に、道の駅に登山口があるのと、ぐるっと回るルートがあることを確認したくらいだったので。
改めて地図を見てみると、ちょっとイメージしたのと違った・・・・・・

ぐるっと回っていく「ちご道」を行こうと決めて、ざざっとイメージだけ頭に叩き込む。
(カメラでも地図を撮影しましたけど)

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なだらか~な感じで、登山というよりはホント散歩って感じ。

登山道はきれいなので、人の往来はそれなりにありそうだけど、
人が来る気配なし。

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林道に出ました。本来、歩行禁止になっているのですが、
ここは横断しないと進めないので、そそくさと渡る。
通行時間限定で一方通行の林道の様で、ほとんど通行する車はなさそうですが。

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「ちご道」を進んでいくと、どんどんどんどん下って行く。
地図を見た段階で、まぁそうだろうなと気づいたのですが。
このまままっすぐ行くと、別の登山口に出るのです。
そりゃ下るよね。

お地蔵様。
いつものように「こんにちは~、写真とらせてくださーい」と声をかけて撮らせてもらう。

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「麓登山道」の手前でルートは山側に折れ、ここからは一気に登りに変わる。
ここまで階段なんてなかったけど、階段が続く。
階段の整備はあまりされていないようで、ちょっと崩れ気味。
まぁ、そんなに大変な感じではありませんが。

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「蛇崩(じゃくずれ)」
弥彦山の登山地図で見てから、来てみたかったのですが、
グリーンシーズンということで、あまり崖っぽさなし。
眺望がいいのかな?と思ってましたが、そんなでもなし。
正面に見えているのは黒滝城址のある山(峰?)と思います。

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国上山は全体的になだらかな姿をしているのですが、
蛇崩だけが荒々しく崖になっているのだそうです。
昔の人は、こんな岩の模様を見て、蛇だと思ったのかなぁ?と想像してみたり。
地面が隆起して一方が崩れたって感じなんでしょうかね。

蛇崩からちょっと登ると「剣ヶ峰」への分岐。
ここが弥彦方面からの縦走路との合流点なんですね。
藪が深くなると通りにくくなるとの話で、そろそろと思っているうちに、
だいぶ緑が濃くなってきてしまった感があります。

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そして、国上山山頂に到着です。標高313m。
ここまで1時間。あえて迂回ルートで来たので低山ですが、なかなか楽しめました。

ここで恒例のあんぱんタイム。
お湯を沸かす道具も持ってきていたのですが、ずっと周辺をぶんぶんと虫が飛んでいるので、
とても沸くまで待っていられないと、コーヒーは無し。
っていうか、暑くていらねーよな、やっぱり・・・・・・

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山頂からの展望・・・・・・は、無し。
白んでいるせいもあるかと思いますが、見えるのは野積のあたりなのかな?
来て楽しい山頂とは、ちょっと言えないなぁ。

下山は来た道は戻らずに国上寺方面へ下ることに。

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ちょっと下ったところにある「展望台」からの眺め。
眼下に見えるのは分水の町並みと「大河津分水」
山頂よりココの方が展望はいいけど(展望台ってくらいだし)、
山頂より鬱蒼としています。ぶんぶんが鬱陶しいです。

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登山道の向こうに海。
この景観はいいですねー。

国上山の登山ルートでメジャーなのは国上寺からのルートだと思いますが、
なかなか急な斜面が続きます。俺は下りだからいいけど、ここを登るのは辛そうだ。

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国上寺にあっという間に下りてきました。山頂から15分ほど。
国上寺登山口には「山頂まで25分」と看板があるので、
そんなもんなのかな。

国上寺からは良寛さんの住まい「五合庵」を通り、なんでこんなところに?な吊り橋を渡り、
再び登山道に戻りました。

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下山もなんだかんだで50分ほど。
低山ですが、なかなか楽しめました。
ただ今の時期、体中にまとわりつく蜘蛛とかの糸がストレスでしたが・・・・・・
こればっかりは虫よけ効かないもんなぁ。

長いロードを走ろうって気になれず、山に来たものの、
やっぱり気分がのらずに、ぶらぶらとたどり着いた国上山ですが、
緑に癒され、やっと気分が軽くなった気がします。

やっぱり山歩はいいですね~~


【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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五頭山山開き [山歩]

5月3日は「ごず(5)さん(3)」ということで、五頭連峰の山開きなのだそうです。
ごろ合わせがちょっと強引すぎる気もしましたが、五頭山へ行ってきました。

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7時半から受付開始というので、時間に合わせて行きましたが、
すでにすごい人で、駐車場もだいぶ埋まっていました。

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記帳していくと記念品がもらえるというので、書いてきました。
べつに書かなくても登れるんですけどね。

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記念品は、阿賀野市のご当地キャラクター「ごずっちょ」が描かれた「ごずっちょ守」
お守りは五頭山の麓にある「旦飯野神社」の普通の(?)お守りと選択できます。
「ごずっちょ守」にもちゃんと「旦飯野神社」の名前が入っています。
(俺が並んでいた列ではどちらか選択式でしたが、違う列では2つ3つ持って行ってたぞ・・・)
それと、袋を開ければ食べられる非常用のカレーとご飯のセットに、
ゴミ袋と手ぬぐい(バンダナと選択式)をもらいました。
おおう、まさかこんなにもらえるとは。バックパックがパンパンです。

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今回は「三の峰コース」からです。
五頭山に登るのは二度目で、前は菱が岳から縦走してきて三の峰から降りてきたことがあります。

山開きはこの旧 スキー場周辺と(菱が岳の登山口より受付は上でした)、
出湯温泉、そして宝珠山の赤松山登山口で行われているようです。

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登山口に着いた時から想定できますが、渋滞です。
まぁ、急ぐ登山じゃないので前の登山者についてのんびり登ります。

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天気はいいのですが、ものすごい強風で木々の葉が皆おなじ方向に向いています。
幸い木に覆われているので、登山道はほとんど無風状態。

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とにかく緑ばかり撮っていました。
最近、やっぱり山登りの時は小型軽量は正義だな、と、
首から【NEX-5T】を下げていました。よっぽど撮りたいものがあるならともかく、
登山道の様子を撮るなら十分ですね。
ただ【E PZ 16-50mm】 だと、ふいに花とか撮りたくなった時に、
思うようでないですけど・・・

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イワカガミと思っていたけど、図鑑で見るとイワウチワのような気がしないでもない。
しっかり現場で図鑑持ってゆっくり見ないとわかんないですね。

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なんと、登山道にはまだ雪が。
登山道も雪解け水でドロドロになって、防水でないトレランシューズでは、
たまにちょっと滲みてくる感じがあってつらい。

三の峰の小屋を過ぎ、二の峰、一の峰といったん通過していきます。
5つの峰があるので五頭 山ですが、じつはどの頭も山頂でなかったりします。
石像があったり、鐘があったり、眺望が開けていたりと、さも山頂風なので、
多くの方が誤解しているようですが。

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一の峰から山頂方向。
5つの頭のあたりは、上ったり下ったりで、せっかく登ったのにと思わずにいられない。
しかも山頂が5つの頭のどれでもなくて、その先にあるというのがまた。
山頂の方が低く見えるのはやっぱり奥にあるからなのか?

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三叉路まできました。
前に来た時より看板が多くなった気がします。
ここから山頂へは「松平山」の方へ行きます。
五頭山頂方向、という案内はありません。「五頭山三角点」と書かれています。小さく。

三叉路から稜線を行くのですが、こちらもまだまだ残雪が。
トレランシューズですが、どうにか。
ここに来るまでに、三の峰コースは混んでいるから、菱が岳まで縦走して降りようかな~
なんて以前来た時の逆ルートが頭にかすめていたのですが、
残雪があるのでやめることにしました。
とりあえず山頂までは残雪歩き頑張ろうか・・・

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「五頭山三角点」です。山頂、という表記は一切ないのですが、
ここが五頭山で一番標高が高いところということになります。標高912.5m。
五頭連峰で見れば、五頭山の隣にある松平山(953.9)菱が岳(973.5)の方が高いんですよね。

標柱は雪に埋まっているわけではなく、登山道と標柱の間に雪が積もっています。

ここまで受付から1時間30分ほど。
三の峰まではずっと登り坂のコースですが、いい調子で登ってきたカモ。

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山頂は何も見晴らしがないので、とっとと引き返してきて一の峰です。
やっぱりここが五頭山では一番、見晴らしがいい気がします。
といってもまだ菱が岳と三の峰コースしか来たことがないので、
「いまのところ」ですが。
写真で見ると「五の峰」も眺望良さそうだなぁ。今度行ってみよ。

生憎と遠くの山は霞んで見えませんでした。
・・・近くの雪かぶった山も何山かわからんけど・・・・・・
向きが変わるとさっぱり。

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菱が岳方面と、眼下に見えるのは五泉のあたりですかね。
新潟市方面はぼんやりでなんとなく、でした。
季節柄しょうがないんですが。

もってきたあんぱんで補給。
このところ山ラーメンではなく、山あんぱんがブームです。
こしあんだろうとつぶあんだろうとくるみあんぱんだろうとあんどーなつだろうと、
とくにこだわりはありません。最後のはドーナツじゃねぇのか?

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どんどん団体様が登ってくる三の峰コース。
「ごずっちょ」も登ってくるという話だったので、どこかで出会えないか期待していたのですが、
残念ながら会えませんでした。
まさか「ごずっちょ」もあのまま登ってくるわけではないと思いますが。

山開きの行事でいえば、正午に五の峰で旦飯野神社神主によるお祓いもあったようです。
多宝山と違って登山口でやるわけではないんですね。

登山口ではトン汁のサービスもあったのですが、そんなに急いで来たわけではないのですが、
下山してきた頃には、まだまだ準備中でいただけませんでした。
残念。


久しぶりの五頭山で、初の単独行でした。周りに人は沢山いましたけど。
弥彦山よりも標高は高いですが、ゆっくり登ったこともあって大変なところもなかったかな。
三の峰ならまだ石瀬峠からの多宝山の方がつらいかも?

さてと、今度はどこの山に行こうかな?

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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春のお山歩 [山歩]

3月になったばかりですが、もう雪割草が咲いていると聞き、
角田山まで行ってきました。
午前中から山に入り、いくつかの登山道を渡り歩こうと思っていたのですが、
なんだか結局昼過ぎの到着。
くわえてポツポツと雨が落ちてきたので、今日は行けるところまでだなぁと、
角田浜を出発。

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桜尾根ルートで登り始めてすぐに雪割草がお出迎え。
もうこんなに咲いているのかい。3月に入る頃には咲き始めていたのかもしれませんね。

意外と知られている桜尾根ルートですが、
公式の登山道ではなく、地権者が私有地を開放しているルートです。
なので基本的には雪割草、カタクリのシーズンのみ、俺は利用させてもらっています。

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咲いているっていっても、咲き始めくらいだろう?などと思って来たのですが、
これがまた、探さなくてもそこらじゅうに咲いているのですよね。
まだ範囲は広くはないけど。

しかし、天気が悪いうえに、わりと低温だったので、
花がほとんど閉じていました。

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行けるところまで・・・と登り始めたので、足元もゴム長ではなく、トレッキングシューズ。
積雪が増えたら引き返そう、と登ってきたのですが、灯台・五ヶ峠方面からのルートと合流するあたりで、
ようやく登山道に積雪が。

そんなに多くもないので、踏み固められているところを選んで進む。
もう少しは行けそうだなぁ。
幸い、登りはじめの頃はポツポツと当たっていた雨も、
雲の中にいるのに、降ってはいませんでした。

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って、もう少し登ると・・・・・・山頂です。
結局、行けるところまで行ったら、山頂まで来れてしまいました。

おおー、雪無いなぁ・・・・・・
20~30センチくらいでしょうか。

せっかく来たので、もちろん稲島方面へ下って観音堂まで行きました。
もちろん、視界ゼロの真っ白な世界が広がっていましたケド。

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もやって幻想的な杉林です。

登山者は平日ということもあって、山頂に着いた時に2人見えたのと、
観音堂の行き帰りに、おじいさんにひとりすれ違ったくらい。
山日和とは言えない日でしたしね。

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山頂で、レンズを100mm F2.8 Macroに換装。

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冬の角田山に来ると、なんとなくこれを撮らずにはいられない。

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雪割草の群生エリアに入ってからは、立ち止まる回数が増える。

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咲きすぎなんだよな・・・・・・
もうちょっと、一輪、二輪のがちょこっとあるくらいの方がいいと思うのですが、
ごそっていう感じで咲いているんですよね。

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ピントが微妙ですが・・・
こんな感じを狙おうとすると、さすがに手持ちでは手がプルプルしてくるうえに、
じつは筋肉痛で、ただしゃがむだけならともかく、レンズを花に向けていると、
体中がぴくぴくしてきて辛い。

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暖冬ということで、花の山として全国に知られる角田山も、
(磐梯山で会った茨木からの登山者も、この春は角田に行こうと思ってるって言ってた)
ずいぶん早いシーズンインとなりそうです。
さすがにまだカタクリはカの字もありませんでしたが、
このあたりが一面、紫色に染まるのに、そんなに時間はかからなそうですね。


ちゃちゃっと桜尾根ルートでのピストンでしたが、
往復で3時間もかかりました。
これからの季節、角田に行くとものすごく時間がかかります・・・・・・


【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【100mm F2.8 Macro】


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本日も雪山 [山歩]

先回の弥彦登山の様子です。
標高634mの里山ですが、雪が積もれば雪山には違いありません。

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空は青空、杉林の向こうには眩しい太陽。
杉林の中にもキラキラとした日差しが射しこんできます。

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おかげで杉林の中は、溶けた雪で雨降り状態。
それだけならまだしも、時折、ドサッと雪の塊が落ちてくる時もあるので、注意が必要です。

でも、落ちてくる水が陽光に照らされ、キラキラ光って綺麗。
ああ、なぜに超広角レンズで来ているのか・・・・・・
まぁ、こんな状況では望遠レンズを持ってきていたとしても、
レンズ交換ができる状況ではありませんでしたけど。

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このところ積雪は減ってきていますが、前に来た時よりは多い印象。
といっても、表参道で登ったのはしばらく前の話になりますが。
とりあえず、俺が冬の弥彦を登り始めてから、一番、積雪は多かったかも。

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雪崩というか、木に積もっていた雪が溶け落ちて、
斜面を転がっていった感じでしょうか。
遠目に見ると、どこを歩けばいいんだ?と焦りますが、
近づくと、他の人が歩いた跡があるので、それをたどっていきます。

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一番懸念していた5~6合目あたりからの、足場が狭く岩のあたり。
雪が積もってどうなっているのか・・・こうなってました。
写真で見るとおっかねぇですね。
途中で、自分が歩いているところの下に、本来の登山道にある柵の杭が見える。
・・・・・・俺、いったいどこを歩いているんだ??

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ちょっと加工してみました。
水色が今、俺が歩いているルート。
矢印が指しているのが、登山道にある杭。
紫の線が、杭から推測する雪のない時の登山道です。

どうやら、夏場は見上げていた岩肌のあたりを、歩いているようです。

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雪でも登山者の多い、弥彦山の表参道ルートだけど、
角田山や多宝山と比べると、ここが一番大変かも・・・・・・
滑落の可能性がある場所が多いというか。

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橋もこんな具合。
まさに端は歩けません。
もっと雪が多いと沢の上の方も埋まって、橋もわからなくなるんじゃ?

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大変なコースでしたが、こんな角度からヤヒコザクラを見上げられるのは、
冬ならではですね。
夏場は周りの植物が元気すぎて。

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また電波塔がならんでいるあたりで工事をしているようで、
工事で出たがれきを、こうしてブルーシートでくるんで、滑らせて降ろしていました。
おー、それは運びやすそうですねぇ。

こうして引きずられたところが、固められて歩きやすくなり、
下りは便利に使わせてもらいました。

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登山道の雪は多かったですが、
「弥彦スカイライン」の雪は上部でも、だいぶ溶けてきたようです。

スカイラインの山頂駐車場を、野積・観音寺方面に下っていくと、
反対側から登ってきたらしい、足跡を発見。
駐車場まできて、引き返した人が1人いたようです。

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足跡をたどって、俺もそちらへ下っていきます。
時計を見て、いいとこで引き返すつもりでしたけど。

足跡から推測すると、たぶん滑り止めを付けた長靴か登山靴じゃないかな。
それに1本ストックを持っている様。
スノーシューを履いている俺と違って、深い足跡が刻まれています。
スカイラインを反対側から登ってきたのかなぁ~?と、追跡していたら。

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足跡は右折。
ここは、田ノ浦浜からの登山道の出口!
いくつかある登山道の中でも「上級者ルート」とされているルートです。
俺もまだ歩いたことがありません。
ええ?この雪の季節に、田ノ浦から登ってくるひともいるですね!!

せっかくだから、下りはじめるところまで行ってみようと、
足跡を追跡。
すぐに下りはじめるわけでなく、ちょっと木々をかき分けていくようです。
もっとも、登山道が雪の下なので、本来はどうなっているのかわかりませんが。

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この尾根が登山道なのか。
結構な角度の尾根ですね。登山地図にも「急な坂が続く」とあります。
こんな角度だと、階段なんですかねぇ?
ここをズボズボしながら登ってきたってか・・・・・・
弥彦で見るストック1本の人って、わりと年配の人が多いから、
地元の方でしょうかね。山頂まで登らず、駐車場で田ノ浦方面を見下ろして、
引き返していることからも、しょっちゅう登ってきているってことでしょうね。

俺は今日はここまで。今年は1度くらい田ノ浦から挑戦してみたいですね。
もちろん雪がない季節に。

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というところで、時計がだいぶいい感じに。
「スカイライン」を登り返します。
もうちょっと先まで行くには、もっと早く来ないとですね・・・・・・

パノラマタワーが見えていますが、ここから駐車場へ戻り、
ロープウェーの山頂駅まで登るのに、30分はかかりました。
やっぱり思っている以上に時間がかかる。
田ノ浦の出口から引き返してきて良かった。

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行動時間が長くなってくると、急坂登りがしんどいですが、
青空と日差しが気持ち良くて頑張れました。

この日は表参道でピストン。
どこ歩けばいいんだ?ってところは下山時も苦労しました。
気温上昇で、雪が柔らかくなっていて、崖側の足元をとられるんですよね・・・・・・
落ちたくない、落ちたくない!と左足を何度も踏ん張りました。
樹上からの融水攻撃は、俺が下山する頃には、すでに落ち切ったあとだったので、
再攻撃にあわなくてすみましたが。

なかなかしんどい登山でしたが、この気持ちよさは癖になりますね。
やっぱり雪山と青空の組み合わせは清々しい。
ただ、それが組み合わさると、融雪や雪崩に細心の注意が必要ですが。
時間と体力で、ルートを選べる雪の弥彦山塊ですが、
やっぱり雪山ですから、気を引き締めて楽しまないとですね。


【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】


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本日は晴天なり [山歩]

天気いいみたいだし、今日は山でも行ってくるかー。
そう思って玄関を開けた途端、後悔した。
こんなに晴れているなら、もっと早く出れば良かった!と。

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出るのが遅かったので、時間的に考えて、今日はここかなと、
弥彦神社にスノーシュー担いでやってきました。

表参道ルートで往復して、あとは時間が許す限り上で遊んで来ようということで。

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いつもなら、登山道の様子などを載せながら、上に登っていきますが、
今回は、せっかく気持ちいい青空だったので、
過程はすっ飛ばして、一気に上に参りましょう。

登山道の様子はまたの機会に。

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山頂手前です。

ちょっと霞んでいる様子ですが、米山のあたりまで見えるようです。

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奥宮手前から。

車で移動している時は、雪無いなーと思って弥彦まで来ましたが、
上から見ると先日までの雪はまだ残っているようで、わりと白いですね。

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山頂から南側。

越後三山までキレイに見えていました。
いつもなら望遠レンズを持ってきて、そのまま使わずに持ち帰るのですが、
「今日はいいや」と持ってこなかった時に限って、こんなに遠くまで見えるんですね・・・・・・

あとで出てくるおじさんの話によると、苗場あたりまで見えたそうです。

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山頂でスノーシュー装着!

雪の上にごろんと転がって、足を上げて撮影。
この体勢しんどい・・・・・・と、どうにか1枚だけ撮りました。

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大平園地から弥彦山山頂方面。

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大平園地で山並みを眺めていると、おじさんに、
「山詳しい?」と声をかけられる。
いや、あんまりわかんないです・・・・・・と言ったのに、
「大蔵山の向こうに見える尖がった山、磐梯山じゃないかな?」
と聞かれる。
あー、大蔵山って菅名岳の隣の山だったよなぁ。
たまたま菅名岳の登山地図を見たばっかりだったのでわかりました。
おじさんの言う方向をどれどれと見ると、山並みのずーーっと一番奥、
山と山の間に、うっすらと小さな尖がりが見えました。
確かに尖がった感じ磐梯山によく似ています。
どうかなー?でも確かによく似てますよね!
(俺、土曜日に見たばっかりだし~)

しばらくおじさんと、あの山が見えた、見えなかったとお話。
「陽が沈むころになるときれいなんだろうけどなぁ、帰らないとなぁ」
と、名残惜しそうに多宝山方面へおじさんは行きました。

それにしても、ああ、なんで俺は今日、望遠レンズを持ってこなかったのか・・・・・・
一応、画像を等倍サイズで見ると、うっすら見えるんですけど、
肉眼で見るよりもハッキリしないんですよね。

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「弥彦スカイライン」に降りてきて、しばし散策。
スノーシューで歩いた跡が1人分。
平日ということもあって、あまり人が来ていないみたいですね。

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誰も歩いた跡がない、弥彦スカイラインの山頂駐車場を、
贅沢に歩き放題。

案の定、スカイラインで遊んでいられる時間はあまりなく、
太陽が山の陰に隠れるようになったので、下山しました。

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今日も弥彦山にたくさん遊んでもらいました。
時間と体力に合わせて遊べる雪山。
でも、これだけ積もると意外と弥彦の表参道って危険も多いかも?
まぁ、その話はまた今度で。

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空にはもうじき満月かな~というお月様。

短い晴天を堪能しました。
こんなに気持ちよく晴れる日も多くない。
また週末くらいから天気崩れそうですね。


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雪山通い 後編 [山歩]

先回のつづきです。

多宝山山頂でスノーシューを履き、弥彦山山頂を目指そうというところ。

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広がる視界、夏季の登山道は雪の下ということで、
他の登山者の踏み跡も、好き勝手にばらけています。
ここぞとばかりに誰も歩いていないところに踏み入る。

スノーシューをはいて、とたんに足元が快適に。

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しかし、弥彦~多宝間って、夏季でも低木を潜り抜けながら進むルート。
それは積雪期でも変わらず・・・・・・
むしろ、枝の下を潜れないので、枝をかき分けて進むのですが、
この枝が堅いんですよね。レンズの前玉をかばいつつ、
レインウェア裂けるんじゃねーか?と、心配しつつ、かき分けて進む。

低木がないところは快適なのになぁ。

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「弥彦スカイライン」と登山道の合流点まできました。
弥彦山頂を目指すなら、ここからスカイラインという手もありますが、
大平園地に行きたかったので、直進。

大平園地は、弥彦山と多宝山の間にある小さな山というか丘なので、
ちょっと登り。

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大平園地に登り、弥彦山を眺め、さて、ここから階段で下り・・・と思っていたんですが、
目の前の坂を直登してくる人たちが見えました。
え?そこをまっすぐ登ってくるんだ!?

夏季なら、急な石段を登ってくるのですが、階段・・・見る影もなし。
うひょー!と急坂を下り、ふたたび「スカイライン」を横断して、
・・・・・・こっち側の階段もねぇってか・・・・・・
「スカイライン」から弥彦山山頂方向へは、こちらも夏季は階段がありますが、
やはり雪の下。
斜面をよじ登る。
なんか、多宝山越えてからスノーシュー履いて足元はラクになったケド、
ルートの難易度が急に上がった・・・・・・

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振り返れば、まるで小さなスキー場のような、大平園地からの斜面。
写真でいうと左側の方は、崖なので、近づきすぎに注意。

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ロープウェーの山頂駅や展望売店を過ぎ、弥彦山9合目からの尾根道。
長い階段はここももちろん雪の下です。

でも、ここまでの坂に比べたら、スノーシューのおかげで登りやすい。
下ってくる人に「足元軽そうだねぇ!」なんて声かけられました。
ホント、ラクでいいです。

ロープウェーは冬季も営業しているので、
街を歩いている様なブーツで、この道を歩いて行く若い女性もいますが、
そんな丈が長いだけのブーツじゃ、大変でしょうよ。
靴屋行くと驚きますね。長靴だと思ってソールを見ると、真っ平ら。
ん?これって冬用じゃないの??と思うことしばしば。
何度も滑りながら降りてきていました。
パワースポットだからって頑張って登って、ケガしないようにねぇ・・・・・・

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山頂手前。
登る前は、山頂付近に雲がかかっていたりしていましたが、
丁度良く、晴れ間のうちに上がってくることができたようです。

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弥彦山山頂、弥彦神社奥宮。
ここまでで3時間。いい調子です。

ちゃんと鳥居の前は雪がのけられて、ちょっと洞のようになっていました。
なお、山頂は、無雪期なら周囲を柵で囲われていますが、
柵の高さ以上にまで雪が積もっているため、
あまり端まで行って、落ちないように注意が必要です。

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ちょうど雲間から寺泊のあたりに日が射していて、きれいでした。

3時間かけて登ってきた甲斐があったなぁ~、と先駆者に感謝しつつ、
持ってきた菓子パンと、温かいカフェオレで補給。

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登ってきた多宝山方向。

ここよりも、新潟市の中心部の方が天気悪そうな感じ。

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そして、真っ平らな雪化粧の新潟平野。
見えている範囲に、この先、山がありません・・・・・・

補給完了して、とっとと下山開始です。

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「弥彦スカイライン」に戻ってきてからは、大平園地や多宝山に上がらずに、
このままスカイラインで石瀬峠まで下ることにしました。
ずっと下りだし、多宝山を登るより、早く帰れるだろう、と。

こちらもたくさんの踏み跡があるので、それをたどっていきます。

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冬の新潟ですし、雲もそれなりに多かったので、
途中で、雪に降られてもいいやと思ってきましたが、天候がもってくれました。

気分が良くて、いい雪山散歩です。

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「佐渡見台」というところに来ました。
前に、スカイラインでランニングした時にこんな場所があると気が付きました。
樋曽山方面から車で来ると、「佐渡見台」という標識は見えても、
展望できる場所があるとは気づきにくいかも。

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佐渡見台には石碑が立っています。
てっきり佐渡見台と書かれているのかと思ったら、
「坂井銅山史・・・」
ずいぶん昔に、銅が採れたらしいですし、
田ノ浦からの弥彦山登山道の途中に銅山跡があるのも聞いてますが、
こんなところに銅山に関する石碑が立っているんですねぇ。

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佐渡見台で佐渡見たかった・・・・・・
まさか雪の時期にこうして見に来るとは思いませんでしたが。
ここから星景もいいかもなー、なんて、しばらくぼさーっと立ってました。
眼下に見えるは間瀬の港。
波は高くないようですが、響くような音が聞こえてくるようです。

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太陽が雲の隙間から、日本海を照らしているのもまたきれいですね。

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佐渡見台でのんびり休憩し、ふと右手を見ると、
まだ多宝山山頂の気象レーダーがずいぶん先に見えます。
・・・・・・あれ?もしかして全然進んでない??
なんと、まだそんなに下っていないのに、下山始めてから1時間も経っているのです。

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気分はいいが、進めども進めども続くスカイライン。
スノーシューといえど、踏み固められていないところはゴム長の丈くらいは沈むので、
そんなところを歩いていると足がもちません。
踏み固められているラインも、真ん中はいいけどちょっと端になると、ズボッと行きます。
下りなのに、思うように進まない。
「だいろ坂」の標識に、まだ「だいろ坂」なんだ!と驚く。

下りはスカイラインを使ってラクラク時短で下山と考えていたのが甘かった。
もしかして多宝山を登りかえしたのと、時間的に変わらないんじゃ?
確かにまぁ、地図を思い返せば、スカイラインはだいぶ大回りなんですが・・・・・・
これ、登山道じゃなくてスカイラインで往復した方が、トレーニングとしてはいいのかも、
かなり精神修行要素強そうですが。

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背後に沈んでいく夕日。
角田山が照らされてきれいだなー、なんて見入っている場合じゃない。
もう足がダルダル。

どうにか石瀬峠に戻ってきたのが、弥彦山頂を出てから2時間後でした。
この時点で薄暗くなっていたら、このままスカイラインを降りてしまおうかとも思いましたが、
天神山を越える時間はありそう。
暗くなる前に~~!と天神山をガシガシ登り、せっせと下り、
丸小山公園に戻ってきたのが、弥彦山頂から3時間後。
全然、時短にならなかった。

という往復6時間の行程でした。
天気に恵まれ、いい運動になりました。
今度はもうちょっと早い時間にスタートしたいですね。


【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


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