SSブログ

兆し [新潟の風景]

立春の夕方のこと。
先回の話の続きなのですが、福島潟からの帰り、大粒のみぞれが降り出して、
やれやれ、まだまだ新潟には春は遠いなぁ・・・・・・
なんて、自宅に帰ったのですが、窓から眩しい陽光が入ってきます。

こうしちゃおれん!と、再び、家を出ました。

DSC07094.JPG

久しぶりに、海に沈む夕陽なんてどうか?と思って、海岸線に出たのですが、
海面近くには雲がたちこめており、
今はこうして眩しく輝いている太陽も、雲のラインより下がると、
見えなくなってしまいそうです。

ということは、タイムリミットはあのラインか・・・・・・
強風の中、カメラ抱えて走りました。

DSC07095.JPG

福島潟で見た青空よりも、さらに青さが増していました。
激しい雷雨の雨上がりだからでしょうか、時間的なものでしょうか。

DSC07098.JPG

空き地に伸び放題の草が、強風に揺れていました。

DSC07100.JPG

ちょっとわかりにくいですが、砂浜の砂も、表面あたりの砂は、
強い風に飛ばされています。
新潟の砂浜は、こうして冬場に大きく後退するんですよね。
新潟島一周のサイクリングロードも、あちこちで砂溜まりとでも言いましょうか、
埋まってしまっているところが、あちこちありました。

DSC07101.JPG

いい感じに西日が光をくれています。

いい光だなぁ、と見惚れつつ、
いつ太陽が雲に沈むかわからないので、強風の中、駆けまわる。

DSC07106.JPG


DSC07114.JPG

風は強いものの、波は高くなく、西日に照らされる波しぶきを撮ろうと思っていたのに、
肩すかしをくらった気分ですが、最近、こんな光に恵まれなかったので、
気分は良かったです。

DSC07107.JPG

太陽がまぶしいので、雲のラインがよく見えない・・・・・・

DSC07111.JPG

ついに雲につかまってしまいました。
とたんに光が弱まっていきます。

タコ公園の展望台に上ると、てっぺんでは風に向かって立っているのが辛い。
階段の壁で風を避けながら、太陽と雲の動きを見守る。
雲間からもうひと頑張りこないかな・・・・・・
波しぶきが飛んでくる感じはありませんが、顔がどんどんしょっぱくなってきます。

DSC07123.JPG

結局、太陽はそれっきりでした。

夕方のみぞれに、春はまだまだなんて思ったけど、
なんだか春の兆しが見えた気がするなぁ~と、青空に気を良くしたのですが・・・・・・
この後、また夜から大荒れでしたね。
そう簡単に春はきませんね。
まだまだ白い写真を撮らんばダメみてぇらね。


【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】


タグ:α7 II
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

立春寒い朝 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。