海に沈む夕陽

前日に、衝突されて横転した車からの脱出ショーをし、
幸いどこもけがはなかったのだけど、朝から何もやる気が起きない。
日中から、雲の多い天気ながら、時折まぶしい日が射し、
あー、その辺の公園に行くと、紅葉がきれいに撮れるかもなー、と思いつつ、
まったく動けなかった。
ようやく、動き出す気になったのは夕方になってから。

たまに日が射すってことは、もしかしたらいい感じに雲が焼けるかもしれない。

ということで、海にやってきました。
もちろん狙うは海に沈む夕陽。
上は雲が多いですが、海について思わずガッツポーズ。

この状態も非常にいい感じですが、重要なのは雲と水平線の間です。
ここに雲がない。
今日は見られる。そう確信しました。

ちょっと前までは、ハッキリと見えていたのですが、
車を停められる場所に着いた頃、だいぶ薄れてしまいました。

関屋浜に到着した頃、雲の下に太陽が出てきました。
海を横切っているのは突堤で、釣り人の姿が見えています。
邪魔な気もしないでもないけど、
わずかな隙間から出てきた太陽が、海に沈むまで、もう時間がありませんから、
今日はそれも味とする。

太陽さま、着水です。

一応、佐渡に沈んでいないという証拠写真。
今回はわざわざ輪郭をなぞったり、矢印を加えなくても、
佐渡の南端は見えていますね。

一瞬が惜しい中でこの写真を撮ったので、水平気にしてないのは申し訳ない。

さぁ、沈み始めました。
おおー。
なにげにこうして、海に沈む夕陽を見るのって、初めてなんです。
これまでの人生の中で、もしかしたら見たことがあるのかもしれませんが、
記憶にないんですよね。

沈み始めると、本当にあっという間です。

沖に見える雲もまたいい味がありますね。

そして姿が見えなくなりました。
空に伸びる光が、太陽が「じゃあねー」と手を振っているように見えます。

まだわずかに色づいていますが、それもだんだんと色を失っていきます。

先日の記事で、新潟市で海に沈む夕陽が見られると話題にしてから、
ずっと天気が悪い日が続き、こりゃあホントに2月までの間に見られないかもな・・・
と思っていたのですが、可能性にかけて海まで出てきて良かったです。
まさかあれからすぐに見られるとはね。

雲が多い空模様だったので、今度は空の晴れた日にまた見てみたいですね。
2月までに、また見られるか、通ってみたいと思います。

【α7 II】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】

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