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大島ウルトラ その1 [フォトラン]

東京都大島町で開催された「第12回 伊豆大島ウルトラランニング」の
100kmの部に参加してきました。

この大会を知った時から、いつか出てみたいと思っていましたが、
ここにきて、その機会に恵まれました。
実は、母の実家があり、幼い頃から何度も訪れていた大島です。
大島をウルトラランナーとして走ることができる。ただそれだけでも嬉しい。

東京の離島、伊豆大島を2周で100kmです。
1周だけの58kmの部もあり、母にも「1周でいいんじゃない?」と言われたのですが、
やっぱり100kmですよねぇ~

大会前日、会場となる元町(もとまち)地区にある元町港船客待合所へとやってきました。
DSC03632.JPG

まさか、この待合所がウルトラの受付会場となるとは・・・
感慨深いというか、なんというか。

受け取ったパンフレットで参加人数を見ると、638人(100km353人 58km285人)
その下に、県別の内訳があったんですが、
「新潟 1」
・・・・・・やべぇ、県代表だ (汗
そうだよねぇ、やっぱり新潟からだとなかなか来れませんよね・・・・・・
色々な大会に出てきたけど、「新潟1」っていうのは初めてでしたね。

DSC03634.JPG

コース図の前で、何やら解説している。
島ということで地形的になかなかきつそうなコースのようで、
しかも関門制限が厳しいので、近づいて聞いてみる。

DSC03635.JPG


DSC03640.JPG

島2周といっても、まったく同じコースを2周するのではなく、
1周目は反時計回りで進んで、途中から島を横断する形で(ついでに山登って)、スタート地点に戻る。
2周目は時計回りで、島の北部を回って、ぐるりと1周する。


聞いているうちに、だんだん不安になってきた。
おじさんの話によれば12時までに1周目を終えれば完走青信号。13時だと難しい。
1周目が58kmだから12時だとスタートから7時間。
数字だけ見ると行けそうだけど、なんせコースがなぁ・・・・・・
12時に元町港に戻ってくるには、三原山に11時が目標だそう。

やー、やっぱり大変そうだなぁ。
この時点で完走できる自信なし。したい気持ちはいっぱいなんだけど。

受付会場を後にして、元町の旅館へ。
島では母の実家の世話になっていたのだけど、当日は朝早いので、
観光協会斡旋の旅館に泊まることにしました。

P3270001.JPG

そして大会当日になりました。再び元町港船客待合所。
相部屋でしたが、なんとか4時間は寝れました。
車中泊でなく布団で寝れたし。(車中泊の方が睡眠時間が長いが)

そこそこ気温が上がる予報ながら、吹く風が冷たくソフトシェル着用。
脱ぎ着しやすいように、ちょっと大き目のウエストポーチをしました。
バックパックもありますが、バックパックだと降ろさないと出し入れできないので。
補給は充実している案内でしたが、そこに非常食も携帯。
白山白川郷でもこれつけて完走したんで、邪魔にはならない実績あり。

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スタート地点は、待合所の横にある桟橋に降りる坂。
ここからすでに坂。もちろん、登り坂。

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午前5時、100kmの部、58kmの部とも、一斉にスタートです。
制限時間は14時間。午後7時までです。(58kmは9時間)
途中、関門が6カ所。

長い、長い旅の始まりです。

P3270008.JPG

まだ暗いです。
ナンバーカードには反射テープ付き。
まずは、海岸沿いの「サンセットパームライン」という道を進みます。

坂ばかりのコースで、この辺が唯一、ある程度フラットな区間です。

P3270011.JPG

4km程で折り返し、来た道と並行している歩道で、元町港まで戻ります。

距離調整のためのコースと思われますが、
真っ暗な時間帯にランナーを島1周線を走らせると、安全上問題があるからとも言えそうです。

P3270014.JPG

元町港船客待合所に戻ってきました。
だいぶ空も明るくなりました。

P3270019.JPG

コースは基本的には「大島一周道路」を走っていきます。

走り始めてすぐに不調に気が付きました。
実は島に着いた日に、ちょっと散歩してくるーと歩き回ったんですよね。
・・・5時間程。
・・・・・・坂ばかりの土地を。
ハイ。両足とも筋肉痛が激しいです。自滅以外のなんでもありません。
ええい!そのうち走った痛みだか、筋肉痛の痛みだかわからなくなるから、
このまま行くっ。

そして、もう1つ。
スタート1時間半前に朝食を摂ったんですが、
(旅館が用意してくれたオニギリと揚げ物のセットみたいなもの)
消化しきれてなくて、気持ち悪い・・・・・・

・・・・・・最初からこんな調子で走りきれるんだろうか?

P3270021.JPG

間伏地層切断面。
通称「バウムクーヘン」とはよく言ったものです。

P3270029.JPG

20km近く走ってきたが、腹と足の調子は相変わらず。
そのうえ、トイレに行きたくなってきた。
エイドの仮設は数人待ち。
ちょうど公衆トイレがあったので、入ると、2人待ち。
う~~~ん。迷ったけど、次にかけることにしました。

P3270032.JPG

第1関門「波浮港見晴台」に到着。
前日のコース説明で、この場所には「7:40に着けたらいい感じ」と書かれていました。
俺の到着時刻7:20。よっし、まずは上出来。
とりあえずコース説明で言われた時刻を目標にしながら進むことにしました。
「青信号」と言われた時間までに戻れば、2周目はどうにかなるだろう、と。

波浮(はぶ)港は、母の実家が近いため、母とおじが応援に出てきてくれていました。
ありがたやありがたや。
この場所ももちろん、子供の頃からよく来た場所です。

ようやく腹が落ち着いてきたので、エイドでパンと稲荷ずしをもらう。
まだまだ序盤なので、パパッと補給し、母に「じゃあ、またあとでー」と、
早々にリスタート。
復路でのここはたぶん疲れて、ゆっくりするとだろうから、
その時、ゆっくり話すればいいやーと、この時は思って。

走り始めてしばし、
ああ!?母と話してたらトイレ行くの忘れたしっ

腹は落ち着いたものの、万全でない身体でのランは続く。

 その2へ ⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2016-04-01


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【Cyber-shot DSC-RX100M2】(説明会のみ)

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