大島ウルトラ その3 [フォトラン]
その1から読む場合はこちらから・・・
http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2016-03-31
第2関門である「三原山歌の茶屋」に、時間的に余裕を持って到着、
補給して、ストレッチして、さぁ、リスタート。
曇りの天気予報でしたが、空はスッキリと晴れてきました。
暑くて、ソフトシェルも片づける。
下の元町地区がよく見えています。ここからあそこまで駆け下ります。
海の向こうに見えるのは伊豆半島。
こんなに晴れているのに、富士山は見えない。
長い激下りは得意です。
坂ばかりの伊豆大島で、ここから元町までの下りで600m近い落差は、
俺にとっては一番、時間を稼げるポイントといえます。
ちょっとキツめに感じるくらいで、せっせと駆け下ります。
得意と言ってなんですが、これが思ったより足の疲労があって、
思うようにタイムが伸びない。
そして、これまでウルトラマラソンの途中ではなかったトラブルに見舞われました。
「大きいお友達」が外に出たいというのです。
マジでかー?
ドンドンという足からの振動で、どんどん下に下がっていってるのでしょうか・・・・・・
参った。
元町港まで我慢だ・・・・・・
頭の上では、オオシマザクラが。
白山白川郷の下りのように、飛ばし過ぎ!というタイムは出ないものの、
そこそこ早いペースで、ひたすら下る。
三原山から元町港まで13km。下りしかないのに、意外と長い。
「大島一周線」に戻りました。
反対側の歩道では、元町港を再出発した100kmの部のランナーが走っています。
「一周線」に出ればすぐ元町、と思っていたが、
思っていたよりある。
「大きいお友達」がまだぁ?と言っている。
「元町港船客待合所」に戻ってきました。
100kmは左。58kmは右。
俺がくぐるのは「100km1周目」の方です。
58kmの部のランナーがゴールするのを横目に、第3関門到着。
11:50着ということで、ここの目標時間だった12:00もクリア。
ということは「完走青信号」です。良かったー。
第3関門の制限時間は13:30(58kmの人は14:00)こっちはもっと余裕の状況。
でも、13kmを1時間20分かかったわけだから、稼ぎ区間だったのに、
稼げていないですね。
そのまま、待合所のトイレに直行。
大きいお友達にバイバイ。ふぅ。
100kmの人は、待合所に預けた自分の荷物を、ここで一度、受け取ることができます。
いつもならコース中に荷物を送っておけるエイドがありますが、
ここがその代わりというか。
アミノ酸ゼリーを飲み込み、携帯食として持っていた「1本満足バー」をポーチに補充。
ストレッチをしつつ、エイドでなんかの汁をいただき、パンをかじり、水分補給。
そして、リスタートです。
トイレに行ったりした関係で20分も経ってましたが・・・・・・
「完走青信号」で着いたものの、これからどんどん余力はなくなります。
しかし、残りフルマラソン(42km)。もう半分はきりました。
元町から岡田(おかた)までは、ひたすらつづく緩い上り坂。
アップダウンってなかったっけ?と思うくらい、ずっと登りでダウンなし。
日差しが暑くなってきて、暑さにアームカバーも外してポーチに突っ込む。
島北部から眺める海がきれい。
元町から岡田までは登りでしたが、岡田を過ぎてからは下り坂も出てきました。
元町から、ゆっくりながらも歩くことなく、走ってきました。
何度か負けそうになったケド、この後の「リベンジ」のためにも、
メンタル、メンタルと自分に言い続けて。
元町までは目標時間がありましたが、この先は関門はあるものの、
目標とする時間がなくなってしまいました。
ということで、この頃から「12時間半での完走」を目標として意識し始めました。
この100kmのコースで12時間半で完走できれば、
「リベンジの舞台」での100km関門12時間半制限は、
間違いなく突破できるだろうと。
泉津(せんづ)地区を走って、「椿トンネル」へ。
椿の大木がトンネルになっています。
すごいなぁ、と思って通過したんですが、おじによると手入れがされてないから、
昔よりきれいではないとのこと。
屋久島などまで行かなくとも、東京から高速船でちょろっと行ったところに、
原生林のような森が見られる場所があるではないか。
「大島公園」の椿園は「国際優秀つばき園」として認定されたのだそうです。
世界に誇る、伊豆大島の椿です。
第4関門である大島公園を通過しました。
時間は問題ありませんでしたが、椿トンネルのあたりから、
登りで足が上がらなくなり、歩いていました。
この「大島公園」のあたりが、先に上げた3カ所の大変な上り坂の3つ目となります。
時間も余裕があるし、歩くつもりの3カ所のウチ、2つは走ったんだから、
ここは歩いていこう、と歩いていました。
公園を過ぎて、すぐに登りは終わりかと思いましたが、これがなかなか終わらない。
次のコーナーで終わりかな?と走って登ってみるも、
コーナーの先も登りというようなことが続き、次第に足が上がらなくなる。
大島公園からしばらく進むと、1周目の時に桜株まで走ってきて、左に曲がった丁字路に出ます。
ここからは一周目で走った「大島一周線」を逆走していくことになります。
桜株を過ぎてしばし、さすがに歩きすぎだなぁ、桜株も過ぎたし裏砂漠の近くまで来たんだから、
そろそろ、ゆっくりでも走りださないと・・・・・・
と、よろよろと走り出しました。
精神的にダレてきた俺の前に、救世主が現れる。
颯爽と登場した救世主とは・・・?
というところで、次回につづく。
その4へ ⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2016-04-04
【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】
http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2016-03-31
第2関門である「三原山歌の茶屋」に、時間的に余裕を持って到着、
補給して、ストレッチして、さぁ、リスタート。
曇りの天気予報でしたが、空はスッキリと晴れてきました。
暑くて、ソフトシェルも片づける。
下の元町地区がよく見えています。ここからあそこまで駆け下ります。
海の向こうに見えるのは伊豆半島。
こんなに晴れているのに、富士山は見えない。
長い激下りは得意です。
坂ばかりの伊豆大島で、ここから元町までの下りで600m近い落差は、
俺にとっては一番、時間を稼げるポイントといえます。
ちょっとキツめに感じるくらいで、せっせと駆け下ります。
得意と言ってなんですが、これが思ったより足の疲労があって、
思うようにタイムが伸びない。
そして、これまでウルトラマラソンの途中ではなかったトラブルに見舞われました。
「大きいお友達」が外に出たいというのです。
マジでかー?
ドンドンという足からの振動で、どんどん下に下がっていってるのでしょうか・・・・・・
参った。
元町港まで我慢だ・・・・・・
頭の上では、オオシマザクラが。
白山白川郷の下りのように、飛ばし過ぎ!というタイムは出ないものの、
そこそこ早いペースで、ひたすら下る。
三原山から元町港まで13km。下りしかないのに、意外と長い。
「大島一周線」に戻りました。
反対側の歩道では、元町港を再出発した100kmの部のランナーが走っています。
「一周線」に出ればすぐ元町、と思っていたが、
思っていたよりある。
「大きいお友達」がまだぁ?と言っている。
「元町港船客待合所」に戻ってきました。
100kmは左。58kmは右。
俺がくぐるのは「100km1周目」の方です。
58kmの部のランナーがゴールするのを横目に、第3関門到着。
11:50着ということで、ここの目標時間だった12:00もクリア。
ということは「完走青信号」です。良かったー。
第3関門の制限時間は13:30(58kmの人は14:00)こっちはもっと余裕の状況。
でも、13kmを1時間20分かかったわけだから、稼ぎ区間だったのに、
稼げていないですね。
そのまま、待合所のトイレに直行。
大きいお友達にバイバイ。ふぅ。
100kmの人は、待合所に預けた自分の荷物を、ここで一度、受け取ることができます。
いつもならコース中に荷物を送っておけるエイドがありますが、
ここがその代わりというか。
アミノ酸ゼリーを飲み込み、携帯食として持っていた「1本満足バー」をポーチに補充。
ストレッチをしつつ、エイドでなんかの汁をいただき、パンをかじり、水分補給。
そして、リスタートです。
トイレに行ったりした関係で20分も経ってましたが・・・・・・
「完走青信号」で着いたものの、これからどんどん余力はなくなります。
しかし、残りフルマラソン(42km)。もう半分はきりました。
元町から岡田(おかた)までは、ひたすらつづく緩い上り坂。
アップダウンってなかったっけ?と思うくらい、ずっと登りでダウンなし。
日差しが暑くなってきて、暑さにアームカバーも外してポーチに突っ込む。
島北部から眺める海がきれい。
元町から岡田までは登りでしたが、岡田を過ぎてからは下り坂も出てきました。
元町から、ゆっくりながらも歩くことなく、走ってきました。
何度か負けそうになったケド、この後の「リベンジ」のためにも、
メンタル、メンタルと自分に言い続けて。
元町までは目標時間がありましたが、この先は関門はあるものの、
目標とする時間がなくなってしまいました。
ということで、この頃から「12時間半での完走」を目標として意識し始めました。
この100kmのコースで12時間半で完走できれば、
「リベンジの舞台」での100km関門12時間半制限は、
間違いなく突破できるだろうと。
泉津(せんづ)地区を走って、「椿トンネル」へ。
椿の大木がトンネルになっています。
すごいなぁ、と思って通過したんですが、おじによると手入れがされてないから、
昔よりきれいではないとのこと。
屋久島などまで行かなくとも、東京から高速船でちょろっと行ったところに、
原生林のような森が見られる場所があるではないか。
「大島公園」の椿園は「国際優秀つばき園」として認定されたのだそうです。
世界に誇る、伊豆大島の椿です。
第4関門である大島公園を通過しました。
時間は問題ありませんでしたが、椿トンネルのあたりから、
登りで足が上がらなくなり、歩いていました。
この「大島公園」のあたりが、先に上げた3カ所の大変な上り坂の3つ目となります。
時間も余裕があるし、歩くつもりの3カ所のウチ、2つは走ったんだから、
ここは歩いていこう、と歩いていました。
公園を過ぎて、すぐに登りは終わりかと思いましたが、これがなかなか終わらない。
次のコーナーで終わりかな?と走って登ってみるも、
コーナーの先も登りというようなことが続き、次第に足が上がらなくなる。
大島公園からしばらく進むと、1周目の時に桜株まで走ってきて、左に曲がった丁字路に出ます。
ここからは一周目で走った「大島一周線」を逆走していくことになります。
桜株を過ぎてしばし、さすがに歩きすぎだなぁ、桜株も過ぎたし裏砂漠の近くまで来たんだから、
そろそろ、ゆっくりでも走りださないと・・・・・・
と、よろよろと走り出しました。
精神的にダレてきた俺の前に、救世主が現れる。
颯爽と登場した救世主とは・・・?
というところで、次回につづく。
その4へ ⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2016-04-04
【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】
2016-04-03 22:56
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