いわきサンシャインマラソン 2 [フォトラン]
その1からのつづきです。
「第7回 いわきサンシャインマラソン」
今回は4時間くらいで完走を目標にして走ってきたのですが、
なんだか調子があがってこない。
小名浜港を通過中。
この大会、フルは陸上競技場スタートですが、その他の部門は、
小名浜港で開催されているので、たくさんの人で賑わっています。
どっちかっていうと、こっちがメイン会場なんですよね。
ほとんど見たことないけど。
小名浜港に建設中の巨大な橋も、だいぶ完成が近づいてきましたね。
渡れるようになるには、あと何年かかるのかな?
・・・・・・まさか完成後には、ここがサンシャインマラソンのコースになんてことは・・・・・・
フルマラソンは小名浜港がゴールとなります。
トップランナーが駆け込んでいくフィニッシュゲートを横目に見ながら通過。
26~7kmから、コースは工業地帯に突入。
俺としてはここからが難所。毎年苦しむ後半戦です。
ここまでの難所なんて、この先に比べたら可愛いもんだと思う。
これは中だるみした気持ちのままじゃダメだ。
気持ちを切り替えよう、と無機質にどこまでも続くコースの先を見ずに、
視線を下に落として、自分が走ることに集中。
5分半ペースには戻せなくとも、せめてキロ6で刻もう。
サンバの応援、ありがとう!
軽快なリズムに気分も上昇。
「あたたかいスープありまーす!」
すでにそんなに寒くもなく、むしろちょっと蒸し暑さを感じていたけど、
塩分補給も兼ねていただく。
「シュークリームもありまーす!」
プチサイズのシュークリームをむんずと4つほどつかんで頬張る。
補給補給。
うんうん、段々、気持ちも調子も取り戻してきたぞ。
「チームつるかめ」トップのくまくまさんとすれ違ってエール交換。
うんうん、快調そうだ。
ここにきてついにサンシャイン登場!
雨も上がり、風も気にならなくなり、見上げればサンシャイン。
嬉しいが、雨上がりの日差しがジリジリと熱いっ。
俺は今回「寒いより熱い方がマシ」と考えて、防寒優先の装備なのだ。
これはしんどくなりそうだなぁ。
緩く長い上り坂が続くのを、せっせと走って登る。
今にして思えば、三崎公園までの登りで、ヘンにペース落としたのが、
中だるみの始まりだったかなぁ?登るぞっていう強い気持ちを最初に投げたもんな。
4時間ぎりもできたらうれしいなぁ、と思っていたけど、さすがにサブ4は厳しそうだ。
でも、できるだけ4時間に近いタイムでゴールしたい。
ここはメンタルのトレーニングだ、と歯を食いしばる。
坂を登りきる頃、、ここで声援を送ってくれる小さなチアリーダーたち。
ここの可愛い応援も、毎年元気の素!ありがとう。
またも後ろが賑やかだ。またゲストランナーか?と思っていたら、
賑やかに女性2人が追い越していく。
「Runnet」の女性ランニングチーム「TeamR2」だ。
ランナーに声援を送りながら、キャッキャと走っていく様は華やかです。
ビブスには「応援ランナー 4時間~4時間30分」とある。
この2人について行けば4時間で完走できる?
ペースランナーというわけではなさそうで、
本人たちも「応援しながらだから30分のふり幅もらってますー」みたいなこと言ってた。
確かに、声援送ったり写真撮ったりと、盛り上げてましたね。
じゃあ、ついていくのかというと、
チアリーダーのところからコースは長い下りに変わるので、
ここはこれまで落としたペースの稼ぎどころ、と、「TeamR2」を追い越して加速。
キロ5分半で下り続けました。
その途中でRiёさんとすれ違う。
2番手はRiёさんか、Sともさんはどのくらいまで来ているのかな?と思いながらしばらく走ると、
Sともさんとすれ違う。
よしよし、その調子ならサブ4行けそうだな!
俺もできるだけサブ4に近いタイムで。と加速、加速。
長い下り坂の最奥。さすがに3回目ですから、以前はどこまで行くんだ?と苦しんだ道も、
先がわかっているから精神的に余裕がありましたね。
工業地帯奥の第2折り返し。
ここから小名浜港まで来た道を帰ります。
残り7kmというところで、時計を見ると3時間半が経過。
キロ6ペースで走って42分かかるな・・・・・・ここでサブ4は完全に断念。
よしっ!
トン汁ゆっくり食べよ。オイ。
ああ~、落ち着いて食べるトン汁のウマいこと~~
せっかく追い抜いた「TeamR2」でしたが、こうしている間に賑やかに抜かれました。
しっかり補給して、さて、サブ4は断念しましたが、
このままダラダラ完走なんて、そんなつもりはありません。
(やる気あるんだかないんだか)
ここからの長い登り返し、気持ちを切らさずにせっせと走って登ります。
この登り返しが、俺としてはフルの最大の難所だと思ってます。
傾斜は全然なんだけど、長いんですよね。
初めてこの大会に出た時、途中で息があがって、
スタッフに「だいじょうぶですか?」と声をかけられた思い出が。
力強い太鼓の応援ありがとう!
どこの大会でも、太鼓の音って元気がもらえるから好きだわー。
長い坂エリアをぬけて、港近くの平坦な道路に戻ってきました。
ここもまた辛いんですよね。
どこまでも続くかのような広い道路は、全然、進んでいる気がしなくて、
ある意味、坂よりも苦しい。
40kmを過ぎ、残り2.195kmですが、まだまだ続く広い道。
俺は「平坦地獄」と名付けてますが・・・・・・
どこまでも地獄。
ウルトラマラソンのトレーニングだと思って、淡々と走ることに集中。
ペースはキロ6分で安定。急がなくていいから、これを維持することを心掛ける。
残り1kmの看板も、まだまだ続く地獄。
こればかりは何度走っても慣れないなぁ。
スピード感がなくなるんですよね。
何度もGPSを確認して、ペースを維持していることを確かめる。
見えましたフィニッシュゲート。
4時間14分でフィニッシュ。
結果的には、ずっとキロ6分で走った感じですね。
前半はキロ5分半でしたけど、エイドなどで時間をつかった結果こうなりました。
なんだか中だるみしちゃったしね。
満足な結果ではないけど、まぁ、今回はこんなもんでしょう。
悪天候の中、強風や低温に負けずに走ったことと、
いつも苦しめられる後半の工業団地で精神的に踏ん張れたこと。
そのあたりは良かったかなと。
ルートログで見る「第7回 いわきサンシャインマラソン」
俺はいわきは工業地帯はあるものの、走りやすいコースだと思っているんですが、
ネットの評価を見たりすると、難コースだという意見が多いような気がします。
工業地帯のせいか、平坦なイメージなのですが、
確かに高低差表で見ると、わりと凸凹しているんですよね。
ただ、毎年、天候に恵まれないのがサンシャインマラソン。
2月とはいえ、日本海側とは比べ物にならないくらい天候のいいいわきなのに、
なんでこの日はこうなんでしょうね。
来年こそは気持ちいい青空と適温で走りたいものです。
「チームつるかめ」もラン友さんたちも、みんな無事完走。
Sともさんも念願のサブ4を達成し、みんなで喜びました。おめでとー!
マラソンは終わったが、「チームつるかめ」の真の戦いはこれからだった・・・・・・
その話はまたいずれ、機会があったら。
【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】
「第7回 いわきサンシャインマラソン」
今回は4時間くらいで完走を目標にして走ってきたのですが、
なんだか調子があがってこない。
小名浜港を通過中。
この大会、フルは陸上競技場スタートですが、その他の部門は、
小名浜港で開催されているので、たくさんの人で賑わっています。
どっちかっていうと、こっちがメイン会場なんですよね。
ほとんど見たことないけど。
小名浜港に建設中の巨大な橋も、だいぶ完成が近づいてきましたね。
渡れるようになるには、あと何年かかるのかな?
・・・・・・まさか完成後には、ここがサンシャインマラソンのコースになんてことは・・・・・・
フルマラソンは小名浜港がゴールとなります。
トップランナーが駆け込んでいくフィニッシュゲートを横目に見ながら通過。
26~7kmから、コースは工業地帯に突入。
俺としてはここからが難所。毎年苦しむ後半戦です。
ここまでの難所なんて、この先に比べたら可愛いもんだと思う。
これは中だるみした気持ちのままじゃダメだ。
気持ちを切り替えよう、と無機質にどこまでも続くコースの先を見ずに、
視線を下に落として、自分が走ることに集中。
5分半ペースには戻せなくとも、せめてキロ6で刻もう。
サンバの応援、ありがとう!
軽快なリズムに気分も上昇。
「あたたかいスープありまーす!」
すでにそんなに寒くもなく、むしろちょっと蒸し暑さを感じていたけど、
塩分補給も兼ねていただく。
「シュークリームもありまーす!」
プチサイズのシュークリームをむんずと4つほどつかんで頬張る。
補給補給。
うんうん、段々、気持ちも調子も取り戻してきたぞ。
「チームつるかめ」トップのくまくまさんとすれ違ってエール交換。
うんうん、快調そうだ。
ここにきてついにサンシャイン登場!
雨も上がり、風も気にならなくなり、見上げればサンシャイン。
嬉しいが、雨上がりの日差しがジリジリと熱いっ。
俺は今回「寒いより熱い方がマシ」と考えて、防寒優先の装備なのだ。
これはしんどくなりそうだなぁ。
緩く長い上り坂が続くのを、せっせと走って登る。
今にして思えば、三崎公園までの登りで、ヘンにペース落としたのが、
中だるみの始まりだったかなぁ?登るぞっていう強い気持ちを最初に投げたもんな。
4時間ぎりもできたらうれしいなぁ、と思っていたけど、さすがにサブ4は厳しそうだ。
でも、できるだけ4時間に近いタイムでゴールしたい。
ここはメンタルのトレーニングだ、と歯を食いしばる。
坂を登りきる頃、、ここで声援を送ってくれる小さなチアリーダーたち。
ここの可愛い応援も、毎年元気の素!ありがとう。
またも後ろが賑やかだ。またゲストランナーか?と思っていたら、
賑やかに女性2人が追い越していく。
「Runnet」の女性ランニングチーム「TeamR2」だ。
ランナーに声援を送りながら、キャッキャと走っていく様は華やかです。
ビブスには「応援ランナー 4時間~4時間30分」とある。
この2人について行けば4時間で完走できる?
ペースランナーというわけではなさそうで、
本人たちも「応援しながらだから30分のふり幅もらってますー」みたいなこと言ってた。
確かに、声援送ったり写真撮ったりと、盛り上げてましたね。
じゃあ、ついていくのかというと、
チアリーダーのところからコースは長い下りに変わるので、
ここはこれまで落としたペースの稼ぎどころ、と、「TeamR2」を追い越して加速。
キロ5分半で下り続けました。
その途中でRiёさんとすれ違う。
2番手はRiёさんか、Sともさんはどのくらいまで来ているのかな?と思いながらしばらく走ると、
Sともさんとすれ違う。
よしよし、その調子ならサブ4行けそうだな!
俺もできるだけサブ4に近いタイムで。と加速、加速。
長い下り坂の最奥。さすがに3回目ですから、以前はどこまで行くんだ?と苦しんだ道も、
先がわかっているから精神的に余裕がありましたね。
工業地帯奥の第2折り返し。
ここから小名浜港まで来た道を帰ります。
残り7kmというところで、時計を見ると3時間半が経過。
キロ6ペースで走って42分かかるな・・・・・・ここでサブ4は完全に断念。
よしっ!
トン汁ゆっくり食べよ。オイ。
ああ~、落ち着いて食べるトン汁のウマいこと~~
せっかく追い抜いた「TeamR2」でしたが、こうしている間に賑やかに抜かれました。
しっかり補給して、さて、サブ4は断念しましたが、
このままダラダラ完走なんて、そんなつもりはありません。
(やる気あるんだかないんだか)
ここからの長い登り返し、気持ちを切らさずにせっせと走って登ります。
この登り返しが、俺としてはフルの最大の難所だと思ってます。
傾斜は全然なんだけど、長いんですよね。
初めてこの大会に出た時、途中で息があがって、
スタッフに「だいじょうぶですか?」と声をかけられた思い出が。
力強い太鼓の応援ありがとう!
どこの大会でも、太鼓の音って元気がもらえるから好きだわー。
長い坂エリアをぬけて、港近くの平坦な道路に戻ってきました。
ここもまた辛いんですよね。
どこまでも続くかのような広い道路は、全然、進んでいる気がしなくて、
ある意味、坂よりも苦しい。
40kmを過ぎ、残り2.195kmですが、まだまだ続く広い道。
俺は「平坦地獄」と名付けてますが・・・・・・
どこまでも地獄。
ウルトラマラソンのトレーニングだと思って、淡々と走ることに集中。
ペースはキロ6分で安定。急がなくていいから、これを維持することを心掛ける。
残り1kmの看板も、まだまだ続く地獄。
こればかりは何度走っても慣れないなぁ。
スピード感がなくなるんですよね。
何度もGPSを確認して、ペースを維持していることを確かめる。
見えましたフィニッシュゲート。
4時間14分でフィニッシュ。
結果的には、ずっとキロ6分で走った感じですね。
前半はキロ5分半でしたけど、エイドなどで時間をつかった結果こうなりました。
なんだか中だるみしちゃったしね。
満足な結果ではないけど、まぁ、今回はこんなもんでしょう。
悪天候の中、強風や低温に負けずに走ったことと、
いつも苦しめられる後半の工業団地で精神的に踏ん張れたこと。
そのあたりは良かったかなと。
ルートログで見る「第7回 いわきサンシャインマラソン」
俺はいわきは工業地帯はあるものの、走りやすいコースだと思っているんですが、
ネットの評価を見たりすると、難コースだという意見が多いような気がします。
工業地帯のせいか、平坦なイメージなのですが、
確かに高低差表で見ると、わりと凸凹しているんですよね。
ただ、毎年、天候に恵まれないのがサンシャインマラソン。
2月とはいえ、日本海側とは比べ物にならないくらい天候のいいいわきなのに、
なんでこの日はこうなんでしょうね。
来年こそは気持ちいい青空と適温で走りたいものです。
「チームつるかめ」もラン友さんたちも、みんな無事完走。
Sともさんも念願のサブ4を達成し、みんなで喜びました。おめでとー!
マラソンは終わったが、「チームつるかめ」の真の戦いはこれからだった・・・・・・
その話はまたいずれ、機会があったら。
【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】
2016-02-17 11:48
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