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TRCおぐに [フォトラン]

新潟シティマラソンの翌日、俺は長岡市の小国地区にいました。
「TRC(トレイルランナーズカップ)おぐに大会」に参加するためです。
前日にフルマラソンを走って、翌日にトレラン!?
とまぁ大層驚かれるわけですが、ちょうどいい疲労抜きだと思って。

それに、どうしても参加したい理由がありました。
俺は小学校3年~5年の間、ここ旧 小国町で暮らしていたのです。
小国で大会があると聞いたら、元 小国町の住人として、
駆け付けないわけにはいきません。
しかも、俺が生活していた地域のすぐそばがコースです。

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会場となる「おぐに森林公園」に来たのは、小学生の時以来です。

「TRC」は当日参加も可能なお手軽トレラン大会。
理由あって参加する気はマンマンだったものの、やはり、新潟シティの翌日ですから、
朝起きられなかったり、動けなかったりと考え、結局、当日エントリーにしました。
当日エントリー者も多いのか、受付に行ったら申込用紙がなくなっていて、
しばらく待ちました。

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ショート(2.5km)とロング(11km)がありますが、もちろんいつもの、
「どうせ出るなら長い方」精神で、フルの翌日だろうとロングにエントリー。
TRCってロングだと、「ショートのコースを2周」って場合が多いけど、
ここは珍しく1周で11kmというコースになっていました。

大会前にコース図を見て、わぁー、あそこ走るのかぁ~!と楽しみになりました。
だから、多少前日の疲れがあったとしても、気合で来るつもりでした。

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特設ゲートをくぐって、スタートです。

始めは公園内の砂利道でしたが、すぐに奥へと続く散策路へ。
標高の低い里山の中ですから、登山道というわけではないでしょうし。

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森林公園の奥には、城跡があります。
小学校の林間学校(というには距離が近すぎるが)の時に来たことがあるような気もするけど、
記憶にない。
城跡ということで、人工的に削られた堀と思われるきついアップダウンがあります。
「空堀(からぼり)」ってやつですよね。天神山城址で学びました。

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その城跡(小国沢城跡)からの、小国盆地方面。
おおー、里山とはいえ、なかなかいい眺めじゃあないですか。

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幸い、前日に股関節がダルダルになるまで披露したものの、
その疲れはさほど感じずに、駆けることができました。
ですが、登りはやはりきつい。
まぁ、疲労抜きだし、ゆっくり楽しんで走ろう。はぁはぁはぁ・・・・・・

登りはしんどいけど、コースはおおまかに見れば、
半分までは登りで、あとは下ってくるコース。
そう考えれば、苦しいのは前半だけで終わりだ。

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第1エイド。
助かりました。今シーズン初のTRC参戦となった今回、
勝手をすっかり忘れていて、水分を持つのを忘れてました・・・・・・
登りでノドが乾いてしまっていました。

コップ1杯の甘い水(スポーツドリンク?)をもらって、復活。

ここからしばらくは山中の林道を走りました。

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そして再びトレイルへ。
ここは、丘陵公園の開拓されたトレランコースや、人通りの多い登山道とは違って、
あまり人の手が入っていない状態で、そんなところも好印象でした。
もちろん整備されていない分、走りにくいんでしょうけど。

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エイドで水分をもらい、コースも下り基調になってからは、
もう楽しくてしょうがありません。
あまりペースを上げてしまうと、早く終わってしまう・・・と早くも残念がり始めました。
このコースなら2周でもいいなぁ~
フルの翌日ではない日なら。

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「小国トンネル」の上に立っているようです。
見ているのは小国方面。
この「小国トンネル」も思い出深い、なじみのトンネルで、
その上に立っているというのは感慨深いものがあります。
詳しくは、また別の機会でお話しできたらと思います。

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あ、山本山が見える。
そっかー、そうだよなぁ。小学生の頃の記憶ですから、そこまで想像してませんでしたが、
そうか、ここに立って小千谷方面を見ると、山本山が見えるんだなぁ。

オトナになってからの発見。

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「この景色ヤバくないですか!?」と尋ねる看板。
そうですね、ヤバいです。
写真撮ってたら、後続のランナーさんに「いい景色ですねー」と声かけられる。
そうですよね!
今は小国の住人ではないけど、そうでしょうそうでしょうと得意げになる自分がいました。
小国で見ていた風景って、自分の根幹に根付いている気がずっとしているんです。
なので、ふるさとって言うと俺の中では、この小国の風景が思い浮かびます。

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気持ちよく駆け下って、第2エイド。
もう喉の渇きはありませんでしたが、一応、1杯だけ給水。
ここからしばらくは、舗装道路が続きます。

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舗装路は結構な下りで、いい感じにぶっ飛ばせました。
その辺の畑では、地域の方が声援を送ってくれます。

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「小国中学校」です。
コースは左手の方に進みますが、校舎の前を通って写真右手の方にある坂を下ると、
俺が住んでいた場所に行けます。
当時、俺は小学校を卒業したら、当然、ここに通うものだと思っていました。
結局、小学校を卒業する前に転校したので、小国中学校に通うことはありませんでしたが。

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小国中学校から楢沢集落へ下ります。
「せっかくだから集落のど真ん中を走ってください」と言われたそうで、
楢沢集落のメインストリートを、駆け抜けます。
地域のみなさんが、大勢、沿道に出て声援を送ってくれました。

楢沢には当時の友達が大勢住んでいて、しょっちゅう遊びに来ていました。
走りながら、どこの家だったかなー?と見ていたんですが、
小学生の目線とオトナの目線では縮尺が違うのもあって、
知っているけど見たことのない場所に見えました。
大きな建物とかは、こんなところあったって覚えているんですけどね。

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そのまま舗装路を走ってきて、「おぐに森林公園」のすぐ手前まで戻ったところで、
突然、山の中に突入させられる。
トレイルが走りたいからって、何もここから入らなくても・・・・・・

ここが最後のきつい登り。
この先は、放置された状態の「森林公園」のアスレチックを抜けていきました。

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スタートした時にくぐったゲートを、逆からくぐってゴール!
ああ、気持ちよかった~~!!

ちょうどそこに「銀のねこ姉さん」がいらっしゃいました。
おお、やはりいましたね。
「越後雪獅子祭」以来の再会でした。俺は今年TRCに全然来れてませんでしたしね。
お元気そうでなによりですー。

記録は一応、1時間と22分でした。
まぁ、TRCでは全然記録狙いでもないし、前日の疲労抜き山散歩くらいの気持ちでしたから、
ちょっと早く終わってもったいなかった気がします。

なんと完走証の用紙切れだとかで、コピー用紙で渡されました。
ちゃんとしたのは後日郵送ということで(3日後くらいに来ました)


この日、発表されたのですが、この小国で来年6月に50kmのトレラン大会をやるそうです。
今回はそのプレ大会という側面もあったようです。
50km!・・・ということは一応ウルトラトレイルということになるんでしょうか。
で、出たい!!・・・出られるかなぁ??
この周辺でやるなら、標高の高い山もないから、標高差も少なくて走りやすそうな気がします。


今年初開催となった小国でのTRC。
とても楽しく、懐かしい大会でした。50kmでなく短い距離でもまたやってほしいですね。
しかし、用紙やら米やら入浴半額券やら、ないものが多すぎる・・・・・・
風呂は施設の人の厚意で、半額で入らせてもらえました。

【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】


新潟シティマラソン -2- [フォトラン]

その1はコチラ 
 ⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2015-10-20

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関屋分水を渡って、西区から中央区に戻ってきました。
ここからは、トレーニングでも走っている「新潟島1周」のコースになります。
約31km地点。
フルマラソンも終盤戦です。
両方の太ももが攣りそうで攣らない状態が続いていました。
腕に力が入っているのか、左肩が痛い。
幸い、前から痛めていた左足裏は、なんも不調を訴えてきませんでしたが。

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はぁ~、身体が重いなぁ・・・・・・
なんてやっとやっとで走っていたら、
「やっと追いついた~!」
と楽しそうな声が聞こえ、横を見ると「チームつるかめ」同世代メンバーRiёさん。
うわぁ~、ついに追いつかれたかっ。
慌てて加速しようと試みるも、足は思うように上がってくれず、
Riёさんは、他のランナーの隙間をぬって、ぴゅーっと走り抜けていきました・・・・・・

もしかして初めてRiёさんを振り切って完走!?なんて、ちょっと思っていた自分が悲しい。
ううう、今回も容赦なくぶっちぎられました・・・・・・

え?敵うと思う方がおかしい?ハイ、そうですね女王様・・・・・・

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まだまだ続くシーサイドストレート。
再びnariさんに追いつく。月はじめに立山から上高地まで縦走されたそうで、
その疲れもあって本調子ではないんでしょう。
「復活しましたか~?」
いや、もうバテバテです・・・・・・

しっかし、フルは10kmやハーフとは、時間差スタートになったものの、
参加者6000人ともなると、どこまで行ってもランナーの列が途切れることがないですね。

追い抜いたnariさんが「スイッチが入ったケド、どこまでいけるかなー」と、
スパートかけて追い抜いていきました。
俺にはもう見送る力しかない・・・・・・

そんな俺の前に女神が。
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「この先でQちゃんがハイタッチしてまーす」
警備員の声に、ああっそうだよ!Qちゃん!!忘れてた~!!
身体がずっとしんどくてすっかり失念していました。
4年連続でゲストランナーとなった、Qちゃんこと高橋尚子さん。
今回もハイタッチすることができました。
先回、パシーンと勢いよくなってしまったのを反省し、今回はソフトタッチを心掛けました。

Qちゃんパワーで復活!!

・・・と、いきたかったんですが、キロ5分で飛ばしてきた身体はもう余力がなく、
ズルズルとペースが後退していきます。

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コース北端。新潟島の北の入口、入船みなとタワー前を通過。
37.2km地点。残り5km。
なんですけど、なにげに普段走っていても、
ここから陸上競技場って意外と長く感じるんですよね・・・

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みなとぴあ。
時計に表示されるペースはどんどん落ちています。
今回は余力を持って4時間がきれると思っていたんですが、
あんなに序盤で頑張ったのに、4時間ぎりが厳しくなっていきます。
もう歩いたって完走はできます。
ここまできたら、
ウルトラランナーの端くれとして、最後まであきらめない!
という気力だけでした。

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萬代橋、朝渡った橋を、今度はくぐります。

もう身体はいっぱいいっぱい。
股関節回りが重くて、足が回りません。
時計がキロ7分台に突入したのは、見ていましたが、
そのあと、もう時計を見るのはやめにしていました。
追い抜く人数より、追い抜かれる人数の方が多くなりました。
しかし、もう気力で足を進めるしかありません。

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やっと陸上競技場に帰ってきました。
いつも「つるかめ」の応援団がいるあたりを目を凝らすが、誰も見つけられない。

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トラックを走る。
ここで最後のラストスパート!・・・といきたいところですが、
そんな余力はまったく残っていません。
フルマラソンでは、このところずっとそうですね。完全に足を使い切った状態で帰ってきます。
よれよれとゴールゲートをくぐる。

サブ4は・・・!?
記録は3時間53分で、どうにかサブ4は達成しました。
自己ベストほぼタイ。
今年2度目のサブ4達成です。
ああ良かった~~。
やっぱりサブ4ってしんどい・・・・・・
先月の100kmマラソンを完走した時には、こりゃあサブ4はラクに切れるんじゃ?
もっといい記録だって狙えるんじゃ?と思ったりもしましたが、
ウルトラからのリカバリに失敗し、あちこちダメージを作り、
長距離をまったく走らない状態で臨んでしまいました。

ゲートをくぐってふと前を見ると、目の前にnariさん。
陸上競技場前から全然、前を見る余裕がなかったので、気づかなかったんですが、
なんとほぼ同時くらいにゴールゲートをくぐっていたんですね。
今回、サブ4で走れたのは間違いなくnariさんに引っ張ってもらった結果です。
ひとりで黙々と走っていたら、もっと早く潰れていただろうし、
サブ4はできなかったと思います。
nariさんありがとうございました。またウルトラマラソンの舞台でお会いしましょう!

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ゴール後に新潟マラソン名物の「ジャンボおにぎり」か、
「サトウのごはん」かどちらか選んでもらえるのですが、
今年も、明暗はっきり分かれましたね。

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陸上競技場入り口の「つるかめ」応援団定位置に行き、
残りのフルマラソンメンバーを待っていると、ゲストランナーのQちゃんが出てきました。

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ゲストランナーがコースの真ん中で、フルを走ってきたランナーを出迎えてくれます。
それどころか、ここからコースを逆走して走って行き、

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たくさんのランナーを引き連れて、ゴールゲートまで走って行きます。

前にも思いましたが、こんなに先頭にたって参加してくれるゲストランナー見たことない。
開会式での喋りもうまいよね。会場の雰囲気を盛り上げてくれます。
ほんと、いい人です。こんなしている姿を見ていたら、
有名人に興味関心がない俺だって、ファンになってしまいます。

最終制限時間5分前になって、突然、バケツをひっくり返したような雨が降ってきたんですが、
そんな雨の中でも、ランナーを出迎えてました。
いいひとだ。


そんな今年の「新潟シティマラソン」でした。
次は、毎年恒例となっているダンボールマラソンですが、
これも恒例ですが、まだネタが決まってません。
はたして間に合うのか!?

【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】


新潟シティマラソン -1- [フォトラン]

新潟市のランナーのお祭り、新潟シティマラソンです。
昨年は、くびき野のウルトラマラソンに出たため、2年ぶりの参加となりました。
そして4年前に、初めてフルマラソンを完走した時以来、
久々に新潟シティマラソンでフルマラソンを走ります。

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「チームつるかめ」にとっても地元の大会ということで、
参加メンバーもフルマラソンに藤田うににん会長をはじめ10人。
ハーフ2人、10km5人という大所帯です。

最近、恒例の「ふくらはぎ写真」を荷物の上で。
全員参加といきたいが、毎度、何人か行方不明なのは、いつものこと。

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エントリー時に申告したタイムでスタート時のブロック分けがされています。
俺はCブロック。「つるかめ」のフルメンバーは、ほとんどCブロックでした。
渋滞を考えると、できればBから出たかったんだけどなぁ。
前方にはランナーがぎっしりで、自分のペースで走れるかちょっと心配です。

スタート時間前、列を作ったままスタートラインまで前進します。
止まった場所は、これまでこんなに前に来たことないってくらい、
スタートラインに近い場所。
そうでした。今年は時間差スタートで、ここにいるのはフルマラソン参加者だけなんです。
他の部門のランナーがいない分、前に来られるんですね。

これなら渋滞はさほど感じずに走れるか??

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午前8時、フルマラソンの部、新潟市役所前をスタートです。
ああ、やっぱり結構人いるねぇ・・・・・・

天候は雨ですが、あまり気にならない程度です。
俺としては、このくらいの方が暑くなくて走りやすい。

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「チームつるかめ」同世代3人、スタート直後、まだまだ元気です。
3人ともフルマラソンのタイムではいい勝負。
さて、3人で最初にゴールをするのは誰か??


俺は左足裏を痛めていたのもあって、とりあえず足がダメになるところまで、
とにかく走る作戦でした。
2人は序盤にオーバーペースにならないように、あえて渋滞にハマると言っていたので、
2人をおいてとっとと先行します。

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6車線もある柾谷小路。
この時間だけはランナーが独占することができます。

見た目の人数は多いけど、全部門同時スタートの時よりは、
人の間隔に余裕があるように感じます。
ということで、渋滞につかまっている、という感じはありませんでしたね。

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萬代橋を渡ります。
いつも、ここでは目の前に朝日があって、まぶしいんですが、
この日は厚い雲。

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万代シティをぬけてしばらく走ると、
毎年、沿道に応援に出ていてくれる「つるかめくま」登場です。
頭撫でていってね、と言われていたので、
立ち止まってなでなで。

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新潟県庁の敷地を抜けます。

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関屋大橋を渡って、中央区から西区へ。

橋の上で「はせさん」と、声をかけられました。
横を見ると「八海山登山マラソン」でもお会いしたnariさんでした。
この日は、別の大会の打ち上げに参加すると聞いていたので、
新潟シティには出ていないものだと思っていたので、びっくりしました。
しばらく、お話ししながら併走。

この時は、ここで初めて会ったのですが、終わってから写真を見返してみると、
萬代橋あたりから、ずっと近くを走っていたんですね。

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給水したりしているうちに、nariさんが先行。
まぁ、走力はnariさんの方がずっと上ですからね。

左足をかばっているせいか、右の太ももが攣りそうになってきました。
うーん、飛ばせるのはここまでか??

nariさんの背中を追いかけていれば、ペースを維持できるかもしれない。
離されないように、ついていくことにしました。

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海沿いの、超ロングストレートに入った頃、後ろからカスタネットの音が聞こえました。
あれ?もしや・・・
「猪苗代湖ウルトラマラソン」の会場でもお会いした、
「ごせん紅葉マラソン」の「紅葉マン」さんではないですか。
今度はコチラから声をかける。
こんにちは、ダイオウイカです~!
我ながら、いつもこう名乗ってから、俺って何者なんだろう?と思ってしまう。
紅葉マンさんとも、しばしお話ししながら走る。

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西総合スポーツセンターあたりで、トップの選手とすれ違いました。

ああああ、両方の太ももが攣りそうです。
今にも攣りそうってほど切羽詰ってはいない感じだけど・・・
どうしよう、持っている漢方を飲むべきか?
でも、立ち止まりたくないしなぁ・・・
そう思っているうちに、エイドを通過していってしまう。

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新川大橋を通過しても、まだまだ進む。
だいぶ対向車線を走る折り返したランナーも増えてきた。

nariさんの背中に追いつき、やがて追い越して先行。

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やっと折り返し地点。
ここからが長い「地獄のシーサイドストレート」

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正直やっと「中間地点」
nariさんの背中を追いかけてきたおかげで、ペースとしては快調に走っているのだけど、
足の疲労感がだいぶ出てきていました。
今回はしんどい。

先月のウルトラマラソン以降、なかなか長距離を走ることができず、
10km程のランニングしかできなかったので、久しぶりの長距離走なのです、
案の定、身体が長距離を走ることに慣れていないですね。
固まってきた身体をほぐそうと、この日はじめてエイドで水をもらってから、
エイドの隅でストレッチタイム。
その横をnariさんが追い抜いて行く。

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通称「盲腸」
シーサイドストレート(正式名称「日本海夕日ライン」)から、
新川漁港にちょっと下ったところに、エイドと折り返し地点。
何のためにここに来た?しかも坂。という場所。
距離調整なんだろうけど、なにもここで調整しなくたっていいだろうに・・・

「盲腸」から登ってきたところで、スタート後に引き離してきた同世代メンバーRiёさんに、
声をかけられる。
おおう。だいぶ迫ってきているなぁ・・・・・・

そこからしばらく走ると、反対車線にとめさんを発見。やほー!と手を振っていたら、
とめさんの前を会長が走っているのを見つけた。

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今年も、亀田製菓の新潟限定せんべい「サラダホープ」は、
小袋で配られていました。
いや、マラソンの最中に煎餅の小袋をもらっても、どーせーっていうのだ・・・
この先にももう1か所、サラダホープエイドがあったけど、
そこは紙コップに開けられていた。

あ、「サラダホープ」はおいしいです。
県外の方、新潟へいらっしゃった際には、ぜひお買い求めください。

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やっと青山海岸「なぎさのふれあい広場」まで来ました。
まだまだ続くシーサイドストレート・・・・・・

大会レポも次回に続きます。

【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】


白山白川郷100km -6- [フォトラン]

「その1」から読む場合はこちらから・・・
 ⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2015-09-17

どうにかホワイトロードの登りを終え、ここからはゴールまでほぼ下りのみ。
「三方岩駐車場」エイドを、よっし!駆け下るぞ!と、
歩いて登ってきたので、気合を入れなおしてトンネルに突入しました。

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さぁ、石川県に帰ってきました。
往路では触れませんでしたが、県境のトンネル「三方岩隧道」390mありますが、
中には一切照明がありません。
自動車専用道路なので、通行車両はライトをつけるでしょうからいらないのかもしれませんが、
歩行者にはちょっと不安なトンネルです。
・・・・・・あ、そうですね、事務局から「ライト持ってください」って言われてますね・・・・・・

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「ホワイトロード」を登っている途中で、青空が見えてきて、
もう雨の心配はないなと一安心でしたが、
トンネルを抜けたら、雨。
おおう、やんだんじゃなくて、雨雲がこの山で引っかかってたってことだったのね。
そんなに気にするほど降っているわけではありませんでしたが、
雨対策用の上着を、トランジットに入れてしまわなくて良かったと思いました。
これ以上、雨脚が強くなったら着ようかな・・・・・・
とりあえず駆け下ることに専念。

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往路の下りでは、キロ5分台で駆け下りましたが、
ここまで70km以上を走ってきた足ですから、さすがにそういうわけにはいきません。
「野辺山ウルトラ」でも、馬越峠からの下りは走っているのに7分台だったり、
下りの衝撃であちこちに痛みが走ったことを考えると、
気持ちも慎重になります。

えっさえっさと駆け下りながら、足の調子を確かめつつ、
この下りでタイムを稼がない手はない、と、できる限り走る。
さすがにキロ4分台はもう出なかったけど、
ここにきてもまだ5~6分台で駆け下れました。
・・・・・・やっぱ下り坂得意かも?

「ホワイトロード」を抜けたら、アップダウンがある。
その分、稼げるところで稼いでおかないと・・・・・・

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「そうめん」のうまかった「ふくべの大滝」エイドに戻ってきました。
これで下り坂もだいぶ落ち着いてきてしまいますね。

まだ「そうめん」あった!もちろんいただいて、さっぱりします。
往路でおかわりしてしまったので、申し訳ないから1杯で出ようと思ったんですが、
「おかわりどうぞ!」
と、キュートな笑顔で言われてしまっては、
あ、じゃあ、いただきます。と受け取るしかないですよねー。
ズズッとかきこんで、やっぱり空腹じゃなかったから2杯はいらんかったなぁ・・・
ごちそうさま~
「もう1杯いかがですか?」
う・・・いや、もうどんなに微笑まれたって、胃袋が限界です。

笑顔に見送られ、「そうめん」エイドをあとにしました。

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この谷にかかる橋を渡ると、もう下り坂のような感じはしない、
ほぼ平坦に変わってきます。
実際にはまだまだ下りなんでしょうけど、下り坂の恩恵を得られるほどの傾斜がありません。

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身体がずっしり重くなった気がします。
もうハーフマラソンもないんだ。ここからが耐え時・・・・・・

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「白山白川郷ホワイトロード」石川県側の料金所に戻ってきました。
苦しかった「ホワイトロード」の旅も、ここで終わり。
この先は一般道です。

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ここにきての登りは本当に辛い。
たまらず歩いてしまいました・・・・・・
・・・ホント、登りは苦手です。
なんでここにきて、そんなに走れるんだ?と、
追い越していくランナーを見送る。

どうにか走ったり歩いたり。
エイドにたどり着くと、たくさんの笑顔が出迎えてくれます。
「おかえりー!」「お疲れ様!」「あと少しだよ!」
もう、やばいです。
ありがとうごわぁいまぅぅぅ・・・・・・
その言葉に涙がでそうで、もう言葉になりません。
とくに「おかえり」がやばい。
涙こらえながら、水分を摂って、バナナあるとこは食べて、
エイドをでる。
このところマラソン大会走ってて、そんなに涙腺弱くなかったんだけど、
今回はホントにやばかった。

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第3関門「一里野温泉」(91.7km)まで戻ってきました。
またしても関門の看板が出てなくて、テントの後ろに片づけられてた看板見つけて撮る。
まぁ、まだ関門閉鎖の準備すらする前ってことで。
残り10kmをきって、まだまだ制限時間は3時間も残ってます。

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しかし、往路で見てしまっています。
この辺ずっと、上ったり下ったりなんです。
くそー!また登りかよー。
それでも残り3kmというところからは、気合いれて登りもどうにか走りました。
まぁ、ペースとしては早歩きくらいなんだと思いますが・・・・・・

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選手駐車場になっている「道の駅 瀬女」に着きました。
ということで、あと残り1kmちょっと。
すでにゴールをして、歩いて駐車場に戻ってくるランナーや、
応援にきている人でしょうか、たくさんの人たちに声援をいただきながら、
せっせせっせと走ります。
あいかわらず、ありがとうごぐぁいまぅふ~、って言葉になりませんでしたが。

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ゴール会場である「白嶺小中学校」に入りました。
あれ?アナウンスでゼッケン呼ばれた?
「「打倒!ホワイトロード!」とメッセージをいただきました」
ぶふぉーっ!
エントリーする時に「意気込みを一言」みたいな欄があったので、
適当に「打倒!ホワイトロード!」なんて書いてたのを思い出しました・・・・・・
そんなのすっかり忘れてたわ。まさかこのタイミングで読まれるとは。
涙をこらえて帰ってきたのに、
そのアナウンスで、苦笑しながらのグラウンド入りになってしまいました。
・・・自爆ですけど。

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ゴールテープが見えました。
だんだん近づいてきます。涙が出てきました。
上を向いてゴールしたかったけど、上を見ると涙が流れそうで、
ゴールテープをじっと見て、自分の体に触れるのを見ていました。
スルスルっと、ゴールテープが体を滑っていきます。

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「第3回 白山白川郷ウルトラマラソン」完走しました。
記録は13時間10分23秒。
こんなコースなのに、もう少しで自己ベスト更新しそうな勢いでした。
当初の目標だった14時間ぎりも十分に達成。

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ゴール後は、無料の「猪鍋」ですよ。
実は俺「猪鍋」大好きなんです。めったに食べる機会なんてありませんけど。
これがまたうまい!
暑い汁が体に染みる!イノシシうまっ!!

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「猪鍋」をいただきながら、一日を噛みしめつつ、ランナーがゴールするのを見ていました。

スタート時間が早いとはいえ、こんなに明るい時間に100km完走したの初めてです。
事前のトレーニングもしっかり効果が出ているのを実感できました。
雨は降っていたけど、走るには丁度いいくらいでしたね。
せっかくの景色が見られなかったのはありますけど、渓谷や岩肌の迫力は、
存分に堪能することができました。
エイドのスタッフにはたくさん元気をもらえました。
スタッフさんがバスで移動している時に、車窓から手を振ってくれるのも嬉しかったなぁ。
みなさん、ありがとうございました。
登りはとにかく苦しかったけど、本当に本当に楽しい100kmマラソンでした。
コース図を見ると、え?と思うけど挑戦し甲斐があるし、
制限時間が長いので、完走率も、ほぼ全員完走しているくらいの数字です。
いい大会だったなぁ。

100km完走して、また今度はどこで100km走ろうかとウズウズしました。


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白山白川郷100km -5- [フォトラン]

「その1」から読む場合はこちらから・・・
 ⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2015-09-17

白川郷にある第1関門「寺尾駐車場」を出たら、
ふたたび「白山白川郷ホワイトロード」に向かいます。

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ここからはしばらく登りが続きます。
なんとか、ゆっくりながらも走っているのですが、
ああ~、きつい・・・・・・と、足が止まることもしばしば。

前から駆け下ってくる100kmや50kmのランナーと、
互いに「ファイト!」「ナイスラン!」と声かけあってエール交換。

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「ホワイトロード」の白川郷側のゲート「馬狩料金所」まで戻ってきました。
すでに、やっとここまで登ってきたという気持ち。

余談ですが、「白山スーパー林道」から「白山白川郷ホワイトロード」に今年から代わり、
なんと通行料金がこれまでの半額になったのだそうです。
(軽自動車1400円 普通車1600円 ※二輪車通行禁止)
北陸新幹線の開業も合わさって、以前よりかなり利用者が増えたそうで。
ああ、そんな重要な観光道路を、一日封鎖して、
歩行者は通常、立ち入ることができないところを走らせてもらえるというありがたさ。
詳しくは「白山白川郷ホワイトロード」公式サイトをご覧ください。
石川県側 ⇒ http://hs-whiteroad.jp/
岐阜県側 ⇒ http://www.gifu-shinrin.or.jp/rindo/
・・・県ごとにホームページまで違うあたり、お役所仕事ですよね・・・・・・

料金所エイドには「飛騨牛乳」が。
事前に「おもてなしマップ」で、牛乳があるのは知っていて、
牛乳が飲めない俺にとってはスルーと決めていたのですが、
素の牛乳だけでなく、コーヒー牛乳とか、オレンジ味とか、
色々あったので、おかげでおいしくいただけました。

P9130130.JPG

「ホワイトロード」に再突入。
頑張って走ろうと思うのですが、身体がついてこない。
うーん、ここはアレだ「野辺山ウルトラ」の馬越峠と同じだと思おう。
ムリに走らず、目標を持って早歩きをすることにしました。
制限時間には余裕があるし、登り返しの15km程だけ、
「戦略的歩行」ということで。


50kmのランナーが駆け下りながらエールを送ってくれます。
それに「ファイトー!」と応えながら、上を向いて登る。
ファイトも何も50kmの部は、あと駆け下って白川郷を回ればゴールですから、
もう頑張るところもないような気がしないでもなかったですが。
まぁ、お互いの健闘をたたえ合うということで。

P9130132.JPG

眼下には白川郷。
復路では見ることができました。
白川郷からほぼ真上に登ってきているように見えます。
「ホワイトロード」は岐阜県側の方がきつい印象です。
石川県側の方は「ふくべの大滝」までは、そんなにきつくないですからね。

P9130134.JPG

道路の下、断崖絶壁です。
よくこんなところに道を通したなぁ、と、
自然が作り出す荒々しい造形と、人間の作り出した技術のすごさに驚嘆しながら歩く。

登り坂を歩いていると、気が付くと普通に歩いてしまうので、
ダメダメ、ちゃんと早歩き維持!とだらけないように気を付けないとでしたが。
キロ9分ペースをどうにか心掛ける。

P9130135.JPG

すっかり雨は上がっていて、ついには青空が見え始めました。
ほらね、俺は晴れ男だって言ったろ~?
しかし、雨上がりのクリアな日差しは、正直痛い。

たくさんの「おもてなし」で正直おなかいっぱい。
往路はもう食べられません、すごすぎるぜおもてなし・・・
なんて思っていたのですが、歩いているとはいえ、
この登りでは歩いていても急速にエネルギーを消費していくようで、
満腹感から一気に空腹状態に陥ってしまいました。
頭がぼーっとして眠くなってきました。
腹が鳴ります。
足元がフラフラしてきました・・・・・・

これは間違いなくハンガーノックだよなぁ。
ちょうど着いたエイドで、ホットドッグとコーンスープをいただき、
これで回復できると思ったのですが、
そんな程度のエネルギーは、あっという間に消費してしまうようで、
すぐにまた足元がフラフラしてきてしまいました。
これはやばいと、ウエストポーチから行動食として持っていた「カロリーメイト」を取り出して、
食べながら歩くことに。
噛むごとに頭が冴えていくのがわかります。
ああ、人間にとって「噛む」って大事な行為なのだな、と変な実感をする。
ホットドッグ程度の柔らかさでは気づきませんでしたが。

ともあれ、これでハンガーノック状態からは抜け出すことができたようです。

P9130136.JPG

谷の向こうに、第2関門である「ホワイトロード」最高標高地点「三方岩駐車場」が見えました。
ああー!やっと見えたぁ!!
という安ど感に包まれましたが、

P9130138.JPG

見えたからと言って、一直線に行けるわけでなく、谷に沿って大きくまわっていきます。
一度通ってきたので、それは十分わかってますから、
気落ちはしなかったですが、それよりも、見えるところまで来たという安ど感の方が強かったですね。

P9130139.JPG

雲の中に3つのコブのような岩が見えています。
すげー、八海山みたいでかっちょいー!

この時は気づきませんでしたが、この岩が「三方岩岳」の山頂だったのかもですね。
その名前からして。
「三方岩駐車場」から、気軽に登れる山だそうです。
登ってみたいけどちょっと遠いなぁ。
今回残念だったのが、「白山白川郷ウルトラマラソン」なのに、
雨天曇天のせいで、結局、どれが三霊山の「白山」なのかわかりませんでした。

P9130143.JPG

雨になるとこの壁面を一面、滝のように水が流れるのだとか。
その見た目から「太平洋」と呼ばれているそうです。
この日程度の雨量では全然足りなかったようですが・・・・・・

で、冬には雪が30m積もるのだとか。
そんな数字、雪国の民ですが、全然想像がつきませんね。
(「ホワイトロード」は冬季閉鎖となります)

P9130146.JPG

13時41分。
登りきったー!(歩きだったケド・・・)
第2関門「三方岩駐車場」に制限時間を十分に残してたどり着くことができました。
これだけ「貯金」があれば、もう完走は間違いないと思って大丈夫でしょう。

P9130147.JPG

往路でも受け取ったトランジット袋を再び受け取ります。
荷物を受け取れる場所が1か所と知った時には、ちょっと不安もありましたが、
往復で2回ここを通るので、実質2か所受け取り場所があるようなものですね。
というわけで、袋には2回分のセットを入れてありました。
(往路でスタート会場に戻る車に預けてしまうと、復路で受け取れないので注意。
 もちろん預ける時に「復路でも使うか?」とスタッフが確認してくれますが)

とりあえずアミノ酸ゼリー。
雨の中を走ったので、しっとりしていた靴下も履き替え、
これまた雨や汗でぬれていたアームカバーも変えることにしました。
悪天候を想定していたので、こんなものまで替えをを用意していたんです。
ゆっくりストレッチしながら休憩。

P9130148.JPG

そろそろ石川県に戻ろうかね。

今回、最終制限時間は15時間ですが、自分の中では目標は「14時間ぎり」でした。
それも十分間に合いそうです。
となれば、「できる限り早く」が目標に変わってきます。
「13時間ぎり」?
自己ベストは12時間56分(くびき野100km 2014年)だから・・・・・・
(富士五湖の100km地点通過のタイムだともっと速いですが、記録としてはくびき野ということで)
13時間だと、今、14時だから・・・えっと・・・・うーんと・・・・・・
今回、早々にGPS時計の表示を、「現在時刻のみ」にしていたので、
タイムの計算に頭が回らない。

・・・・・・いっか、とりあえず頑張るってことで。
時折、自分の能天気さに救われることがあります。


つづきはコチラから
 ⇒ (書き次第ここにリンクを貼ります)

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あの日、佐渡で [フォトラン]

ウルトラマラソンの大会レポの途中ですが・・・・・・
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今日の新潟市日和山からの夕陽です。
沖にうっすらと浮かぶのは佐渡島。
今年もいい天気に恵まれていたようですね。
昨日からずっと「1年前の今日は・・・」と昨年の光景を思い出していました。

1年前、佐渡島を1周208km、制限時間48時間という大会に参加していました。
Facebookの「過去のこの日」という機能を、
わざわざ自分で開いてチェックしたのは今日が初めてです。
そこに並ぶのは、走りながら(だいぶ歩いたが)つぶやくようにスマホから投稿していたあの日の記録。
ああ、今の時間はあの辺だったな・・・・・・
1年前の出来事ですが、ところによっては先週のウルトラマラソンよりも、
鮮明に風景を覚えています。

あれから1年が経ったんですね。

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NEX-5Tをウェストポーチに入れて、写真を撮りながら進んだ208km。

その時の記録は、当時のブログに細かく書いています。
「その1」http://hasekururu4th.blog.so-net.ne.jp/2014-09-27
「その1」から「その6」まであり、ついでに「その他」というオマケ編もあります。

今年は定員締め切りが想像以上に速く、エントリーをし損なってしまうという失態。
その代わりに参加したのが、今、連載中のウルトラマラソンでした。
結果的には、とても満足感の高いウルトラマラソンに参加できて、
それはそれで良かった気もしていますが。

44時間の果て、やっとゴールしたのに全然達成感を感じず、
佐渡を離れてしばらく経ってからも、夢のような現実離れした出来事に、
本当に俺はあそこで44時間も走っていたのだろうか?
と、沖の佐渡を見ながら思う日々。
それが、今年の「佐渡一周」がスタートした昨日から、
ああ、1年前の今頃は、あのあたりにいたっけなぁ・・・・・・
と、思い出すにつれて、ようやく自分の中にはっきりとした達成感と、
充足感が満たされているのを感じることができました。

・・・・・・にぶすぎ。

今、ここを書いている時間は22時ですが、明日朝6時の制限時間まで、
まだまだ8時間もあります。
きっと、今頃、佐渡の暗闇の中を、痛む体を頑張って前に進めている人たちがいると思います。
1年前の今頃は、佐和田の町の中を、ひとりフラフラになって走ったり歩いたりしていました。
もうあと一息だというのに、暗闇に包まれてからは、まったく前に進んでいる感覚がなく、
心折れそうになりながら、走っていました。
・・・・・・いや、実際、折れてたりしたけど。

今、佐渡を走っているみなさん、最後まで良い旅を。
俺も、来年はまた参加したいと思っています。

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


タグ:NEX-5T

白山白川郷100km -4- [フォトラン]

「その1」から読む場合はこちらから・・・
 ⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2015-09-17

「白山白川郷ホワイトロード」の最高標高地点にある「三方岩エイド」でしっかり補給。
今度は駆け下って、世界遺産白川郷を目指します。
時刻は午前9時頃。スタートから5時間。
白川郷を過ぎたところに最初の関門があります。
58.3km関門を12時30分までに通過しなくてはなりません。
20kmを3時間ちょっとですかね。
ここからは下りですから余裕があるような気もしますが、
登りで歩いてしまいましたし、足に余裕があるかも心配。

エイドの方に「いってきます!」と言って、再スタート。
復路のここが第2関門なのです。それも間に合うか心配。
また、ここに戻ってくるぞ。

P9130094.JPG

きつい登りの反対側は、もちろんすごい下り。
せっせせっせと駆け下ります。
足はまだまだ大丈夫そう。

後ろからものすごいスピードで追い越していくランナーが。
おおー、下りになったからって、急にそんなに飛ばして大丈夫かー
なんて余計な心配でした。
100kmの部より3時間遅い午前7時にスタートした、50kmの分のトップランナーだったのです。
・・・速っ!
なんて思って見送っていると、前から「先導車」と書かれた車が走ってくる。
ああ、トップが行ったしね。
違う、進行方向が逆だ。・・・まさか。
そのまさかでした。
白川郷で折り返してきた100kmの部のトップランナーが、
この急な坂を駆け上がってくるのです。
・・・速っ!
さすがにトップの選手でも、登り返しての坂は辛そうでしたが、
俺もまたここを登りかえして走る時には、あんなペースで登れなさそう。

P9130101.JPG

眼下には白川郷が見えるハズですが・・・・・・
眼下には雲です。

下りであまり無理をすると足に来るのですが、
ここは稼ぎどころだしっ、と駆け下ります。
キロ5分台で走り、これが維持できるならそれはそれでいいなと思ったのですが、
キロ4分39が出た時には、飛ばし過ぎ・・・と思いましたが。
でも、下りって得意かもなー。
登りに弱いのは、ただのメンタルの問題な気もしますが。

P9130104.JPG

岐阜県側の料金所、馬狩料金所が見えました。
ここまでで「ホワイトロード」は終わりです。
ああ、これで駆け下れる区間も終わりか・・・と、登り坂を登りながら思いましたが、
白川郷までは、まだまだ下らなくてはならないようです。

折り返して登ってくるランナーに「ファイトー!」と声援を送りつつ、
せっせと走る。

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ようやく白川郷の入口と思われる大きな駐車場に設置されたエイドに着きました。
白川郷を巡ったあと戻ってきて、ここが最初の関門になるようです。
前は、往路で関門だったらしいのですが、
参加者から「白川郷ウルトラマラソンなのに、白川郷を見る前に関門で終わるって」
という声があり、それで復路に変わったとのこと。確かに。

ここの「おもてなし」は「すったて鍋」
大豆をこした汁のようで、A5ランクの飛騨牛が一切れ入っています。
あまり牛肉は好まない俺ですが、さすがA5ランク。
全然牛肉臭さがなく、うまい肉でした。
エイドのおばちゃんも盛んにA5ランクを強調しています。

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駐車場エイドからさらに下。
いよいよ「世界遺産 荻町合掌造り集落」に突入です。

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俺は「合掌造り」を少々甘く見ていたような気がします。
おおっ、さすが世界遺産。ただの茅葺屋根とは全然違いますね!

「ホワイトロード」は大会のために貸切状態になりましたが、
さすがに白川郷を貸切にすることはできません。
普通に観光で訪れた方々が、歩いていらっしゃいます。
誘導の方が「ランナーが通ります!道を開けてください!ご協力をお願いします!」
と声を上げてくれます。
ああー、スイマセンみなさん、こんなところ走って・・・と、申し訳ない気分でした。
歩いてじっくり見たかったんですけどね。

観光客の皆さんからも、声援をいただきありがたかったです。
こんなところで大勢走っていて驚いたでしょうね。

P9130112.JPG

集落を抜けると「荻町展望台」へと続く急坂。
白川郷を一望できる展望台への坂で、選手説明会でも「急です」と説明がありました。
なんでこんなところを通るのか。
ウルトラマラソンではよくある「見てもらいたい」ためのコース設定ですよね。
俺は見たいので全然異論はありませんが。

ここは「戦略的歩行」で堂々と歩きます。
歩いてもきついわここの坂。
ここでも観光客の方から声援をいただきます。ありがとうございます。

P9130114.JPG

「荻町展望台」からの白川郷。
ここがよく白川郷の合掌造りを見下ろす写真が撮られる場所のようです。

うん、天気はあんまりだけど、しっとりした白川郷もまたいいじゃないですか。
負け惜しみではなく、雨のおかげ(すでに降っていませんが)で、走りやすい環境だし、
青々した空よりも合掌造りには、落ち着いた色合いの方が似合う気がします。
もちろん「晴れの白川郷」も見てみたいですが。

ここで公衆便所を発見し、2度目のトイレ休憩。
ここも待ち無しでスムーズ。
って、トイレ寄ってたらエイドの「おもてなし」おからドーナツ食べるの忘れたっ!

まだ11時前、この調子なら最初の関門は間に合いそうです。
でも、あの駐車場、結構上の方だったよな・・・・・・
さすがに50km以上を走ってきているので、疲労の色が出てきました。
ああ~、登れない・・・と上り坂を歩きます。
ここは「戦略的」ではなく・・・・・・むむむ・・・・・・

P9130116.JPG

「すったて鍋」を食べた駐車場エイドに戻ってきました。
ここが第1関門のハズなんだけど・・・・・・
探したけど関門の看板が見当たらず。ん?俺が勘違いしているのか?
と、スマホのカメラで撮影しておいた、関門制限時間表を開いて、
たぶんここが関門で合っていると思うことにする。
11時10分。
制限時間には十分間に合ったようです。

良かった。
ここで関門に引っかかると、「ホワイトロード」を閉鎖している都合上、
選手収容バスはいったん富山へ出て、そこから金沢経由でスタート地点へ戻るそうで、
片道2時間以上のバスの旅とか。
関門で失格になってそんな長いバスの旅したくねーです。
無事に通過できて良かった。

P9130118.JPG

ここから復路。ふたたび「白山白川郷ホワイトロード」を抜け、
スタート地点の「白嶺小中学校」まで戻らねばなりません。
またあの山を登らなくてはいけないわけです。
次の関門は、「ホワイトロード」最高標高地点の「三方岩駐車場」に15時。
約13kmを4時間。
数字上は余裕あるけど、果たして登りきれるか心配です。

よーし、登るぞ~


つづきはコチラから
 ⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2015-09-23

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白山白川郷100km -3- [フォトラン]

「その1」から読む場合はこちらから・・・
 ⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2015-09-17

「白山白川郷ホワイトロード」に入りました。
本来は自動車専用道路ですが、大会のために貸切となります。

P9130065.JPG

谷間の道路を淡々と走って行きます。
ここまでなかなかのアップダウンで、「ホワイトロード」に入ったらどんな坂が待っているんだ?
と恐る恐る踏み入った「ホワイトロード」でしたが、
むしろ「ホワイトロード」に入ってからの方が、平坦になったように感じます。

周囲を見ればそそり立つ岩肌。深い渓谷・・・・・・
明らかにこれまでよりも厳しい風景が広がっているのですが、
「スーパー林道規格」の道路ですから、よく整備されていて走りやすい。

距離は30kmを超えましたが、まだまだ余力のある感じ。

P9130068.JPG

沢山の滝を見ることができます。どの滝も大きい。
眼下に見える「姥が滝」
「日本の滝100撰(百名瀑)」に数えられる滝のようです。

P9130072.JPG

そして「ふくべの大滝」です。
この滝は、谷の向こう側ではなく、コチラ側にある滝です。
わざわざ道路わきの展望場所まで寄り道。
100km走るんですから、そのくらいたいした寄り道じゃありません。

いやー、すごい落差だなぁ。
季節的に水量は多くないんでしょうけど。

・・・しかし、冷静にコースマップを思い出すと、
この滝より高いとこまで登るんですよね・・・・・・

P9130070.JPG

「ふくべの大滝」のエイドでのおもてなしは、冷たいそうめん。
これが、キンキンに冷たくってとてもさっぱりしておいしかったです。
思わず、おかわりさせていただきました。

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さて、食ったら再スタートです。

奥に見えているテントが「ふくべの大滝」のエイドです。
この写真からは見えませんが、カーブの左側に「ふくべの大滝」があります。

P9130077.JPG

ここまで淡々と登って来て、
「ホワイトロード」に入ってから走りやすくなったなんて言いましたが・・・・・・
「ふくべの大滝」を超えてから、道路の傾斜がきつくなった気がします。

そして目の前に見えるは、佐渡の跳坂を思わせる山肌に刻まれた道路・・・!!
ど、どひ~~

P9130081.JPG

どうにかこうにかここまでゆっくりながらも走ってきたのですが、
ついにGPS時計が示す1km毎のラップペースも、歩いているのと変わらなくなり、
歩いてしまいました。
せめて往路の登りくらいは全部走りたかったんですけど。
厳しい。

眼下にはこれまで走ってきた道路が見え、
この高さなら仕方がないとも思えましたが。

P9130082.JPG

いつまで続くんだろう、この登りは・・・・・・
距離からすれば、そんなに長くはないハズですが、
登れども登れども、先が見えてきません。
足も上がりません。
でも、「ふくべの大滝」は過ぎたってことは、
全体のコースマップでも、だいぶ白川郷よりまではきているんだ・・・・・・
その1に載せた最初のマップ参照
そう思って、なんとか登る。

P9130086.JPG

トンネルが見えました。
後ろから追いぬいて行ったランナーが、
「トンネルの先は岐阜県、トンネルの先は岐阜県」と、
言いながら追い抜いていきました。
そうですね、白川郷があるのは岐阜県なんですよね。
スタートは石川県。2県にまたがって開催されるウルトラマラソンって珍しいそうです。

そっか、トンネルをぬけたら岐阜県ってことは、ここがてっぺんってことだ!
なんだか俺までテンションが上がってきて、
これまで歩くしかなかった足が上がり、久々に走りました。

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国境のトンネル。
いよいよ岐阜県に突入です。

わーい、うれしくってトンネルを駆け抜けました。

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トンネルを抜けた先が、三方岩駐車場エイドです。
38.2km地点。そう思うと、あんなにきっつかったのに進んでねぇな・・・って思いますケド。

ここはスタート前に預けた「トランジット袋」の受け取り場所になっています。
今回は、トランジットには食料メインで入れてありました。
とりあえずアミノ酸ゼリーを1つ飲み込んで、
朝に食べ残したヤマザキの串団子を1本食べる。
「おもてなし」が充実しているおかげで、手持ちの食料は全く手を付けてなく、
補充もなし。

今回、エイドで長居しないことも目標でしたが、ここは別。
しっかり飲み込んで、ストレッチをして、ここからの下りに備えます。
歩くしかなかった足ですが、下りに向けてテンションが上がってきました。

さぁ、今度は白川郷まで一気に下ります。


つづきはコチラから
 ⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2015-09-21

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白山白川郷100km -2- [フォトラン]

「その1」から読む場合はこちらから・・・
 ⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2015-09-17

P9130015.JPG

突然、雨のスタートになってしまいました。スタートしてから雨具を着ようと思っていましたが、
混雑している流れに乗っているので、端に寄って止まるのも面倒で、
降り出しよりは、それほど強くない雨になったので、しばらくはこのまま進むことにしました。

「白山白川郷ホワイトロード」を走って、世界遺産「白川郷」を目指すコースですが、
まずはスタート後、反対方向に走って行くことになります。
・・・・・・距離調整のためと思われますが。
「ホワイトロード」自体は全長33.3kmしかないので、往復しても66.6kmにしかなりませんからね。

写真は立ち止まらずに撮るため、真っ暗な中だと完全にぶれてますが、
ご容赦ください。

P9130017.jpg

まだまだ真っ暗な午前4時ですが、沿道にはたくさんの近隣住民の方が出てくださっていました。
雨の中、懐中電灯で道を照らしてくれていたりと、とてもありがたいです。
路上にキャンドルが並んでいるところもあったりで、灯り好きな俺はとても心癒されました。

だいたい5kmくらい走って、折り返します。
右の方に見える明かりは、住宅の照明ではなく、
折り返しに向かっているランナーのライトの光です。
この光がまたきれいでしたね。

P9130019.JPG

スタートゲートに戻ってきました。
またスタートゲートをくぐるというのは、なんだかちょっとヘンな気分です。
今まで走った分は何だったんだろう?なんて思えてきます。

雨は幸い小雨程度で済み、このまま走っても問題なさそうと思えたのですが、
朝、起床した時にトイレに行ったものの、スタート会場周辺でトイレが混雑していて、
用が足せなかったので、ずっとトイレに行きたくて、走りながら探していました。
起きてから水分も摂っていたし、スタート前に味噌汁もいただきましたしね。
仮設はどこも並んでいたのでパス。
スタートゲートのところに仮設が沢山あったよな・・・と、戻ってきた時に見たのですが、
沢山あるものの、並んでいる人の数もそれなりに。
うーん、もうしばらくランナーがばらけるまで我慢するか。

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選手用駐車場になっている「道の駅 瀬女(せな)」に戻ってきました。

あ、そうだ、ここにトイレあるじゃん。
行ってみると、全然並んでいない。
仮設に並んで用を足すより、全然、ラクラクでした。
俺はウルトラの時は、だいたいこうして大きな公衆便所を探しますね。
あまり仮設って使わないかも。

P9130027.JPG

やっと空が明るくなってきました。
カメラの設定も走りながら少しずつ合わせていって、
ようやくぶれない明るさと設定に落ち着いてきました。

まだ「ホワイトロード」までは、しばらくあるハズですが、
周りの風景はすでに山深い感じです。

「ホワイトロード」まではわりと平坦な高低差と思っていましたが、
高低差表だとホワイトロードの高低差が大きすぎて、
このあたりの高低差が目立たないだけのようで、
ゆるいながらもアップダウンが続きます。

P9130034.JPG

一里野温泉のエイドに来ました。
今はただのエイドですが、白川郷で折り返してきたら、ここが最終の第3関門になります。
ここまで必ず帰ってこよう。

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「ホワイトロード」はまだまだ先ですが、結構な登りが続きます。
オイオイ、入る前でこれだったら「ホワイトロード」の中はどうなってんだよ・・・・・・
「ホワイトロード」には車でも行ったことがないため、想像もつきません。

P9130037.JPG

本来、自動車専用道路である「白山白川郷ホワイトロード」は、
この日は大会のために閉鎖されています。

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だんだん風景も険しさを増してきました。
雲がかかっているというか、横を見ると真横に雲がかかってたりしています。
雨は小康状態で、気になるものでもなくなってきました。

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この大会は、各エイドでの「お・も・て・な・し」がウリ。
地元の名産品をいただくことができます。
ここは酒まんじゅうでしたね。

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さぁ、いよいよ「白山白川郷ホワイトロード」の料金所が見えました。
自分のGPSでの計測で、ここまでで約25km。
ここからが本番です。


つづきはコチラから
 ⇒ http://hasekururu5th.blog.so-net.ne.jp/2015-09-20

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白山白川郷100km -1- [フォトラン]

「第3回 白山白川郷ウルトラマラソン」に参加してきました。
自動車専用道路である「白山白川郷ホワイトロード(旧 白山スーパー林道)」を往復。
標高差1230m、累積標高2530m・・・・・・
この大会を初めて知った時、「こんな大会出られるか~!」と思ったんですが、
気がつけば、そのスタート地点に立つことになってしまいました。

全画面キャプチャ 20150901 235845.jpg

大会HPより転載)

事前に、弥彦スカイラインを走ってみたり、浦佐温泉耐久山岳(の歩こうの部)に参加したりと、
トレーニングを重ねてきましたが、100kmウルトラマラソンの制限時間としては長い、
15時間の制限時間と言われても、完走できる自信などありませんでした。
はたして、どこまでやれるのか?

P9130001.JPG

午前1時30分起床。
大会駐車場が道の駅ということだったので、車中泊するのにちょうどいいじゃんと思ったのですが、
「車中泊はしないでください」と言われ、そこから少し離れた別の道の駅で寝ました。
そこから駐車場が開く午前2時に合わせて移動してきたのですが、
会場数分前に到着したのに、すでに駐車場にはたくさんの車が入っていました。


このところ100kmのスタート前にどたばたと準備して、慌ててスタートすることが多かったので、
今回は、時間のかかるテーピング巻きなどは、寝る前に済ませてしまったので、
時間に余裕がもてました。

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スタート1時間前の午前3時。
スタート会場となる白嶺小中学校まで1km程を徒歩移動です。
シャトルバスも出ていますが、準備運動がてら歩いていきます。

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白嶺小中学校のグラウンドです。
この時間は何もありませんが、100km走ってココがゴールになります。
帰ってくる頃にはゴールゲートができているんでしょう。

荷物と、トランジット袋を預けて、これで準備完了。

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温かい味噌汁が振る舞われていました。

思ったよりは冷え込まなかったと思いますが、温かい飲み物は嬉しいです。

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白嶺小中学校から、ちょっと道の駅方向に戻ったところに、
スタートゲートがあります。

天気予報では雨が降りそうでしたが、幸い起床してから雨の気配はありません。
途中で降るかもしれないので、今回は、雨用の上着なども持って走ることにしましたが。

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この大会、スタート前に「白山比咩(しらやまひめ)神社」の神主さんによる、
完走祈願があります。
ありがたやありがたや・・・・・・

P9130011.JPG

さあ、いよいよスタート3分前。
ワクワクと、緊張感が高まってきます。

ところが・・・
P9130012.JPG

スタート20秒前、突然、空から大粒の雨が降りだしました。
大慌てで雨具を着るランナーの姿も。
俺は、とりあえずスタートの様子を撮りたかったので、
スタートしてから着ればいいやと様子見。

そして午前4時。まだまったく朝の気配のない暗闇の中、
100kmの部、スタートです。


つづきはこちらから

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