本日も雪山 [山歩]
先回の弥彦登山の様子です。
標高634mの里山ですが、雪が積もれば雪山には違いありません。
空は青空、杉林の向こうには眩しい太陽。
杉林の中にもキラキラとした日差しが射しこんできます。
おかげで杉林の中は、溶けた雪で雨降り状態。
それだけならまだしも、時折、ドサッと雪の塊が落ちてくる時もあるので、注意が必要です。
でも、落ちてくる水が陽光に照らされ、キラキラ光って綺麗。
ああ、なぜに超広角レンズで来ているのか・・・・・・
まぁ、こんな状況では望遠レンズを持ってきていたとしても、
レンズ交換ができる状況ではありませんでしたけど。
このところ積雪は減ってきていますが、前に来た時よりは多い印象。
といっても、表参道で登ったのはしばらく前の話になりますが。
とりあえず、俺が冬の弥彦を登り始めてから、一番、積雪は多かったかも。
雪崩というか、木に積もっていた雪が溶け落ちて、
斜面を転がっていった感じでしょうか。
遠目に見ると、どこを歩けばいいんだ?と焦りますが、
近づくと、他の人が歩いた跡があるので、それをたどっていきます。
一番懸念していた5~6合目あたりからの、足場が狭く岩のあたり。
雪が積もってどうなっているのか・・・こうなってました。
写真で見るとおっかねぇですね。
途中で、自分が歩いているところの下に、本来の登山道にある柵の杭が見える。
・・・・・・俺、いったいどこを歩いているんだ??
ちょっと加工してみました。
水色が今、俺が歩いているルート。
矢印が指しているのが、登山道にある杭。
紫の線が、杭から推測する雪のない時の登山道です。
どうやら、夏場は見上げていた岩肌のあたりを、歩いているようです。
雪でも登山者の多い、弥彦山の表参道ルートだけど、
角田山や多宝山と比べると、ここが一番大変かも・・・・・・
滑落の可能性がある場所が多いというか。
橋もこんな具合。
まさに端は歩けません。
もっと雪が多いと沢の上の方も埋まって、橋もわからなくなるんじゃ?
大変なコースでしたが、こんな角度からヤヒコザクラを見上げられるのは、
冬ならではですね。
夏場は周りの植物が元気すぎて。
また電波塔がならんでいるあたりで工事をしているようで、
工事で出たがれきを、こうしてブルーシートでくるんで、滑らせて降ろしていました。
おー、それは運びやすそうですねぇ。
こうして引きずられたところが、固められて歩きやすくなり、
下りは便利に使わせてもらいました。
登山道の雪は多かったですが、
「弥彦スカイライン」の雪は上部でも、だいぶ溶けてきたようです。
スカイラインの山頂駐車場を、野積・観音寺方面に下っていくと、
反対側から登ってきたらしい、足跡を発見。
駐車場まできて、引き返した人が1人いたようです。
足跡をたどって、俺もそちらへ下っていきます。
時計を見て、いいとこで引き返すつもりでしたけど。
足跡から推測すると、たぶん滑り止めを付けた長靴か登山靴じゃないかな。
それに1本ストックを持っている様。
スノーシューを履いている俺と違って、深い足跡が刻まれています。
スカイラインを反対側から登ってきたのかなぁ~?と、追跡していたら。
足跡は右折。
ここは、田ノ浦浜からの登山道の出口!
いくつかある登山道の中でも「上級者ルート」とされているルートです。
俺もまだ歩いたことがありません。
ええ?この雪の季節に、田ノ浦から登ってくるひともいるですね!!
せっかくだから、下りはじめるところまで行ってみようと、
足跡を追跡。
すぐに下りはじめるわけでなく、ちょっと木々をかき分けていくようです。
もっとも、登山道が雪の下なので、本来はどうなっているのかわかりませんが。
この尾根が登山道なのか。
結構な角度の尾根ですね。登山地図にも「急な坂が続く」とあります。
こんな角度だと、階段なんですかねぇ?
ここをズボズボしながら登ってきたってか・・・・・・
弥彦で見るストック1本の人って、わりと年配の人が多いから、
地元の方でしょうかね。山頂まで登らず、駐車場で田ノ浦方面を見下ろして、
引き返していることからも、しょっちゅう登ってきているってことでしょうね。
俺は今日はここまで。今年は1度くらい田ノ浦から挑戦してみたいですね。
もちろん雪がない季節に。
というところで、時計がだいぶいい感じに。
「スカイライン」を登り返します。
もうちょっと先まで行くには、もっと早く来ないとですね・・・・・・
パノラマタワーが見えていますが、ここから駐車場へ戻り、
ロープウェーの山頂駅まで登るのに、30分はかかりました。
やっぱり思っている以上に時間がかかる。
田ノ浦の出口から引き返してきて良かった。
行動時間が長くなってくると、急坂登りがしんどいですが、
青空と日差しが気持ち良くて頑張れました。
この日は表参道でピストン。
どこ歩けばいいんだ?ってところは下山時も苦労しました。
気温上昇で、雪が柔らかくなっていて、崖側の足元をとられるんですよね・・・・・・
落ちたくない、落ちたくない!と左足を何度も踏ん張りました。
樹上からの融水攻撃は、俺が下山する頃には、すでに落ち切ったあとだったので、
再攻撃にあわなくてすみましたが。
なかなかしんどい登山でしたが、この気持ちよさは癖になりますね。
やっぱり雪山と青空の組み合わせは清々しい。
ただ、それが組み合わさると、融雪や雪崩に細心の注意が必要ですが。
時間と体力で、ルートを選べる雪の弥彦山塊ですが、
やっぱり雪山ですから、気を引き締めて楽しまないとですね。
【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】
標高634mの里山ですが、雪が積もれば雪山には違いありません。
空は青空、杉林の向こうには眩しい太陽。
杉林の中にもキラキラとした日差しが射しこんできます。
おかげで杉林の中は、溶けた雪で雨降り状態。
それだけならまだしも、時折、ドサッと雪の塊が落ちてくる時もあるので、注意が必要です。
でも、落ちてくる水が陽光に照らされ、キラキラ光って綺麗。
ああ、なぜに超広角レンズで来ているのか・・・・・・
まぁ、こんな状況では望遠レンズを持ってきていたとしても、
レンズ交換ができる状況ではありませんでしたけど。
このところ積雪は減ってきていますが、前に来た時よりは多い印象。
といっても、表参道で登ったのはしばらく前の話になりますが。
とりあえず、俺が冬の弥彦を登り始めてから、一番、積雪は多かったかも。
雪崩というか、木に積もっていた雪が溶け落ちて、
斜面を転がっていった感じでしょうか。
遠目に見ると、どこを歩けばいいんだ?と焦りますが、
近づくと、他の人が歩いた跡があるので、それをたどっていきます。
一番懸念していた5~6合目あたりからの、足場が狭く岩のあたり。
雪が積もってどうなっているのか・・・こうなってました。
写真で見るとおっかねぇですね。
途中で、自分が歩いているところの下に、本来の登山道にある柵の杭が見える。
・・・・・・俺、いったいどこを歩いているんだ??
ちょっと加工してみました。
水色が今、俺が歩いているルート。
矢印が指しているのが、登山道にある杭。
紫の線が、杭から推測する雪のない時の登山道です。
どうやら、夏場は見上げていた岩肌のあたりを、歩いているようです。
雪でも登山者の多い、弥彦山の表参道ルートだけど、
角田山や多宝山と比べると、ここが一番大変かも・・・・・・
滑落の可能性がある場所が多いというか。
橋もこんな具合。
まさに端は歩けません。
もっと雪が多いと沢の上の方も埋まって、橋もわからなくなるんじゃ?
大変なコースでしたが、こんな角度からヤヒコザクラを見上げられるのは、
冬ならではですね。
夏場は周りの植物が元気すぎて。
また電波塔がならんでいるあたりで工事をしているようで、
工事で出たがれきを、こうしてブルーシートでくるんで、滑らせて降ろしていました。
おー、それは運びやすそうですねぇ。
こうして引きずられたところが、固められて歩きやすくなり、
下りは便利に使わせてもらいました。
登山道の雪は多かったですが、
「弥彦スカイライン」の雪は上部でも、だいぶ溶けてきたようです。
スカイラインの山頂駐車場を、野積・観音寺方面に下っていくと、
反対側から登ってきたらしい、足跡を発見。
駐車場まできて、引き返した人が1人いたようです。
足跡をたどって、俺もそちらへ下っていきます。
時計を見て、いいとこで引き返すつもりでしたけど。
足跡から推測すると、たぶん滑り止めを付けた長靴か登山靴じゃないかな。
それに1本ストックを持っている様。
スノーシューを履いている俺と違って、深い足跡が刻まれています。
スカイラインを反対側から登ってきたのかなぁ~?と、追跡していたら。
足跡は右折。
ここは、田ノ浦浜からの登山道の出口!
いくつかある登山道の中でも「上級者ルート」とされているルートです。
俺もまだ歩いたことがありません。
ええ?この雪の季節に、田ノ浦から登ってくるひともいるですね!!
せっかくだから、下りはじめるところまで行ってみようと、
足跡を追跡。
すぐに下りはじめるわけでなく、ちょっと木々をかき分けていくようです。
もっとも、登山道が雪の下なので、本来はどうなっているのかわかりませんが。
この尾根が登山道なのか。
結構な角度の尾根ですね。登山地図にも「急な坂が続く」とあります。
こんな角度だと、階段なんですかねぇ?
ここをズボズボしながら登ってきたってか・・・・・・
弥彦で見るストック1本の人って、わりと年配の人が多いから、
地元の方でしょうかね。山頂まで登らず、駐車場で田ノ浦方面を見下ろして、
引き返していることからも、しょっちゅう登ってきているってことでしょうね。
俺は今日はここまで。今年は1度くらい田ノ浦から挑戦してみたいですね。
もちろん雪がない季節に。
というところで、時計がだいぶいい感じに。
「スカイライン」を登り返します。
もうちょっと先まで行くには、もっと早く来ないとですね・・・・・・
パノラマタワーが見えていますが、ここから駐車場へ戻り、
ロープウェーの山頂駅まで登るのに、30分はかかりました。
やっぱり思っている以上に時間がかかる。
田ノ浦の出口から引き返してきて良かった。
行動時間が長くなってくると、急坂登りがしんどいですが、
青空と日差しが気持ち良くて頑張れました。
この日は表参道でピストン。
どこ歩けばいいんだ?ってところは下山時も苦労しました。
気温上昇で、雪が柔らかくなっていて、崖側の足元をとられるんですよね・・・・・・
落ちたくない、落ちたくない!と左足を何度も踏ん張りました。
樹上からの融水攻撃は、俺が下山する頃には、すでに落ち切ったあとだったので、
再攻撃にあわなくてすみましたが。
なかなかしんどい登山でしたが、この気持ちよさは癖になりますね。
やっぱり雪山と青空の組み合わせは清々しい。
ただ、それが組み合わさると、融雪や雪崩に細心の注意が必要ですが。
時間と体力で、ルートを選べる雪の弥彦山塊ですが、
やっぱり雪山ですから、気を引き締めて楽しまないとですね。
【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】
タグ:α7 II
2016-02-19 18:42
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