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寒風山 [旅行記]

具体的な目的地も決めず・・・と言っても、まったくなかったわけではなく、
これまで北に向かうには寄る必要もなかったでっぱり、
「男鹿半島」へ行ってみようと思っていました。

秋田市を過ぎ、夕日が沈むころには眺めのいい場所にいたいと思いながら、
車を走らせます。
ちょっと遅い到着になってしまったので、施設見学系は諦めましたが。

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最初にやってきたのは「寒風山」です。
火山の跡だったらしく、草に覆われた緑の禿山です。

どんなところかも知らず、地図に展望が良いとの記述があったので、来たのですが、
視界が開けた辺りから、「こりゃーいいねー」を連発していました。
一目で気に入ってしまった。

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草原に刻まれた道路。
いい感じです。

右側の広くくぼんでいるところが第1火口。左側のえぐれたようなところが第2火口だそうで、
過去には規模の大きな火山だったことがうかがい知れます。
写真奥が、男鹿半島先端方向になります。

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こちらは八郎潟方向。白んでいて見えにくいのですが八郎潟や、その残存湖。
右手の方に見えるのは潟上市になるのかな。

寒風山の山頂には回転展望台なる床が回転し、
座っているだけで1周見渡せるという展望台があるのですが、
(新潟市にも以前、そんなところがありましたね)
え?有料??と入口で足を止め、営業時間がギリギリだったのでやめときました。

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山頂をあとにして、第1火口のフチに来てみました。
「板場の台」というところになると思います。
左の山の上に建っているのが山頂の回転展望台です。

平なように見える第1火口ですが、溶岩壁や、溶岩が流れた痕跡を見ることができます。
緑に覆われた写真だとわかりにくいですけど。

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寒風山の道路は気持ちいいですね~
このままここで日没を迎えてもいい気がしましたが、
調べてみたら、まだ2時間もあることがわかり、さらに男鹿半島の先端を目指します。

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秋田県でも、田んぼにはもう緑の稲が風に揺られています。

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「八望台」の展望台から、二ノ目潟と戸賀湾。
ここもまた眺めのいいところですね。

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ちょうど陰になってしまっているのと、緑が濃い季節だからか、
下の方に一ノ目潟が見えるとの案内でしたが、見えず。

これらの水のたまった潟や、湾もまた火山の名残だったようで、
男鹿半島全体が、活発に火山活動をしていたんでしょうね。

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「八望台」の売店・・・跡?
写真に写っていない、建物の左手側は幟も立って営業している風でしたが。

風が強く吹く中、オレンジ色のデッカイ飛行物体が横切って行く・・・・・・
・・・い、今のって、スズメバチ??
そろそろというか、もうというかイヤなシーズンが始まりましたかねぇ・・・・・・

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まだまだ陽は沈みそうにないので、戸賀湾まで降りてきました。
水族館の駐車場からですが、水族館はすでに営業時間終了。

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よっし海沿いに男鹿半島の先端を目指そうかな、と思ったら海沿いには行けないようで、
結局、一度、八望台の方までちょっと戻る羽目に。
最初から地図で確認しない俺が悪いのですが、
まぁ、まだ日没まで時間あるし~


ということで、次回は男鹿半島の先端で夕陽を眺めます。


【α7 II】+【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】


タグ:秋田県 α7 II

鳥海ブルーライン [旅行記]

ちょっと北の方をぶらっとしてきました。
具体的な目的地も決めず、でも、一応、カメラは準備していこうか・・・という感じで。

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秋田県に入り、にかほ市にある「道の駅 象潟」の展望台からです。
何度も前の国道を通ったり、JRで通ったり、駐車場で車中泊をしていますが、
実は、展望台に上がってきたのは初めてです。
よくよく見たら、無料って書いてあったんで・・・・・・

展望室の窓越しの風景で、手前にごちゃごちゃ入ってますが、
鳥海山も見え、ちょうどJRの特急も通り、なんか気に入ってしまった1枚です。
手前無し版も撮りましたが、こっちの方がいいなーと。

鳥海山は昔からその姿が好きな山です。
いつか登ってみたいとは思っているのですが、なかなか行けず。
まだ上の方には雪がありそうですしね。

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いつ行けるかなーと通り過ぎたのですが、
帰り道、崩れる天気予報だったハズが晴れている。

ならば、行けるところまで行ってみようかなと、
秋田方面から「鳥海ブルーライン」という県道へ入りました。
道路地図で見てもクネクネと軽自動車には厳しそうな表記です。
幸い、ほとんど通行車両もなかったので、低速でゆっくり坂を登っていきました。

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振り返れば、眼下に広がる秋田県。
あっという間に高度があがったようで、素晴らしい見晴らしでした。
さすがに遠くの方は白んでいますが、これだけ見えれば十分な気もします。

こりゃー、上ってきた甲斐があるなぁ~

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標高1150m「鉾立展望台」からです。
深く刻まれた谷には、まだ残雪が。
幸い「ブルーライン」には積雪なしでした。
右奥が山頂になります。

この展望台から七合目の「御浜」経由で山頂まで8kmとのこと。
山登り装備は持ってきていなかったので、
ちょっと登山道を覗くだけ・・・もやめておきました。
足元が不安過ぎる。

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天気も良くて登山者も多そうな気がしますが、駐車場はガラガラ。
ちょうど俺と同時くらいに着いた人がひとり、歩いていきましたが。
鳥海山にもたくさんの登山道があるようですが、どこが一番登りやすいかなー。
「鳥海湖」がきれいらしいので、そちらも経由したいのですが。
またいつか来よう。

鳥海山は2,236m。
見た感じ山肌の谷にしか雪は見えないけど、きっと稜線には雪があるんだろうなー。
2000mの雪山にアタックするにはスキルレベルが低すぎる~~~

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厳しい登りでしたが、県境を越えて山形県に入りました。

朝早くから移動していたので、ちょっと疲れもあったけど、
山の清々しい風景に癒されたなぁ。

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「鳥海ブルーライン」をぬけて、山形県遊佐町の吹浦港からの鳥海山。
「ブルーライン」からの眺めは、秋田県側の方がいいですね。
山形側は「太平山荘」を過ぎると、見晴らせるところなしでした。


鳥海山は、気象庁が「火山登山者向けの情報提供」をしている火山です。
今日現在(H28.5.29)噴火警戒レベル対象の火山にもなっていませんが、
「活火山であることに留意」となっています。

気象庁 火山活動の状況「鳥海山」 → http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/209.html

一応、リンクを貼っておきますので、参考まで。


「ブルーライン」を走破し、ちょっと鳥海山にお近づきになれた気がしました。
この山頂に立てるのは、いつの日でしょうか。


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丘陵公園リレーマラソン [フォトラン]

今年も、この季節がやってきました。
長岡市の国営越後丘陵公園で開催される「丘陵公園リレーマラソン」
「チームつるかめ」もう7回目の挑戦です。
今年も14人のランナーが集まったため、「紅」「白」の2チーム体制となりました。

毎年、何らかのトラブルが発生する我々ですが、
いきなりスタート前にメンバーが2人抜ける・・・・・・
(気にしないでまずはゆっくり休んでくれ!来年頑張ってくれよ)
急遽、メンバーの組み直し、周回数の変更を迫られる。
う~ん、これは久しぶりにヒヤヒヤなレース展開になりそうな予感。

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それでも、みんなで力を合わせてゴールを目指すしかない!
「チームつるかめ」ファイト!!

リレーマラソンは4~10人のチームでタスキをつないで、
丘陵公園内に特設された1周2kmのコースを周回し、
42.195kmを4時間以内に走ります。
「チームつるかめ」は一人あたりの分担は、走力に合わせて1~5回となってます。
走力のある人もいれば、今回が大会初挑戦、2km走れるかも心配・・・
という人もいるのが「チームつるかめ」。
目指すのはみんなで力を合わせて制限時間以内完走!です。

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今年も快晴の長岡市。気温28℃だとか・・・・・・
毎年この日は晴れて30℃近くなるよね。5月なのに。

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タスキをつなぐ。

各チームとも、順調だけど、やはり周回数が多くなった分、
すぐに自分の番が回ってくるために、疲労感は隠せないようだ。

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この大会は自分たちで計測です。
公式にも計測はされていますが、基本的に自分たちでの管理になります。

あっつい中での計測も大変です。

そういえば、スマホでリアルタイムに順位が見られるようで、
他チームの方がチェックしているのを見かけましたが、
まー、我々は上位を狙うチームではありませんんしねぇ。
タイム狙いメンバーの他に10人くらい集まるようになれば、
1チームはそんなチームを編成し、お食事券を狙ってもいいと思いますが。

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今年も320チームほどが参加したようです。

俺は今年も第1走者を務めましたが、昨年のように他のランナーにもまれることなく、
最後尾から悠々とスタートしたのですが、そんなに渋滞ってほどは混みませんでしたね。
ここで自分の走りをまとめますが、
第1走者だった1周目は距離もちょっと長いこともあって10分14まぁそんなもんか。
2回目9分46、暑いので抑え気味とは思っているけど、なんだかペースがあがらない。
3回目、とばそうと思うものの身体がついて来ない感じ。1kmを過ぎ登りでタラタラ走っていたら、
2週間前に520km走った人に抜かれた・・・・・・マジかー。回復力もウルトラ級ですね。
せめて食いつこうと踏ん張るものの、どんどん離される。マジかー。
銀のねこさんに引っ張ってもらった感じで8分41。
今度こそ!の4回目、やはり気持ちはあるが身体がついて来ない。
去年まではヒーヒー言って走ってたのに、呼吸も落ち着いている。8分56。
ラストの5回目(アンカーではない)最後くらいいいタイムを残したい・・・と思うも、
8分54で終了。
う~~ん、今年は頑張りきれなかったなぁ・・・と反省しきりでした。
このところ足をかばってスピード練習をしてなかったので、しょうがないですけどね。
でもさ2kmをそのタイムで走ってんだから、キロ4分30くらいってことでしょ?
・・・・・・俺、普段、そんなに速く走りませんて・・・・・・


・・・・・・ってことはまだ上を目指せるってことかな。

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タスキは無事につながっていき、半分を過ぎる頃には、
この調子で行けば、どちらのチームも余裕をもって完走できそうと予測もたち、総監督は安堵しました。

安堵はしましたけど、自分の番が3人おきくらいにまわってくるので、
のんびりできないうえ、ほとんど写真も撮れずでしたが。

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「白」が先にゴールし、少し遅れて「紅」のアンカーも戻ってきました。
リレーマラソンは、ゴールゲートはみんなでくぐれます。

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さぁ、完走だ。

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「チームつるかめ」今年もみんなで力を合わせて頑張りました。

「チームつるかめ 紅」 3時間32分52秒542
「チームつるかめ 白」 3時間27分09秒618

予定以上の周回数をまわることになりましたが、みんな頑張りました。

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今年も10秒セルフタイマー5連写でジャンプ!
撤収が進む丘陵公園でキャーキャー言って遊んでいたのが我々です。
4回やっても全員揃わないところは相変わらずです・・・・・・

楽しそうなチームだな、と思ったら気軽に遊びに来てください。
今後も、
「1周しかできないから・・・」「遅いからみんなに迷惑が・・・」
そんな心配、チームつるかめには一切不要!
挑戦したい、みんなと楽しく走ってみたい、そんな気持ちがあれば大歓迎。
みんなで力を合わせて完走しましょう。

というチームの方針は変わりませんので。

この日の様子は「チームつるかめ」会長 藤田うににん市男さんのブログでも読むことができます。
 → 新潟日報モアブログ藤田市男のライトエッセイ「本日、脱水症状につき」


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櫛形山 [山歩]

国上山から帰って夜、
翌日はリレーマラソン前日だから、もうランニングはやめといてのんびりするか・・・
と、思っていたところ、お山に誘われました。
とは言え、お互いリレーマラソンでは4周走る身。
少ない負担で行って来れるということで、俺が行ったことのない櫛形山をチョイス。
初めていくお山に同行者がいるのはとても助かります。
普段はしょうがないから1人で突撃してるけど。

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桜公園の駐車場に車を置いて、そこから登山口まで林道を歩いて移動。
登山口にも駐車場はあるとのことでしたが、お互い歩くのが苦ではないので。

大峰山への登山口から登ることにしました。
「ハイキングコース」と書かれている通り、整備されていて歩きやすかったです。

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さくっと大峰山山頂(399.5m)・・・展望悪し。
ここの手前にある展望台は、越後平野を見下ろすことができて、素晴らしい展望でしたが。

「箱岩峠分岐」から櫛形山への縦走路を行きます。
相変わらず登山道は、極端なアップダウンもなく歩きやすい。

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北緯38度線が通っているらしい。
イメージ的には上に通っている感じですけど。

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2日続けて緑に癒されます。
午前中に来たので、前日のように虫に悩まされることも少なく。

チームのメンバーはきっと、リレーの前日なのに山行ってガシガシ走ってると思っていたのでしょうが、
この日の我々は完全ウォークでした。
くまくまさんと山に行って、こんなにのんびり歩いたのは初めてです、ってくらい歩く。

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登山口の看板に「櫛形山分岐」と書かれていた場所まで来ました。
当初はここで引き返すプランもあったのですが、ここまで来たので山頂を目指すことに。
で、戻ってきてここから下ろう。と。

登山口の看板で見ると、分岐から山頂まではすぐみたいな書き方だったのですが、
なかなか山頂に着かない・・・・・・
あれ?見落とした?山頂を??
まぁ、時間も体力もあるので、とりあえず前進。
進んでいくと、さらに分岐。
ここで山頂はまだ先とわかる。

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落ち葉でふかふかの登山道。
緑の森。
気持ちいいお山です。
全然、疲れないし。オイ

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櫛形山山頂(568m)に登頂。
この時期、どうしても遠景は白んで見えにくいのですが、
飯豊の山並みを見ることができました。

山頂で、あんぱんタイム。
天気もよく好天だったので、他にも大勢の登山者がいました。

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山頂手前の分岐から、縦走せずに下山することにしました。
これが、なかなかの急な下り坂。
ここから登ってくるのはちょっとイヤかも・・・ってくらいの斜度。
ここまで走らなかった我々も、下山はちょっとスピードアップ。

あとで知りましたが、この道は6月に開催される櫛形山脈のトレラン大会のコースになっているようです。
選手の皆さん安心してください、当日もここは下りです。
きっと、気持ちよく駆け下れると思いますが、細かい木の根が多いので転倒に注意してください。
あ、俺はエントリーしてませんので。

ルートとしては短いようで、あっという間に「大沢尾根コース」登山口にでました。
地図で確認。車を停めた駐車場まで、だいぶ距離がありそうだ。
ここからもただ歩く。
速足でもなく、フツーに歩く。
このくらいの山なら、「つるかめ」のメンバーでもゆるゆる楽しめそうだねーなんて話ながら。

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国道7号に出ましたが、まだまだ歩く。
うーん、思ったよりやっぱり遠い。
ランチに行こうと思っていたお店の閉店時間が迫る。
ちょっと走ろうか、と走ったのですが、
結局、間に合いませんでしたね。

櫛形山.jpg

この日のルートログ。
距離上はロードの方が多かった感じですね。

「日本一小さい山脈」櫛形山脈の2山を登ってきました。
ゆるいところで、とは言ったものの、拍子抜けするくらいゆるゆるでした。
おかげでいい感じに準備運動になった気もします。
2日続けて緑のなかウォーキングできて、いいリフレッシュにもなりましたし。

くまくまさんありがとうございました。
次は二王子ですかねー。


【NEX-5T】+【E16mm F2.8】
久しぶりにやりましたが、やっぱりこの組み合わせ好きですね。
解像感が欲しい時は素直にα7 IIで行きます。


タグ:NEX-5T

国上山 [山歩]

弥彦山塊の一番南に位置する国上山(くがみやま)へ山歩に行ってきました。
多宝山は新潟市で、弥彦山は弥彦村で、国上山は燕市なんですね・・・
一番南ということで、我が家からは遠いので、じつは面倒でこれまで登ったことがありませんでした。
標高も低いですし、ここまで来なくても途中の角田や弥彦が楽しめますから、
なかなかここまでは来なかったのです。

「道の駅 国上」に車を置いて、裏にある酒呑童子神社のさらに裏にある登山口から、
レッツスタート。
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ゆるく登って行く感じ。
ちょっと進んで分岐点。そこに地図があったのでルート確認。
家を出る前に、道の駅に登山口があるのと、ぐるっと回るルートがあることを確認したくらいだったので。
改めて地図を見てみると、ちょっとイメージしたのと違った・・・・・・

ぐるっと回っていく「ちご道」を行こうと決めて、ざざっとイメージだけ頭に叩き込む。
(カメラでも地図を撮影しましたけど)

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なだらか~な感じで、登山というよりはホント散歩って感じ。

登山道はきれいなので、人の往来はそれなりにありそうだけど、
人が来る気配なし。

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林道に出ました。本来、歩行禁止になっているのですが、
ここは横断しないと進めないので、そそくさと渡る。
通行時間限定で一方通行の林道の様で、ほとんど通行する車はなさそうですが。

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「ちご道」を進んでいくと、どんどんどんどん下って行く。
地図を見た段階で、まぁそうだろうなと気づいたのですが。
このまままっすぐ行くと、別の登山口に出るのです。
そりゃ下るよね。

お地蔵様。
いつものように「こんにちは~、写真とらせてくださーい」と声をかけて撮らせてもらう。

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「麓登山道」の手前でルートは山側に折れ、ここからは一気に登りに変わる。
ここまで階段なんてなかったけど、階段が続く。
階段の整備はあまりされていないようで、ちょっと崩れ気味。
まぁ、そんなに大変な感じではありませんが。

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「蛇崩(じゃくずれ)」
弥彦山の登山地図で見てから、来てみたかったのですが、
グリーンシーズンということで、あまり崖っぽさなし。
眺望がいいのかな?と思ってましたが、そんなでもなし。
正面に見えているのは黒滝城址のある山(峰?)と思います。

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国上山は全体的になだらかな姿をしているのですが、
蛇崩だけが荒々しく崖になっているのだそうです。
昔の人は、こんな岩の模様を見て、蛇だと思ったのかなぁ?と想像してみたり。
地面が隆起して一方が崩れたって感じなんでしょうかね。

蛇崩からちょっと登ると「剣ヶ峰」への分岐。
ここが弥彦方面からの縦走路との合流点なんですね。
藪が深くなると通りにくくなるとの話で、そろそろと思っているうちに、
だいぶ緑が濃くなってきてしまった感があります。

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そして、国上山山頂に到着です。標高313m。
ここまで1時間。あえて迂回ルートで来たので低山ですが、なかなか楽しめました。

ここで恒例のあんぱんタイム。
お湯を沸かす道具も持ってきていたのですが、ずっと周辺をぶんぶんと虫が飛んでいるので、
とても沸くまで待っていられないと、コーヒーは無し。
っていうか、暑くていらねーよな、やっぱり・・・・・・

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山頂からの展望・・・・・・は、無し。
白んでいるせいもあるかと思いますが、見えるのは野積のあたりなのかな?
来て楽しい山頂とは、ちょっと言えないなぁ。

下山は来た道は戻らずに国上寺方面へ下ることに。

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ちょっと下ったところにある「展望台」からの眺め。
眼下に見えるのは分水の町並みと「大河津分水」
山頂よりココの方が展望はいいけど(展望台ってくらいだし)、
山頂より鬱蒼としています。ぶんぶんが鬱陶しいです。

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登山道の向こうに海。
この景観はいいですねー。

国上山の登山ルートでメジャーなのは国上寺からのルートだと思いますが、
なかなか急な斜面が続きます。俺は下りだからいいけど、ここを登るのは辛そうだ。

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国上寺にあっという間に下りてきました。山頂から15分ほど。
国上寺登山口には「山頂まで25分」と看板があるので、
そんなもんなのかな。

国上寺からは良寛さんの住まい「五合庵」を通り、なんでこんなところに?な吊り橋を渡り、
再び登山道に戻りました。

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下山もなんだかんだで50分ほど。
低山ですが、なかなか楽しめました。
ただ今の時期、体中にまとわりつく蜘蛛とかの糸がストレスでしたが・・・・・・
こればっかりは虫よけ効かないもんなぁ。

長いロードを走ろうって気になれず、山に来たものの、
やっぱり気分がのらずに、ぶらぶらとたどり着いた国上山ですが、
緑に癒され、やっと気分が軽くなった気がします。

やっぱり山歩はいいですね~~


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タグ:NEX-5T

応援 [フォトラン]

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今年は諸事情により、基本的にウルトラ以外にはエントリーしていないのですが、
県内で大会が開催されると、仲間の応援に出かけています。

なんだかんだで、毎週のようにマラソン大会に出かけています・・・・・・

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時には「行くよー」と言わずに、田んぼの真ん中に立って待ってみたり。

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「白根」の時には首から「つるかめ看板」を掛けていたのですが、
走り抜けていくランナーがまじまじと、看板を読んでいく視線を感じます。
大抵の人は、「なんだろう・・・?」という表情で通過していきますが。
時には「それなに!?」と言ってくれる方も。

あー、ウチのチームのマークです( ̄▽ ̄)

近くで見ないとわかりませんが、会長がデザインしたものを、俺が忠実に切り絵にしております。
数年前のリレーマラソンの際に、とりあえず作ったのですが、
結局、正式版を作らないまま早数年・・・今年もきっとこれです。

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このところ、日曜日は天気がいいですね。
エントリーしなくて良かったなぁ、なんて思ってみたり・・・・・・
みなさん、暑い中、風の強い中、お疲れ様でした。

俺も走ってないのに激しく日焼けしております。


そして、これはゴールデンウィーク中のこと。
4月の30日に東京の荒川河口をスタートして、荒川源流から長野県に山越えし、
信濃川(千曲川)源流から、川をたどって新潟県に入り、新潟市の信濃川河口まで走るという、
最長で520kmにもおよぶマラソン大会が今年も開催されました。
・・・もちろん俺は出ていませんが・・・・・・
俺がランナーになるきっかけをくれた「銀のねこ」さんが、なんと出場するということで、
4月4日にコースを車で逆走して、応援に行くことにしました。
勝手に、ゴールするのは5日になってからだろうなーと、思っていたのですが、
4日の時点ですでに新潟県入り。は、速い・・・
小千谷あたりで会えるんじゃ?なんて言ってたのに、長岡市に入っているという情報。
・・・は、速い・・・・・・
見附のあたりで、ちょこっと併走応援ランさせていただきました。

その帰り、このまま行くと今夜中にゴールできそうなんて、
一緒に応援に行った「チームつるかめ」のくまくまさんと話をし、
こうなったらまた夜も応援に行くしかないよね!
と話がまとまり、夜中に集まって今度は歩いてコースを逆走。

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日付が変わるころ、銀のねこさんをみつけました。
そこから併走応援ラン。
ペースとしては歩いているのと数字上は変わりありませんが、
しっかりとした足取りで走っています。
とてもここまで500kmも走ってきたとは思えません。

俺は以前に「佐渡一周」に出て2晩走ったことがありますが、
「川の道」はこれで5夜目。2夜でも眠気と疲労で辛かったのに5夜ですもんね。
(注・どちらの大会も途中で睡眠はとれます)

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新潟市の関屋分水河口で、ついに太平洋から日本海まで日本横断達成。
ここには「川の道岬」という名前が付けられていました。

関屋分水に入ると、深夜にも関わらず、
俺たちの他にも続々と、銀のねこさんの応援に仲間が駆け付ける。
この点、ゴールが地元の特権ですね。

太平洋から日本海に出てゴールにはなりません。
なんと、3kmちょっと引き返して中央区の「ホンマ健康ランド」がゴールになっています。
大勢の仲間を引き連れての凱旋ラン。

午前3時12分、520kmを114時間12分で銀のねこさん完走。
数字がすごすぎて、もうなんだかよくわからない・・・・・・
とにかく、おめでとうございました。


そしてそして、その2時間後、俺とくまくまさんは「つるかめ」の岩室林道練習会に出発・・・・・・
なにやってんだか、と思いつつ、「川の道」のゴールに立ち会えたことは、とても嬉しかったです。
練習会のあとも「川の道」のコースに行き、まだまだ走り続けているランナーに声援を送りながら、
帰ってきました。

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後日撮影の「川の道岬」に日が沈む。
長い長い距離を戦ってきたランナーに敬意を表し、俺は今後ここを「川の道岬」と呼ぶことにしました。
今までは「関屋分水のタコ公園の反対側のでっぱり」でしたから、
ずいぶん立派な名前が付きました。


さーて、足の調子もだいぶ上向いてきたことだし、
俺もそろそろ次の大会に向けて、調整していかないとな~~


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【Cyber-shot DSC-RX100M2】


青と緑 [新潟の風景]

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スッキリと晴れた青空に誘われて、久しぶりに福島潟の「ビュー福島潟」に登ってきました。
水の張られた田んぼを撮りたいけど、見下ろせるところで・・・ということで。
こういう時、真っ平らな新潟平野は、なかなか場所探しに苦しむ。

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「ビュー福島潟」屋上からは、新潟市街地の向こうに佐渡の山並み。
こうして見ていると、間に海があるとは思えません。

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田んぼの向こうに弥彦・角田山塊。
田んぼを見下ろすといえば、どっちかに登ることが多いけど、
行って上まで登る時間が惜しかったので、今日は建造物の上から。

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規則的のようで不規則だから、また面白い。
棚田のような味はありませんが、一面に広がるさまは平らな新潟平野のなせる技か。

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福島潟の菜の花はすでに終わってしまったようです。
黄色く見えているのはサワオグルマです。

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朝方はまだ雲が広がっていたようですが、きれいに晴れ渡っています。
雨の後のためか、空気中の不純物も流れ落ちた感じ。

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田んぼを見に来たはずが、潟を見下ろしているうちに、
いてもたってもいられず、潟沿いに降りてきました。

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潟沿いも、青々しています。

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ちょうど山頂部分がかぶってしまいましたが、
五泉の白山と、その向こうの雪が残っているのは粟が岳かな。

福島潟の桜並木の青々していますが、なんだか緑ではない木が見えますね。

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相変わらずの盗撮・・・ではなく、
散策路を撮っていたら、向こうから歩いてきたんだい。
・・・じゃあボツにしとけばいいじゃないかってね・・・・・・

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冬鳥のシーズンのように数は多くありませんが、
そこらじゅうに賑やかというかやかましい鳥がいるようです。

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緑の向こうに三日月より太く、半月まではいかない月。

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近年、あまり撮る機会を作っていませんが、
そろそろそんな季節ですね。

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そんなに長い時間、散歩していたわけではありませんが、
緑に癒されました。
もう新緑っていうには、ちょっと遅いのかな。
見た目はまだまだ新芽ですが。

久しぶりに清々しい日だったなぁ。
ランニングに行こうかとても迷いました・・・・・・


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タグ:福島潟 α7 II

昇る太陽 [旅行記]

新潟市民からすると、太陽ってのは山から昇って海に沈むというイメージが強いです。
太陽が海から昇るって理屈はわかるんだけど、どうなんだろう?
実はまだ見たことがなくて、以前に、見に行こうって勇んで出かけたら濃霧だったことが・・・・・・

せっかく太平洋側に来たのだから、またチャレンジしてみよう、と、
石巻から北上し、登米市にある「道の駅津山」で車中泊、
日の出前に起き出して、海へと向かいました。
国道45号線を進み、南三陸町へ。志津川湾に出ました。
よっし、空は晴れている。
さて、太陽はどこから昇ってくるのか・・・・・・
カーナビに表示される道はなかったり、町とは思えない風景が広がっているので、
どっちに行っていいか見当がつかず。
ええい、ままよ!と車を走らせる。
日の出の時間が近づくと、なかなか海が開けている場所がない。
んーー、ここはどうだ!
半ばあきらめかけた気持ちで、ハンドルを切るとちょうど松林が開けた先の海から、
太陽が昇りはじめたところでした。

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車を停め、カメラを用意している間に、完全に海上に出てしまいましたが・・・・・・

それでも、海から昇る太陽を初めて見る俺としては、
とても感動的な出来事で、じーっと見入っていました。

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俺にとっては、夕陽が海に沈むのはあたりまえですが、
(新潟市では佐渡に沈むこともありますが)
初めて、海に沈む夕陽を見て感動する人も多いと聞きます。
俺の場合、逆になっていますが、なるほど、海からの朝陽も素敵ですね。

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場所は、南三陸町と石巻市のほぼ境目にある神割崎という場所です。
時間が惜しかったので、とりあえず海が見えている道路から撮りましたが、
後々よく見ると、キャンプ場や公園も整備されていたようです。

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朝陽の下を漁船が行く。

ただただぼーーーっと見ていました。

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今日もいい天気になりそうだ。


南三陸に来たので3枚だけ紹介・・・・・・

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また大きな災害がありました。
自然には到底かないません。

できるのは、その時に備えることくらいですね。
いつも、さてどこから準備しよう・・・・・・で終わってしまうことを反省してばかりです。
教訓は生かさないと。


【α7 II】+【70-300mm F4.5-5.6 G SSM】【Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS】
     【Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS】【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】

2016.3.15撮影
タグ:α7 II 宮城県

信濃川河岸段丘ウォーク [フォトラン]

毎年4月29日に開催される「第29回 信濃川河岸段丘ウォーク」に参加してきました。
ウルトラマラソンの5日後でしたが、今年ももちろん「津南50km」に当日エントリーで参加です。
もう行くってわかっているのに、割増料金になる当日エントリーしている俺・・・・・・
我ながら、何やってるんだろうと思わずにいられない。

今年はなんと雨予報。
振り返ってみると、初めて参加した時は雨の中歩いた記憶がありますが、
その後5年間、この日は晴れていました。
雨か・・・まぁ、雨のことだってあるか。

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深夜のシャトルバスに乗り、スタート地点の津南駅へ。
午前6時30分、雨の中「津南50km」スタートです。
ウルトラの5日後ということで、今年も完全ウォーク宣言。
・・・・・・いや、ウォーキング大会だから、本来、それが正しいのですけど。

今年は、上越からラン友のnariさんが来てくださいました。
なんと心強い。津南50kmに出るには、小千谷を真っ暗な時間に出るシャトルバスに乗らざるを得ず、
好きな大会なんですけど、なかなか人に薦めづらいんですよね。
nariさんは身体が温まるまでは歩くとのことで、しばらく話をしながら歩きます。

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どうなるやら・・・と思う程、時折強く降っていた雨も、次第に眩しい光が射すように。

今回はもちろん雨具装備です。
たまにはこんな時もいいか。せっかく持ってるんだし、使う機会もないと。

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越後田沢の駅辺り。
このあたりからnariさんが先行。
俺は太もものサポーターがずり落ちてきてしまったのを、トイレに寄って直したり。

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雨は降ったりやんだりですが、気になるような降りではなかったですね。

ウルトラ明け(?)なので、走る気はなかったんですが、
nariさんに合わせて、早歩き気味にスタートして、そのペースを維持していたので、
今年は最後尾になることはなかったですね。
もっとゆっくり歩いてもいいんだろうけど・・・と思いつつ、なんとなくそのリズムから外れたくなく。

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毎年ご挨拶しているお地蔵さん。
また今年も来ましたよ。
今年は桜も早かったし、雨降りですね~~
話しかけながら撮影。
しかし、いい顔してますね。

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この車、農作業車?かわいいなぁ。
荷台にテント張って旅してみたいですね。
作業用なら山も登れるんだろう、たぶん。

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津南から、十日町を抜け、「川西坂(俺が勝手にそう呼んでいるだけです)」で段丘崖を登り、
川西へ入ります。
川西に入ったら楽しみにしているトン汁エイド。
毎年、このために参加していると言っても過言ではない?

このあたりが中間点になりますが、スタートから5時間が経過。
まぁ、いい調子かな。
だいたい去年と同じペースです。

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このまま上がってくれるもんだと思っていたのが、再び強くなる雨脚。
そっかー、傘ね。
どうせ道路を行くウォーキング大会なんだから、傘って手もあったなぁ。
雨具も快適ですが、どうしても顔が濡れるので。

千手観音に着き、大会中に初めて(だと思う)境内に入ってみる。
久しぶりに境内に入ったので、見えるんだっけ?と覗き込んで見ましたが、
あんまりよく見えませんでしたね。
この先の道中の無事を願う。

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いつも一直線に水仙が並んでいるのですが、どうやら桜にも遅ければ、
今年は水仙にも遅いようで・・・・・・
なにげに楽しみにしているのに、これまたさびしいなぁと思いながら歩く。

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嬉しいことに、まだ咲いているものもあって、それだけでテンションが上がる。

走って参加していた頃は、このストレートで25kmの部の大量の参加者に、
「50kmだって!」とゼッケンを指されまくったもんですが、近年はほとんど人に会わない。

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日が射してきたなーと見上げると、ハート型の晴れ間。

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「30kmの壁」(俺がそう呼んでいるだけです)まで来ました。
相変わらず速足継続。もうこの調子で行ってしまおう。

この坂の先に「ゴールまで残り19km」の表示発見。
そんな中途半端な数字ださんで、坂のとこに「残り20km」で出しとけばよくない?
色々看板設置にも苦労があるんでしょうか。

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「30kmの壁」を登りきって、十日町方面を振り返る。
雨は降ったりやんだり。

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真人でふたたびトン汁をいただく。
ここは本来、「津南50km」のトン汁ポイントではないのですが、
毎年、「食べて休んで行って」と言っていただき、大盛りで用意してくれるので、
ありがたくいただきます。
ここのトン汁は山菜が入っているのが特徴です。
あまりに盛りが良くて、いつも受け取った瞬間、カップを割ってしまうので、
今年は慎重に受け取りました。

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現在、全面通行止めになっているところ、ここだけコース変更になるのかな?
と思っていたんですが、着いてみたら、堂々の直進矢印。
まぁ、祝日で工事は行われていないので、いいのかもしれませんけど。
現在、道路の拡幅工事中のようです。たしかに歩道がなくて狭い路側帯しかなかったよな~

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越後川口インターのそばを通過し、さぁ、残り10kmをきってからの最大の難所、
山本山に突入です。

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えげつない斜度の坂が続くのですが、ペースを変えずにえっさえっさと登る。
ここでランニングしたら、坂に強くなれるんだろうなと思うけど、
練習に来るにはちょっと遠いんですよね。
ちょっと走ってみる。おお!?走れる!?
うーん、やっぱり春のウルトラに向けて走りこんだ成果はちゃんとあるんだなぁ。
・・・・・・富士五湖はダメだったけど。
伊豆大島からの回復中に無理して、以来足が痛むので、さすがに走るのはすぐやめました。
これでまた悪くするわけにいかないし。

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山本山の坂、登りきりました。(山頂は別の所です)
菜の花畑もいい感じに育っていました。
やはり今年は全般的に「ちょっと早い」んでしょうかね。

山本山は登ったら今度はすぐに急な下りに変わります。
ここでは走ることはせずに、地道に下ります。

JRの水力発電所が15時まで特別公開されているのですが、
ちょうど着いたのが15時頃で、今年は行けませんでした。
nariさんによると新幹線ストラップがもらえたそうです。
やはり「津南50km」で見学しようと思うと、多少走ってこないと間に合いませんね。

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小千谷の町中に入りました。
しばらく段丘崖の縁を歩いていきます。
さすがに疲れの色が出てきますが、まだまだペース一定で。

ここもまた、桜の時期が遅くなると、とてもきれいなところです。

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ゴール地点の「小千谷サンプラザ」に到着。
ゴール受付で、ゼッケン番号を申告。
記録は9時間と5分でした。
去年も完全ウォークでしたが、今年は早歩きで来たため31分早い到着になりました。
(おかげで翌日激しい尻の筋肉痛になり、動くのがつらかった・・・)
これで6回目の完歩です。
雨の河岸段丘ウォークでしたが、6回目とのなると雨降りも見慣れた風景にいいアクセントでした。
時折雲間から射す眩しい光もきれいで、楽しめました。
やっぱり好きだなぁ妻有。
初参加だったnariさんにも気に入っていただけたようで、河岸段丘ウォークファンとして嬉しい限り。


来年は、第30回大会となるようで、なにか記念大会になるのでしょうか?
もちろん来年も「津南50km」に参加し7回目の完歩を目指します。

【OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough】


五頭山山開き [山歩]

5月3日は「ごず(5)さん(3)」ということで、五頭連峰の山開きなのだそうです。
ごろ合わせがちょっと強引すぎる気もしましたが、五頭山へ行ってきました。

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7時半から受付開始というので、時間に合わせて行きましたが、
すでにすごい人で、駐車場もだいぶ埋まっていました。

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記帳していくと記念品がもらえるというので、書いてきました。
べつに書かなくても登れるんですけどね。

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記念品は、阿賀野市のご当地キャラクター「ごずっちょ」が描かれた「ごずっちょ守」
お守りは五頭山の麓にある「旦飯野神社」の普通の(?)お守りと選択できます。
「ごずっちょ守」にもちゃんと「旦飯野神社」の名前が入っています。
(俺が並んでいた列ではどちらか選択式でしたが、違う列では2つ3つ持って行ってたぞ・・・)
それと、袋を開ければ食べられる非常用のカレーとご飯のセットに、
ゴミ袋と手ぬぐい(バンダナと選択式)をもらいました。
おおう、まさかこんなにもらえるとは。バックパックがパンパンです。

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今回は「三の峰コース」からです。
五頭山に登るのは二度目で、前は菱が岳から縦走してきて三の峰から降りてきたことがあります。

山開きはこの旧 スキー場周辺と(菱が岳の登山口より受付は上でした)、
出湯温泉、そして宝珠山の赤松山登山口で行われているようです。

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登山口に着いた時から想定できますが、渋滞です。
まぁ、急ぐ登山じゃないので前の登山者についてのんびり登ります。

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天気はいいのですが、ものすごい強風で木々の葉が皆おなじ方向に向いています。
幸い木に覆われているので、登山道はほとんど無風状態。

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とにかく緑ばかり撮っていました。
最近、やっぱり山登りの時は小型軽量は正義だな、と、
首から【NEX-5T】を下げていました。よっぽど撮りたいものがあるならともかく、
登山道の様子を撮るなら十分ですね。
ただ【E PZ 16-50mm】 だと、ふいに花とか撮りたくなった時に、
思うようでないですけど・・・

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イワカガミと思っていたけど、図鑑で見るとイワウチワのような気がしないでもない。
しっかり現場で図鑑持ってゆっくり見ないとわかんないですね。

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なんと、登山道にはまだ雪が。
登山道も雪解け水でドロドロになって、防水でないトレランシューズでは、
たまにちょっと滲みてくる感じがあってつらい。

三の峰の小屋を過ぎ、二の峰、一の峰といったん通過していきます。
5つの峰があるので五頭 山ですが、じつはどの頭も山頂でなかったりします。
石像があったり、鐘があったり、眺望が開けていたりと、さも山頂風なので、
多くの方が誤解しているようですが。

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一の峰から山頂方向。
5つの頭のあたりは、上ったり下ったりで、せっかく登ったのにと思わずにいられない。
しかも山頂が5つの頭のどれでもなくて、その先にあるというのがまた。
山頂の方が低く見えるのはやっぱり奥にあるからなのか?

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三叉路まできました。
前に来た時より看板が多くなった気がします。
ここから山頂へは「松平山」の方へ行きます。
五頭山頂方向、という案内はありません。「五頭山三角点」と書かれています。小さく。

三叉路から稜線を行くのですが、こちらもまだまだ残雪が。
トレランシューズですが、どうにか。
ここに来るまでに、三の峰コースは混んでいるから、菱が岳まで縦走して降りようかな~
なんて以前来た時の逆ルートが頭にかすめていたのですが、
残雪があるのでやめることにしました。
とりあえず山頂までは残雪歩き頑張ろうか・・・

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「五頭山三角点」です。山頂、という表記は一切ないのですが、
ここが五頭山で一番標高が高いところということになります。標高912.5m。
五頭連峰で見れば、五頭山の隣にある松平山(953.9)菱が岳(973.5)の方が高いんですよね。

標柱は雪に埋まっているわけではなく、登山道と標柱の間に雪が積もっています。

ここまで受付から1時間30分ほど。
三の峰まではずっと登り坂のコースですが、いい調子で登ってきたカモ。

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山頂は何も見晴らしがないので、とっとと引き返してきて一の峰です。
やっぱりここが五頭山では一番、見晴らしがいい気がします。
といってもまだ菱が岳と三の峰コースしか来たことがないので、
「いまのところ」ですが。
写真で見ると「五の峰」も眺望良さそうだなぁ。今度行ってみよ。

生憎と遠くの山は霞んで見えませんでした。
・・・近くの雪かぶった山も何山かわからんけど・・・・・・
向きが変わるとさっぱり。

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菱が岳方面と、眼下に見えるのは五泉のあたりですかね。
新潟市方面はぼんやりでなんとなく、でした。
季節柄しょうがないんですが。

もってきたあんぱんで補給。
このところ山ラーメンではなく、山あんぱんがブームです。
こしあんだろうとつぶあんだろうとくるみあんぱんだろうとあんどーなつだろうと、
とくにこだわりはありません。最後のはドーナツじゃねぇのか?

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どんどん団体様が登ってくる三の峰コース。
「ごずっちょ」も登ってくるという話だったので、どこかで出会えないか期待していたのですが、
残念ながら会えませんでした。
まさか「ごずっちょ」もあのまま登ってくるわけではないと思いますが。

山開きの行事でいえば、正午に五の峰で旦飯野神社神主によるお祓いもあったようです。
多宝山と違って登山口でやるわけではないんですね。

登山口ではトン汁のサービスもあったのですが、そんなに急いで来たわけではないのですが、
下山してきた頃には、まだまだ準備中でいただけませんでした。
残念。


久しぶりの五頭山で、初の単独行でした。周りに人は沢山いましたけど。
弥彦山よりも標高は高いですが、ゆっくり登ったこともあって大変なところもなかったかな。
三の峰ならまだ石瀬峠からの多宝山の方がつらいかも?

さてと、今度はどこの山に行こうかな?

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


タグ:NEX-5T

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