白山白川郷100km -6- [フォトラン]
「その1」から読む場合はこちらから・・・
⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2015-09-17
どうにかホワイトロードの登りを終え、ここからはゴールまでほぼ下りのみ。
「三方岩駐車場」エイドを、よっし!駆け下るぞ!と、
歩いて登ってきたので、気合を入れなおしてトンネルに突入しました。
さぁ、石川県に帰ってきました。
往路では触れませんでしたが、県境のトンネル「三方岩隧道」390mありますが、
中には一切照明がありません。
自動車専用道路なので、通行車両はライトをつけるでしょうからいらないのかもしれませんが、
歩行者にはちょっと不安なトンネルです。
・・・・・・あ、そうですね、事務局から「ライト持ってください」って言われてますね・・・・・・
「ホワイトロード」を登っている途中で、青空が見えてきて、
もう雨の心配はないなと一安心でしたが、
トンネルを抜けたら、雨。
おおう、やんだんじゃなくて、雨雲がこの山で引っかかってたってことだったのね。
そんなに気にするほど降っているわけではありませんでしたが、
雨対策用の上着を、トランジットに入れてしまわなくて良かったと思いました。
これ以上、雨脚が強くなったら着ようかな・・・・・・
とりあえず駆け下ることに専念。
往路の下りでは、キロ5分台で駆け下りましたが、
ここまで70km以上を走ってきた足ですから、さすがにそういうわけにはいきません。
「野辺山ウルトラ」でも、馬越峠からの下りは走っているのに7分台だったり、
下りの衝撃であちこちに痛みが走ったことを考えると、
気持ちも慎重になります。
えっさえっさと駆け下りながら、足の調子を確かめつつ、
この下りでタイムを稼がない手はない、と、できる限り走る。
さすがにキロ4分台はもう出なかったけど、
ここにきてもまだ5~6分台で駆け下れました。
・・・・・・やっぱ下り坂得意かも?
「ホワイトロード」を抜けたら、アップダウンがある。
その分、稼げるところで稼いでおかないと・・・・・・
「そうめん」のうまかった「ふくべの大滝」エイドに戻ってきました。
これで下り坂もだいぶ落ち着いてきてしまいますね。
まだ「そうめん」あった!もちろんいただいて、さっぱりします。
往路でおかわりしてしまったので、申し訳ないから1杯で出ようと思ったんですが、
「おかわりどうぞ!」
と、キュートな笑顔で言われてしまっては、
あ、じゃあ、いただきます。と受け取るしかないですよねー。
ズズッとかきこんで、やっぱり空腹じゃなかったから2杯はいらんかったなぁ・・・
ごちそうさま~
「もう1杯いかがですか?」
う・・・いや、もうどんなに微笑まれたって、胃袋が限界です。
笑顔に見送られ、「そうめん」エイドをあとにしました。
この谷にかかる橋を渡ると、もう下り坂のような感じはしない、
ほぼ平坦に変わってきます。
実際にはまだまだ下りなんでしょうけど、下り坂の恩恵を得られるほどの傾斜がありません。
身体がずっしり重くなった気がします。
もうハーフマラソンもないんだ。ここからが耐え時・・・・・・
「白山白川郷ホワイトロード」石川県側の料金所に戻ってきました。
苦しかった「ホワイトロード」の旅も、ここで終わり。
この先は一般道です。
ここにきての登りは本当に辛い。
たまらず歩いてしまいました・・・・・・
・・・ホント、登りは苦手です。
なんでここにきて、そんなに走れるんだ?と、
追い越していくランナーを見送る。
どうにか走ったり歩いたり。
エイドにたどり着くと、たくさんの笑顔が出迎えてくれます。
「おかえりー!」「お疲れ様!」「あと少しだよ!」
もう、やばいです。
ありがとうごわぁいまぅぅぅ・・・・・・
その言葉に涙がでそうで、もう言葉になりません。
とくに「おかえり」がやばい。
涙こらえながら、水分を摂って、バナナあるとこは食べて、
エイドをでる。
このところマラソン大会走ってて、そんなに涙腺弱くなかったんだけど、
今回はホントにやばかった。
第3関門「一里野温泉」(91.7km)まで戻ってきました。
またしても関門の看板が出てなくて、テントの後ろに片づけられてた看板見つけて撮る。
まぁ、まだ関門閉鎖の準備すらする前ってことで。
残り10kmをきって、まだまだ制限時間は3時間も残ってます。
しかし、往路で見てしまっています。
この辺ずっと、上ったり下ったりなんです。
くそー!また登りかよー。
それでも残り3kmというところからは、気合いれて登りもどうにか走りました。
まぁ、ペースとしては早歩きくらいなんだと思いますが・・・・・・
選手駐車場になっている「道の駅 瀬女」に着きました。
ということで、あと残り1kmちょっと。
すでにゴールをして、歩いて駐車場に戻ってくるランナーや、
応援にきている人でしょうか、たくさんの人たちに声援をいただきながら、
せっせせっせと走ります。
あいかわらず、ありがとうごぐぁいまぅふ~、って言葉になりませんでしたが。
ゴール会場である「白嶺小中学校」に入りました。
あれ?アナウンスでゼッケン呼ばれた?
「「打倒!ホワイトロード!」とメッセージをいただきました」
ぶふぉーっ!
エントリーする時に「意気込みを一言」みたいな欄があったので、
適当に「打倒!ホワイトロード!」なんて書いてたのを思い出しました・・・・・・
そんなのすっかり忘れてたわ。まさかこのタイミングで読まれるとは。
涙をこらえて帰ってきたのに、
そのアナウンスで、苦笑しながらのグラウンド入りになってしまいました。
・・・自爆ですけど。
ゴールテープが見えました。
だんだん近づいてきます。涙が出てきました。
上を向いてゴールしたかったけど、上を見ると涙が流れそうで、
ゴールテープをじっと見て、自分の体に触れるのを見ていました。
スルスルっと、ゴールテープが体を滑っていきます。
「第3回 白山白川郷ウルトラマラソン」完走しました。
記録は13時間10分23秒。
こんなコースなのに、もう少しで自己ベスト更新しそうな勢いでした。
当初の目標だった14時間ぎりも十分に達成。
ゴール後は、無料の「猪鍋」ですよ。
実は俺「猪鍋」大好きなんです。めったに食べる機会なんてありませんけど。
これがまたうまい!
暑い汁が体に染みる!イノシシうまっ!!
「猪鍋」をいただきながら、一日を噛みしめつつ、ランナーがゴールするのを見ていました。
スタート時間が早いとはいえ、こんなに明るい時間に100km完走したの初めてです。
事前のトレーニングもしっかり効果が出ているのを実感できました。
雨は降っていたけど、走るには丁度いいくらいでしたね。
せっかくの景色が見られなかったのはありますけど、渓谷や岩肌の迫力は、
存分に堪能することができました。
エイドのスタッフにはたくさん元気をもらえました。
スタッフさんがバスで移動している時に、車窓から手を振ってくれるのも嬉しかったなぁ。
みなさん、ありがとうございました。
登りはとにかく苦しかったけど、本当に本当に楽しい100kmマラソンでした。
コース図を見ると、え?と思うけど挑戦し甲斐があるし、
制限時間が長いので、完走率も、ほぼ全員完走しているくらいの数字です。
いい大会だったなぁ。
100km完走して、また今度はどこで100km走ろうかとウズウズしました。
【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】
⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2015-09-17
どうにかホワイトロードの登りを終え、ここからはゴールまでほぼ下りのみ。
「三方岩駐車場」エイドを、よっし!駆け下るぞ!と、
歩いて登ってきたので、気合を入れなおしてトンネルに突入しました。
さぁ、石川県に帰ってきました。
往路では触れませんでしたが、県境のトンネル「三方岩隧道」390mありますが、
中には一切照明がありません。
自動車専用道路なので、通行車両はライトをつけるでしょうからいらないのかもしれませんが、
歩行者にはちょっと不安なトンネルです。
・・・・・・あ、そうですね、事務局から「ライト持ってください」って言われてますね・・・・・・
「ホワイトロード」を登っている途中で、青空が見えてきて、
もう雨の心配はないなと一安心でしたが、
トンネルを抜けたら、雨。
おおう、やんだんじゃなくて、雨雲がこの山で引っかかってたってことだったのね。
そんなに気にするほど降っているわけではありませんでしたが、
雨対策用の上着を、トランジットに入れてしまわなくて良かったと思いました。
これ以上、雨脚が強くなったら着ようかな・・・・・・
とりあえず駆け下ることに専念。
往路の下りでは、キロ5分台で駆け下りましたが、
ここまで70km以上を走ってきた足ですから、さすがにそういうわけにはいきません。
「野辺山ウルトラ」でも、馬越峠からの下りは走っているのに7分台だったり、
下りの衝撃であちこちに痛みが走ったことを考えると、
気持ちも慎重になります。
えっさえっさと駆け下りながら、足の調子を確かめつつ、
この下りでタイムを稼がない手はない、と、できる限り走る。
さすがにキロ4分台はもう出なかったけど、
ここにきてもまだ5~6分台で駆け下れました。
・・・・・・やっぱ下り坂得意かも?
「ホワイトロード」を抜けたら、アップダウンがある。
その分、稼げるところで稼いでおかないと・・・・・・
「そうめん」のうまかった「ふくべの大滝」エイドに戻ってきました。
これで下り坂もだいぶ落ち着いてきてしまいますね。
まだ「そうめん」あった!もちろんいただいて、さっぱりします。
往路でおかわりしてしまったので、申し訳ないから1杯で出ようと思ったんですが、
「おかわりどうぞ!」
と、キュートな笑顔で言われてしまっては、
あ、じゃあ、いただきます。と受け取るしかないですよねー。
ズズッとかきこんで、やっぱり空腹じゃなかったから2杯はいらんかったなぁ・・・
ごちそうさま~
「もう1杯いかがですか?」
う・・・いや、もうどんなに微笑まれたって、胃袋が限界です。
笑顔に見送られ、「そうめん」エイドをあとにしました。
この谷にかかる橋を渡ると、もう下り坂のような感じはしない、
ほぼ平坦に変わってきます。
実際にはまだまだ下りなんでしょうけど、下り坂の恩恵を得られるほどの傾斜がありません。
身体がずっしり重くなった気がします。
もうハーフマラソンもないんだ。ここからが耐え時・・・・・・
「白山白川郷ホワイトロード」石川県側の料金所に戻ってきました。
苦しかった「ホワイトロード」の旅も、ここで終わり。
この先は一般道です。
ここにきての登りは本当に辛い。
たまらず歩いてしまいました・・・・・・
・・・ホント、登りは苦手です。
なんでここにきて、そんなに走れるんだ?と、
追い越していくランナーを見送る。
どうにか走ったり歩いたり。
エイドにたどり着くと、たくさんの笑顔が出迎えてくれます。
「おかえりー!」「お疲れ様!」「あと少しだよ!」
もう、やばいです。
ありがとうごわぁいまぅぅぅ・・・・・・
その言葉に涙がでそうで、もう言葉になりません。
とくに「おかえり」がやばい。
涙こらえながら、水分を摂って、バナナあるとこは食べて、
エイドをでる。
このところマラソン大会走ってて、そんなに涙腺弱くなかったんだけど、
今回はホントにやばかった。
第3関門「一里野温泉」(91.7km)まで戻ってきました。
またしても関門の看板が出てなくて、テントの後ろに片づけられてた看板見つけて撮る。
まぁ、まだ関門閉鎖の準備すらする前ってことで。
残り10kmをきって、まだまだ制限時間は3時間も残ってます。
しかし、往路で見てしまっています。
この辺ずっと、上ったり下ったりなんです。
くそー!また登りかよー。
それでも残り3kmというところからは、気合いれて登りもどうにか走りました。
まぁ、ペースとしては早歩きくらいなんだと思いますが・・・・・・
選手駐車場になっている「道の駅 瀬女」に着きました。
ということで、あと残り1kmちょっと。
すでにゴールをして、歩いて駐車場に戻ってくるランナーや、
応援にきている人でしょうか、たくさんの人たちに声援をいただきながら、
せっせせっせと走ります。
あいかわらず、ありがとうごぐぁいまぅふ~、って言葉になりませんでしたが。
ゴール会場である「白嶺小中学校」に入りました。
あれ?アナウンスでゼッケン呼ばれた?
「「打倒!ホワイトロード!」とメッセージをいただきました」
ぶふぉーっ!
エントリーする時に「意気込みを一言」みたいな欄があったので、
適当に「打倒!ホワイトロード!」なんて書いてたのを思い出しました・・・・・・
そんなのすっかり忘れてたわ。まさかこのタイミングで読まれるとは。
涙をこらえて帰ってきたのに、
そのアナウンスで、苦笑しながらのグラウンド入りになってしまいました。
・・・自爆ですけど。
ゴールテープが見えました。
だんだん近づいてきます。涙が出てきました。
上を向いてゴールしたかったけど、上を見ると涙が流れそうで、
ゴールテープをじっと見て、自分の体に触れるのを見ていました。
スルスルっと、ゴールテープが体を滑っていきます。
「第3回 白山白川郷ウルトラマラソン」完走しました。
記録は13時間10分23秒。
こんなコースなのに、もう少しで自己ベスト更新しそうな勢いでした。
当初の目標だった14時間ぎりも十分に達成。
ゴール後は、無料の「猪鍋」ですよ。
実は俺「猪鍋」大好きなんです。めったに食べる機会なんてありませんけど。
これがまたうまい!
暑い汁が体に染みる!イノシシうまっ!!
「猪鍋」をいただきながら、一日を噛みしめつつ、ランナーがゴールするのを見ていました。
スタート時間が早いとはいえ、こんなに明るい時間に100km完走したの初めてです。
事前のトレーニングもしっかり効果が出ているのを実感できました。
雨は降っていたけど、走るには丁度いいくらいでしたね。
せっかくの景色が見られなかったのはありますけど、渓谷や岩肌の迫力は、
存分に堪能することができました。
エイドのスタッフにはたくさん元気をもらえました。
スタッフさんがバスで移動している時に、車窓から手を振ってくれるのも嬉しかったなぁ。
みなさん、ありがとうございました。
登りはとにかく苦しかったけど、本当に本当に楽しい100kmマラソンでした。
コース図を見ると、え?と思うけど挑戦し甲斐があるし、
制限時間が長いので、完走率も、ほぼ全員完走しているくらいの数字です。
いい大会だったなぁ。
100km完走して、また今度はどこで100km走ろうかとウズウズしました。
【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】
2015-09-25 00:49
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